
- 750 名前: 暇つぶし@北大生 投稿日: 02/07/02 04:12 ID:s8pyo0Ue
- 「で、榊ってどこ行くの?」
ここ北大獣医学部では二年の後半から自分の所属する講座を選ぶことになっている。
「・・・病院かな。」
「へっ!?波岡教授のトコ?あんた結構変わってるね。」
波岡教授とは獣医学部でも有名な暴走教授で、人も腕もいいのだがどうも他人の迷惑を省みないクセがあってか生徒の人気は
あまり高くない。
「・・・やはり自分の手で治したいしな。それにあのタイプは高校の時にいたから慣れている。」
北海道の気候に順応できずに死んでしまったマヤーを思い出し、そして二度とそういうことが無いようにしたいと思っている。
「そう。榊って結構しっかりしてるね~・」
「そうか?そういうお前はどうするつもりなんだ?」
「私?私は秦教授の公衆衛生で平穏にすごそうかと思ってるけど。」
「そうか。」
「そう。」
「まぁお互いがんばろう。」
続きをどうぞ・・・。私はもう寝たいし榊は会話が続かなくて難しいので。
あと教授の名前は適当にでっち上げました。
- 758 名前: 757 投稿日: 02/07/02 15:24 ID:HzPyp9m5
- 「あれ、絶対、イリオモテヤマネコだって」
と、Aは云った。
「なわけねーだろ。おまえなー、それ犯罪だぜ。
ばれたら獣医になんかとてもなれねーよ。」
と、Bは答えた。
二人が話してるのは、
Aが、先日たまたま見かけた、今年の獣医学部の新入生、
榊の飼い猫についてである。
榊は、腰まであるストレートのロングヘアが良く似合う、
切れ長の目の美少女で、獣医学部でも主に男どもを中心に
噂になっていた。
「いや、あのトラ顔に寸詰まりの胴……まさかとは思うがなあ。」
「しつこいな、お前は。」
ちょうど、二人は榊が一人暮らしをしている下宿の前を通りかかった。
「ほら、前もちょうどこの辺を歩いていた時に……」
と、Aがさらに説明しようとした声に呼応するように、
くだんのトラ顔の猫が、道端の茂みの中から現われ、
さかさか、と二人の前を横切ろうとした。
「おおっ、ほらほら、こいつこいつ」
Aは、興奮して、若干荒っぽく首の後ろを持って、
トラ顔の猫を掴み上げた。
二人は獣医の卵だ。動物の扱いには慣れている。
「マヤー!!」
道の向こうから声がした。
長身を使ったきれいなストライドとピッチで、
長い髪を揺らしながら走ってきたのは、榊だった。
運動神経が良いのだろう、
身体の使い方が野生の動物のように、しなやかで美しい。
息が少し上がっている。
「あ……先輩」
「この猫…お前の?」
突然ですが、どうする?
A このネタで脅して、榊さんをえろえろに。
B 気付かなかった振りをしてあげる。
この後、マヤーネタを活用してお近づきに。
C >757逝って良し!
どうされますか?
- 899 名前: 757 投稿日: 02/07/11 17:52 ID:tIQmctEh
- 「あ……先輩」
「この猫…お前の?」
Aは、掴みあげたマヤーをもう少し安定するよう抱きなおしながら云った。
榊の心臓が体内で弾む。榊は平静を保ちながら答えた。
「そう……です。」
「この猫、なんて種類の猫だ……?」
そう質問するAの後ろから、Bもマヤーを覗き込んでいる。
そのBの表情も、少しずついぶかしげになってきた。
「雑種です。」
榊の語尾にうしろめたさがまとわり付きそうになる。
Aがなおも続ける。
「ノラだったんだ。」
「そうです。」
気付かれてしまう……。
榊の背中を氷塊がすべり落ちる。
ばれてしまえば、おそらく、自分とマヤーとは、
離れ離れになってしまうだろう。
マヤーは、こんな自分を命がけで頼りにしてくれたのだ。
榊にとって、そんな形でマヤーと離れることは、
マヤーに対する裏切りだった。
しかし、突如、Aはいった。
「ふーん、ユニークな雑種だな。でも、かわいいね。」
あとは、大学生のお決まりの会話。
バイトとかしてるの? こんど呑みに行こうよ。連絡先教えて。
やがて、二人と一人は手を振って分かれた。
「どうだったんだよ。結局。」
Bは云った。
「んー、雑種だったよ。すまん。」
Aは答えた。
Bはロクに授業も出ていない、いわゆる“金持ちのボンボン”だったから、
自分の判断よりもAの判断を信じた。まあ、それが常識的な判断かもしれない。
しかし、Aは確信していた。
あれは確実にイリオモテヤマネコだった。
