
- 289 名前:従姉の榊-1:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/01/06 17:05 m3sx0TIU
- 俺には1つ上の従姉がいる。親父の弟に当たる叔父の一人娘で、名前を榊涼子という。
親父達は2人兄弟で、互いの子供が年が近いこともあったから、盆と正月の挨拶を兼ねた叔父の帰省だけでなく、
それ以外の日にも機会を作って家族ぐるみで遊びに行ったりしていた。
だから、涼子姉ちゃんにも年に少なくとも2回以上会って、一緒に遊んだりしていた。
俺があんな悪戯をするまでは…。
あれは俺が中学1年の夏のことだった。
この年はウチと叔父の2家族で、海辺の街へ旅行に出掛けた。天気にも恵まれ、絶好の海水浴日和だった。俺は
幼い弟たちと、涼子姉ちゃんと一緒に、ビーチバレーをしたり、海で泳いだりして遊んだ。涼子姉ちゃんは大胆
にもビキニ姿だったが、いとこ同士で幼い頃から一緒に遊んできたということもあって、この時はそんなことは
全く意識していなかった。もっとも、彼女の方は、親父に『色っぽくなったね』と言われて顔を真っ赤にしてい
たが…。
予約した宿は小さな旅館で、2家族が何とか入れるくらいの大部屋1つをとっていた。
ご馳走を食べ、風呂に入り、部屋に戻ると既に布団が敷かれていた。布団割りを親父達が決めていたが、幼い弟
たちはお袋と一緒じゃないと眠れないしであれこれやってるうちに、俺と涼子姉ちゃんが部屋の端に並んで寝る
ことになってしまった。彼女の希望で、彼女が窓際で寝ることになった。
冷静に考えると年頃の男女が布団を並べて寝ることになってしまうのだが、その時の俺はそんな意識はまったく
無かった。布団に潜ると昼間の疲れも手伝って、すぐに深い眠りに落ちていった。
- 290 名前:従姉の榊-2:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/01/06 17:07 m3sx0TIU
- 夜中に目が覚めた。枕元の腕時計を見るとまだ午前1時だった。枕が合わないからだろうか、目を閉じてもなかなか
寝付けない。
ふと隣りに目をやると、窓から差し込む夜明かりに照らされながら涼子姉ちゃんが寝息を立てている。
今までこれだけ間近に顔、しかも寝顔を見ることがあったかどうか。いとこ同士ということでまったく意識していなかったのだが、
よく見るとかなりの美人である。切れ長の目、少し長目の睫、筆ですっと描いたような形のいい眉毛、すっと通った鼻筋、ピンク色
した愛らしい唇、卵形で綺麗な肌の顔、総合的に見て今流行のアイドル・美人タレントよりも綺麗に見えた。俺は思わず息を呑み、
しばし彼女の美貌に見とれた。
今まで、涼子姉ちゃんを女の子として意識したことは無かった。女の子に興味が無いわけではなく、むしろ部活の悪い先輩や
悪友達を情報源にエロエロ知識は豊富なくらいだったし、クラスに思いを寄せている女の子だっている。あくまで、俺の中では彼女
は従姉であり、それ以上でもそれ以下でもなかった。今までは…。だが、彼女を女の子として意識した途端、クラスの子のことなんか
消し飛んでしまった。今。俺の目の前にはそれ以上の美少女が寝ている。そう考えただけで胸が高鳴り始めた。
自然と、俺の視線は顔だけでなく、首から下にも移動していった。
涼子姉ちゃんは、浴衣を着て、腹から下にだけ薄い掛け布団で覆って仰向け寝ている。少し寝返りを打ったりしたからか、
浴衣の胸元がはだけてしまっており、下に着ている白いTシャツが見えている。そのTシャツは仰向けでありながら大きな2つの丘
を作り、その丘は寝息に合わせて静かに上下していた。
だんだん俺の心臓の鼓動が速くなってきた。喉も乾いてくる。下半身が熱くなってきた。
「何を考えている?何をしようとしている?やめろ!」
俺の理性が、俺を叱咤する。
「チャンスじゃねえか。触っちまえよ。前から本物を触りたいと思ってただろう?」
俺のエロ心が俺を誘惑する。
おそらくは今までの人生で最大の、かつ最高に下らない葛藤であっただろう。
何分間か迷っていたが、やがて左手が彼女の方へ伸びていった。13歳の若い理性はあっさりエロ心に屈した。
- 291 名前:従姉の榊-3:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/01/06 17:09 m3sx0TIU
- あの大きな胸の膨らみに触ってみたい。それだけが頭を支配していた。いきなりギュッと揉んでしまいたい衝動に駆られたが、
始めは用心して手を軽く置く程度にした。左手を涼子姉ちゃんの胸の真上まで伸ばす。
緊張で手が震える。ますます喉が乾いてくる。
真上まで延ばしてから、そ~っと手を下ろしていく…。俺の左手は彼女の左胸に着地した。胸の丸みに合わせて指を下ろしていく。
胸の膨らみは俺の手のひらより少し余った。かなり大きい。Tシャツを通して彼女の体温と胸の柔らかさが伝わってくる。
俺の心臓はこの時点で耳鳴りがしそうなくらい早鐘を打っている。しばらく自分が落ち着くのを待った。
落ち着いてきたところで、少し指を曲げてみた。指は容易く胸の膨らみに食い込んだ。少し張った感じはあるがとても柔らかい。
例えるならお湯をパンパンに入れた水風船を触っているようだった。感触がとても気持ちいい。もっとその感触が味わいたく
なって、揉んでみることにした。まずは、ゆっくり指に力を入れたり抜いたり…、彼女の呼吸に合わせて揉んだ。
モミモミモミモミモミ…。
涼子姉ちゃんの表情に変化はない。まだいけそうだ。
今度は更に手のひらも移動させながら揉んでみる。彼女の胸の膨らみが、俺の意のままに形を変えていく。もう俺のアレは
怒張しきっている。おっぱいを揉むのがこんなに気持ちがいいなんて…。
調子に乗った俺は彼女の乳首を探してみることにした。揉むのを止め、人差し指でそっと胸の膨らみをなぞってみる。突起部分は
すぐに見つかった。軽く摘んでみた。
その途端、彼女は寝返りを打った。
驚いた俺は、やどかりのように布団の中に戻り、寝たふりをした。
- 292 名前:従姉の榊-4:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/01/06 17:10 m3sx0TIU
- 息を殺して様子を窺ったが、特に涼子姉ちゃんが起きた気配は無かった。見ると、ただ寝返りを打っただけだった。しかもこちらに
横向きになって寝ている。悪戯をして目を覚まされたら、間違いなく見つかる体勢だ。
もう止めようかと思った。が、急に、この体勢なら簡単に服の下を見れるのではないかと思いついた。
Tシャツをまくりあげるだけで、少なくとも下着姿が拝めるはずだ…!
意を決して、再び手を伸ばし、Tシャツを摘む。そしてゆっくりと引っ張り上げる。浴衣のはだけた部分からTシャツの裾が見えてきて、
暗くても尚白さが伺える彼女の肌が露わになった。Tシャツを更に引っ張るとブラが見えてきた。横向きなので、胸の谷間が深く、
艶めかしい。指で、ブラで覆われていない部分を触ってみた。スベスベして張りがあって柔らかい。そのままブラの上から右の乳房を
手のひらで覆ってみた。Tシャツ越しでなく、一部肌に直接触れている。それだけでものすごく興奮した。ここまで来ると生で彼女の
乳房を拝んでみたくなってきた。しかしどうやってブラを外したものか。いや、外したあとのフォローはどうする?ソフトに乳房を
揉みながらどうしたものか考えた。ふと見ると、ブラは薄手であまり密着するタイプでは無かった。おかげで、今横向きになっているために
胸の谷間の部分が緩みそうに見えた。試しに谷間の部分のブラに指を引っかけて、すっと上にズラしてみた。すると、ブラは簡単にズレ、
彼女の乳房がぷるんと露わになった。あんまり簡単にズレたので驚いた。白く綺麗な乳房だった。乳首は小さめでピンク色をしている。
初めて目にするお袋のモノ以外の生乳。気が狂いそうなほど感動した。恐る恐る乳房に手のひらを合わせてみる。温かくて柔らかくて、
スベスベした感触が手のひらに広がる。感…無量…!