とはいえ、榊の必死で真摯な瞳をみていると、
あの場で、それを暴く気にもなれなかった。
後日、また、二人きりのときに事情を聞いてみよう。
Aはそう決めた。
- 900 名前: 757 投稿日: 02/07/11 17:54 ID:tIQmctEh
- --数ヵ月後。
そんなこんながあって、気が付くと、Aと榊は付き合うようになっていた。
実際のところ、榊は遠目には近寄りがたい雰囲気を漂わせていたし、
自分から積極的に男に近づくほうでもなかったから、
共通の秘密を持ったAと親しくなるのは、自然な流れだったかも知れない。
周囲の男たちは、どうしてAが榊と親しくなったのか
きっかけを知りたがったが、Aは、ごまかして教えなかった。
そして、何度目かの榊のアパート。
「は、ふっ……」
榊は、声を出すのを我慢する。
滑らかな背中の中心を、長い髪と一緒にさわさわとなぜると
「ひっ」
と榊はかわいらしく引きつった声をあげて、
首を後ろにそらしてのけぞった。
大きくて形の整った、果実のような胸が、一瞬、
天井に引っ張られるように跳ね揺れた。
その形が元に戻る前に、ぎゅっ、とAは顔をうずめてやった。
「くぁ……」
切なげに、榊が吐息を吐き出して、無意識にAの背中に手を回した。
Aは、榊の背中に這わせた右手を、身体の線を確かめるように、
じらしながらゆっくりと丁寧に、お尻の方まで下げてゆき、
後ろから股間をとおして、彼女の秘密の部分を弄った。
- 901 名前: 757 投稿日: 02/07/11 17:55 ID:tIQmctEh
- 「んーー…っ」
本能的な緊張で、きゅーっと榊の太股が閉じて締め付けたので、
Aの右手が内腿と密着して抜けなくなった。
構わず、そのまま手探りし、榊の核をそっとつまんで、優しく前後にゆする。
人差し指と中指で、入口を開いたり閉じたりし、
中指を軽く挿入して、出し入れする。
そうした指先のお遊びのたび、Aの腕の中で榊が跳ね回る。
彼女が身をくねらせる毎に、形の整った豊かなふくらみが、
Aの顔で押しつぶされて形を変えた。
ついでに、榊が身体をくねらせた際、左の乳首がちょうど良い位置に来たので、
Aはその桜色の小さな突起に吸い付いて、甘噛みしてやった。
「ああっ、あああ」
榊の矯正が一段と大きくなった。もう、声を押し殺してはいられないらしい。
その間も、右手で榊の中心に刺激を与え続けることを忘れない。
「逝くっ」
他の奴らは想像も出来ないだろうな、とAは思った。
普段あれほど凛としている榊の、こんなふうに無防備な姿は。
まだ、指の挿入しかしていないのに、榊はイってしまった。
当然ながら、全裸で。
これ以上ないほど、無防備な姿で。
……数瞬後、榊が戻ってきた。と、
「うぁっ!」
榊が幽霊を見たような声をあげた。
「どうした!?」
「マヤーに……見られてた。」
何を今更。Aは思わず吹き出した。
榊もつられて笑い出した。
「かわいいなあ」
と、Aは云った。
「うん。」
榊はマヤーを見て頷いた。
「お前のことだよ。」
榊はAがびっくりするほど、赤くなってしまった。
(了)
おまけ
- 907 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 02/07/11 21:16 ID:0LIBwLag
- 朝になると榊は生暖かい感触に目を覚ました。
「・・・ん?」
きれい好きの榊のベット、その真っ白なシーツが真紅に染まっていた。
「・・・・!」
さらにそこにはほんの数時間前まで情事を繰り広げていたAが、いや
Aだった肉塊が横たわっていた。
あの男らしい毛深い腕はひじから下が、端正な中にも無骨さを兼ね備えた
顔は首の皮だけを残し、それぞれ無くなっていた。
榊は吐き気に耐えきれず顔をそむけた。その瞬間目に飛び込んできたのは
マヤーだった。何かを貪っている。榊は最初マヤーが何を食べていたのか理解
できなかった。本能が思考回路を停止させていた。
「ガツガツじゅるじゅるずずぅ」
マヤーは相変わらずその赤黒い「何か」を貪るのに夢中だった。
榊は枕元に置いてある護身用のショットガンを手に取ると、躊躇なく引き金
を絞った。マヤーと男。榊の中でその立場はいつのまにか入れ替わっていた。
マヤーを抱く事は男に抱かれる事。それは相対することのようでしかしそれは
同義語だったのだ。その事を悟ったとき、引き金を引いたき榊の中の少女は
一筋の涙と共に榊の中から流れていった。
Fin