- 293 名前:従姉の榊-5:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/01/06 17:11 m3sx0TIU
- だんだん気持ちが大胆になってきた。俺はもう片方の手を伸ばし、両生乳揉みに挑戦した。その挑戦はあっさり成功した。
めっちゃ気持ちがいい!そのまま軽く揉んでみた。今死んでもいいと思うくらい感動した。調子に乗ってだんだん揉む早さも強さも大きく
なってしまった。さすがに刺激が強かったのか、涼子姉ちゃんは少し身よよじった。ハッと我に返り慌てて手を引っ込めた。
我に返ったおかげで少し頭が冷えた。もう止めようと思った。が、最後に臭いを嗅いでみたい衝動に駆られた。彼女の胸に顔を寄せてみる。
すぐ目と鼻の先に大きな美乳が並んでいる。石鹸と女の子独特の甘い匂いが鼻腔をくすぐる。たまらず、そのまま彼女の乳房に顔を埋めて
しまった。漫画で読んだパフパフをしてみた。両頬に温かくて柔らかい乳房があたり、気持ちがいい。調子に乗って、そのまま乳首にキス
をした。彼女は少し身体をよじったが、俺は構わずキスをした。そして更にエスカレートして乳首に吸い付いた。まるで自分が赤ん坊に
なったかのような錯覚に陥った。得も言われぬ恍惚感に酔ってしまった。チュバチュバしゃぶり、更に更に調子に乗って乳首を甘噛みして
しまった。次の瞬間、彼女はガバッと起きた。俺は素早く横に転がり寝たふりをした。
マズい。非常にマスい。これは流石にバレたか。言い訳を必死に考えた。チラっと見ると、彼女は上体を起こしたまま、寝ぼけ眼で服の
乱れを直し、またそのまま後ろに倒れてしまった。しばらくするとスーッスーッと寝息を立て始めた。
良かった。バレなかったようだ。
もう流石に止めようと思った。ここで止めないと取り返しのつかないことになる。
しかし、俺の下半身はなかなか鎮まらない。俺は布団を抜け出すとトイレに行き、これまでの行為を思い出しながら一発抜いた。
今までで一番出たが、その分虚しさもひとしおだった。なんとなく重い足取りでトボトボと部屋に戻った。
- 294 名前:従姉の榊-6:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/01/06 17:13 m3sx0TIU
- 何気なく涼子姉ちゃんの方を見ると、ちょうど寝返りを打ったところだった。暑かったのか、掛け布団を蹴飛ばしていた。そのため
白い脚が太腿まで露わになっていた。
せっかく鎮まった下半身が、再び熱くなってしまった。
姿勢を低くして彼女の脚の方にまわった。ちょうど片膝を立てるような姿勢になっていて、辛うじて浴衣に隠れてはいるが、ちょっと
ズラせばすぐに下着が見えそうだった。そっと近づき浴衣をズラすと、ショーツから下が露わになった。夜明かりに照らされた彼女の
脚は大理石のようであり、とても綺麗だった。ショーツには小さなネコの顔がワンポイントで入っていた。
太腿に触ってみた。乳房同様、スベスベして滑らかな手触りだ。運動部には入っていないとは聞いていたが、脚を見る限り鍛えられた
美しい脚をしていた。脚をゆっくりと撫で回してみた。ずっと触っていたいくらいに滑らかな手触りた。だんだん大胆になってきて、
脚の頬ずりしてみた。何とも言えない充実感が沸き起こる。そのまま片脚を抱きしめるようにし、腿の周囲にキスをしまくった。
俺はおっぱい星人だけでなく、脚フェチの素質もあるようだ。
ショーツも攻めようかと思ったが、流石に後のフォローが難しいと考え、断念した。彼女の美脚を十分堪能したところで、着衣の乱れを
直してやった。が、その直後、彼女が再び身を起こした。
彼女の寝ぼけ眼と目が合った。
「ん…何してるの?」
俺は咄嗟に彼女が蹴飛ばした布団をたぐり寄せた。
「あ…。ほら、トイレに起きたら涼子ちゃんが布団を蹴飛ばしててさ。夏だけど風邪引くといけないと思ったからさ…」
「そうなんだ…。ありがとう…」
涼子は俺からかけ布団を受け取ると、クスッと微笑みながらお礼をいい、着衣を直して布団に潜った。
「じゃ、俺、トイレ行ってくるから」
「うん…。おやすみ」
成り行き上、再びトイレに行った。で、再び一発抜いておいた。
妙に疲れたので、今度こそ本当に寝ることにした。思いの外、睡魔はすぐに訪れた。
- 295 名前:従姉の榊-7:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/01/06 17:14 m3sx0TIU
-
翌日も町内観光したあとで海水浴を楽しんだが、どうも昨晩の出来事もあって、まともに涼子姉ちゃんの姿を見ることが出来なかった。
彼女は当然いつも通りに接してくるのだが、こちらは性の対象として見てしまい、どうしても下半身が疼いてしまう。
その後旅行が終わるまで、彼女にそれを悟られないようにするのが大変だった。
このことがきっかけで、後に俺は涼子姉ちゃんと絶縁状態になるほどの事をやらかしてしまう…。
~続く~
- 586 名前:従姉の榊Ⅱ-1:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/02/19 00:38 0iP8azkP
- 夏の旅館での悪戯の後、少年の頭は従姉の榊涼子のことで一杯になってしまった。
寝ても覚めても従姉の美しい肢体とそれを触った感触が甦る。もう同じ学校の異性への興味は著しく後退してしまっていた。
それほどまでに少年の中での従姉の存在は大きくなっていた。
毎晩、その時のことを思い出しては自慰行為に耽る。
何日経ってもあの時の情景や、指や唇に残る感触は色褪せずに思い出され、少年の性欲を刺激する。
今度はどんな悪戯をしてやろうか。いや、もっと踏み込んで処女を奪ってやろうか。そんな考えすら行為の最中には浮かんでくる。
そしてその光景を想像し、実に都合のいいストーリーを作り出し、頭の中でゴールインしてしまうのだった。
しかし、淫らな手前勝手な想像で盛り上がれば盛り上がるほど、行為の後は逆に従姉に対する己の仕打ちへの罪悪感が膨れあがり、
自己嫌悪、自己否定の考えが頭を支配し、少年を苦しめる。
少年にとって今まで経験したことがない程の自己矛盾だった。
少年はその葛藤する心のあまりの苦しさに、あの晩従姉を隣の布団に配置した親を恨みさえした。
- 587 名前:従姉の榊Ⅱ-2:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/02/19 00:39 0iP8azkP
- 半年が過ぎ、正月を迎えることになった。親からは、例年通り、叔父の家族が挨拶を兼ねて遊びに来ると聞いている。
悪戯はあれっきりで終わりだ、二度としてはいけないという理性と、
また悪戯するチャンスが来た、今度はどうしてくれようかという暗い欲望とが渦巻き、少年を苦しめる。
例年であれば従姉の来訪を素直に喜んでいるところだが、今回に限っては少年の心中は憂鬱なものになった。
彼の両親は、彼の暗澹たる思いとは関係なく、叔父家族の受け入れ準備に余念がない。
彼の幼い弟たちは叔父夫婦と従姉が遊びに来るのではしゃいでいる。
少年はとりあえず大掃除に没頭し、邪な考えを無理矢理頭の片隅に追いやった。
少なくとも無心に掃除をしている間は、従姉のことを忘れることが出来た。
例年になく少年が熱心に積極的に大掃除をするので両親は何事かと驚き、お年玉アップが狙いかとからかったりもしたが
少年はそんな声が聞こえていないかのように黙々と作業を続けた。
筋肉痛がするほどに張り切ってやった成果か、除夜の鐘を聞く頃には頭の中が空っぽになり、邪な考えも一切消えていた。
おかげで清々しい気分で正月を迎えられたように思われた。
彼女に実際に会うまでは…、だが。
- 588 名前:従姉の榊Ⅱ-3:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/02/19 00:40 0iP8azkP
- 元旦の夕方頃に、叔父家族はやってきた。半年ぶりに会う従姉は以前よりも一層綺麗になっていた。
彼女は長く綺麗な髪を三つ編みにして束ね、上は白のタートルネックのセーター、下は黒のストッキングにタイトスカートを穿いていた。
その美貌は言うに及ばず、胸の膨らみは半年前よりも大きくなったように見えた。
少年の心臓がにわかに鼓動を早めた。消し去ったはずの暗い欲情が急速に胸の中に広がるのを感じ、少年は立ち眩んだ。
その後は、努めて平静を装っていた少年だが、お座敷に一同揃って新年の挨拶をしている時も、叔父夫婦からお年玉を貰うときも、どこか
上の空だった。おかげで父親から、しっかりしろ、と背中を強く叩かれもした。
田舎ではよくあることだが、盆と正月には子供にもお酒を飲ませる。
少年の家も例外ではなく、さすがに幼い弟たちは免除されたが、少年と従姉は少量ながらビールや日本酒を飲まされ、
顔が赤くなったさまを親たちが見て笑っていた。
思えばこの酒が13歳の少年の固い、がそれ故に脆い理性を砕いてしまったのだろう。
従姉の涼子は、途中で退席して風呂に入ったが、出てからすぐに、食卓と台所を片付ける母親の手伝いを始めた。
涼子は手伝いを終えてからは、少年の隣りに座ってテレビを見ていたが、酒が効いてきたのかコックリコックリと舟を漕ぎ出した。
そしてだんだんに姿勢を保てなくなり、少年にもたれかかってきた。
- 589 名前:従姉の榊Ⅱ-4:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/02/19 00:41 0iP8azkP
- 慌てて少年が涼子を支えたが、咄嗟のことで手が彼女の胸に触れてしまった。
その官能的な柔らかい感触に半年前の出来事が鮮明に甦る。が、この部屋にはまだ両親、祖父母、叔父夫婦がいる。
少年は慌てて涼子の肩を支え直すと軽く揺すって起こそうとした。
それに気付いた叔母が「あらあら、しょうがない子ねぇ」と涼子を揺り起こし、お袋と共に寝室に連れて行った。
少年の手には、彼女の胸の感触がまだ残っている。すぐ傍で、湯上がりの彼女のシャンプーと石鹸の残り香が漂っており、
少年の意識を一瞬遠くした。しばらく残り香を楽しみながらテレビを見ていた少年だったが、チャンネル決定権は親父達にあり、
見ててもつまらなくなってきたので、そろそろ寝ることにした。
着替えを取りに自室に戻ろうとすると、ちょうどパジャマ姿で歯を磨いている涼子に会った。
まだちょっと寝ぼけているようだったが、おやすみと声をかけると急いで口を濯いでおやすみなさいと返事をしてきた。
どこで寝るのか尋ねたら少年の部屋の隣の空き部屋だった。
少年の家は田舎でも大きい方で、部屋数が多い。そして叔父家族は、夫婦で1部屋、従姉は1部屋を割り振られたらしい。
そうか…、俺の部屋の隣りに個室を取ったんだ…、悪戯の絶好のチャンスだな。
少年は思わず邪な笑みを浮かべたが、涼子は気が付かなかったようだ。
酒のせいだろうか?消したはずの暗い情念がどんどん膨れあがる。
実際、風呂に入っている間の少年はどう悪戯をしようかだけを悶々と考えていた。
- 590 名前:従姉の榊Ⅱ-5:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/02/19 00:43 0iP8azkP
- 部屋に戻ると、少年は準備を始めた。引き際を見るための腕時計、細部まで観察するためのペンライト、涼子の肢体を記録に残すためのデジカメ、
我慢できなくなったときのためのティシュペーパーとタオルを揃えた。
以前何かの本で、人は寝入ってから90分後が一番眠りが深くなると書いてあるのを読んだ。時刻を見ると、もし涼子があのまま寝たのであれば
あと30分ほどでその時間である。少年は、息を殺しながらじっと時間が過ぎるのを待っていた。
時間が来た。少年は忍び足のために靴下を履いた。こうすると板張りの床も極力音を抑えることが出来るのだ。
自室の戸を開くのにも細心の注意を払ったが、戸は音もなく開いた。少年はふと大掃除の時に前々から気になっていた蝶番の擦れる大きな音
を直そうと油を差したのを思い出した。
暗い情念を吹っ切ろうと熱心に大掃除したことが、結果的にそれを助けることになってしまったことに少年は苦笑した。
廊下に出て、耳を澄ますと家電製品の微かなモーター音や、時計の音だけが聞こえてきた。少年の両親も叔父夫婦も既に寝たようだ。
少年は涼子が寝ている部屋の前まで忍び足で移動し、ドアの前に立った。
否応なしに心拍数は上昇し、緊張で軽い目眩を感じる。目を閉じ深呼吸を数回した後に、おもむろにドアノブに手を掛けた。
そっと捻ると音も立てずにドアは開いた。ここもまた、大掃除の時に油を差したのである。
少年は再び苦笑した。緊張がほぐれたようだった。
- 591 名前:従姉の榊Ⅱ-6:マヤヤ ◆LNZbyB1zfI 投稿日:04/02/19 00:44 0iP8azkP
- 真っ暗闇では寝られないのか、或いは勝手の分からない家での用心のためなのだろう。
部屋には豆球が灯してあった。おかげでペンライトのみに頼らずに悪戯が出来そうである。
オイルヒーターの暖房が効いているのか、部屋の中は冬にも関わらず温かくて快適だった。
涼子は部屋の壁際に置かれたベッドで、寝相良く布団も乱さず、仰向けに寝ている。
ベッドであれば、素早く物陰に潜むことも可能だ。好都合である。
少年はベッドの傍まで近寄ると、道具をベッドの下に並べた。
今回はここまで。
近いうち、続きをうpできたらなと思います。