806 名前: ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/08 20:06 ID:FTKYrKrX
智「おお! ここがラブホテルか! すごいなあ!」
彼「いや、そんな大声で騒ぐなよ。いいから黙って歩け」
ガチャ
智「おおー!! 結構部屋も広いぞ! わーいわーい!」
彼「だから走り回るなよ! って、何でいきなり石けん持って帰ろうと
 してるんだよ!」
智「いやー、くれるものはもらわないと……ああ! カラオケある!
 歌おうぜ!」
彼「カラオケならまた連れてってやるから、それより智……」
智「いやっ! うーたーいーたーいー! 歌うのー!!」
彼「しょうがないな」
智「♪わかーれはーいつもついてくるー」
彼「何歌ってるんだよ!」
智「♪だーいたいいつもおーとこなんてー」
彼「だから何歌ってるんだって言ってるんだよ!」
智「はぁー。歌った歌った」
彼「気がすんだか。それじゃそろそろ……」
智「うわ! プレステもあるじゃん!」
彼「いやだから、ここまで来てそんなこと……」
じゃーん
彼「もう電源入れたのかよ! 人の話聞けよ!」
智「対戦しよ」
彼「なんでこんなこと……」


807 名前: ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/08 20:07 ID:FTKYrKrX
智「よっしゃ! 五連勝!」
彼「智、そろそろ……」
智「ちなみに、今の君のポイントは-5だ」
彼「なんだよそれ!」
智「10点取るまでしないからねー。さ、頑張って勝ってくれたまえ」
彼「そんなんありかよ!」

智「ああー、疲れたー」
彼「とりあえず風呂入るぞ。そしたら、な」
智「うえーい」
彼「ほら、出たぞ。智も入ってこい……って寝てるじゃん!」
智「眠いよー」
彼「おい、頼むから起きてくれよ! 風呂に入って目を覚ましてこい!」
智「うーん」


808 名前: ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/08 20:08 ID:FTKYrKrX
彼「遅いなー」
ガチャ
智「ちょっと! 何で覗くのよ! エッチ! バカ! チカン!」
彼「エッチって、お前、これから何するのか分かって……ぐはっ!」
智「もう、人の裸見るなんて最低!」
彼「あの、ラブホに来てなんでそういうこと言うかな」



809 名前: ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/08 20:10 ID:FTKYrKrX
智「ふぅー。いいお風呂だったー」
彼「じゃあそろそろ……って言うか、何で服をばっちり着込んでるんだよ!」
智「あ、ごめーん。忘れてた。テヘッ☆」
彼「頼むよもう……」
智「あのさー。こういうところって盗撮されてるなんて言うじゃん」
彼「大丈夫だって、それより早く」
智「もしここの盗撮ビデオが出回っててさー」
彼「なんだよ! 心配してるんだ?」
智「ここで私たちがHせずにまたプレステ始めたらもう大爆笑!」
彼「爆笑じゃねえだろ!」
智「見てる人が、金返せー、みたいな」
彼「わかった、わかったから、智。早く……」


810 名前: ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/08 20:11 ID:FTKYrKrX
じゃーん
彼「だからプレスレの電源入れるなよ!」
智「ここでダーリンに重要なお知らせがあります」
彼「もう……なんだ。何を言いたい」
智「実はですなー。私今日は女の子の日で……」
彼「おい! 冗談だろ!」
智「ここ笑うとこじゃないよ」
彼「分かってるよ! ってマジかよ……そういうことはここ入る前に言えよ。
 じゃあせめて手とか口とか」
智「んでね、智ちゃん眠気の方も極まってて……」
彼「おい、ちょっと待て!」
智「おやすみー」
彼「智! ……うわ、マジで寝てるよ」
ごそごそ
彼「しかもマジで整理だこいつ……」
ぐーぐー
彼「しょうがない、寝てる間にせめて体だけでも……」
智「ちょいやー!!」
がすっ
彼「ぐはっ!」
智「さっきから人の睡眠を邪魔すんな! それじゃおやすみー」
彼「うう……」



811 名前: ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/08 20:11 ID:FTKYrKrX
翌朝
彼「…………」
智「ラブホって楽しかったねー。何怒ってんの?」
彼「…………」
智「ストレスためてると人生楽しくないよー♪」
彼「ああちくしょー!!」

おしまい


821 名前: 続・ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/09 01:32 ID:wDektsPO
ガチャ
智「えー、屋上? マニアック過ぎない?」
彼「うるせーな。ほら、智」
智「いやー。ねー、またラブホ行こうよー。ラブホー!」
彼「お前ラブホ行ったらまた遊ぶだけだろうが! ホテル代だって
  バカにならねーんだぞ! ……まあ、また今度連れていってやるよ。」
智「それならしょうがないか」
彼「それに、屋上ってのもドキドキしないか?」
智「初めてが外ってのもなー。……あれ、雨降ってきたよ。じゃ、そういうことで」
彼「ちくしょおおおお!!」


822 名前: 続・ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/09 01:33 ID:wDektsPO
ガラガラガラ
智「で、音楽室?」
彼「雨がやむのなんか待ってられるか! ここならそれなりに防音もしっかり
  してるし、ほら、内側から鍵もちゃんとかかるし」
智「ベートーベンのイラストに見られながらってのもなんだかなー」
彼「それは普通イラストじゃなくて肖像画と言うんだが……。
  それより、智……」
♪ネコフンジャッタ
彼「何でピアノ弾くんだよ!」
智「ピアノがあったら弾きたくなるのがミュージシャンの性(さが)なのよ!」
彼「お前ミュージシャンでもなんでもないだろう! て言うか人が来るだろ!
  もう……智、早く来い! 置いてくぞ」
智「待ってよー。防音がしっかりしてるって言ったじゃん」
彼「いくら何でもピアノ弾いたら聞こえるよ! はあ、何なんだよ……」


823 名前: 続・ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/09 01:34 ID:wDektsPO
ガラガラ、バタン
智「ちょっと、最悪だよ! 何で微妙に臭い生物室なんかでするの?」
彼「他に行くとこあったか? ここしか空いてないんだよ! トイレでもいいが?」
智「生物室にする」
彼「じゃ、ほ、ほら。智、やっと……ってどこ行くんだよ!」
智「ねー、顕微鏡が出しっ放しになってるよー」
彼「そんなのどうでもいいだろうが……マジで勘弁してくれよ」
智「ねえ、お願いがあるの」
彼「ああ、優しくしてやる。は、初めてだから自信はないが、努力はする」
智「いや、お願いってのはそうじゃなくて。あ、初めてだったんだ?」
彼「前に言わなかったか?」
智「いやー、ラブホでツッコミうまかったし。手慣れてるなあと」
彼「お前がボケまくるからつっこまざるを得なかったんだよ! ああ、だんだん
  ツッコミがうまくなってくる……。水原の苦労が分かってきたよ」
智「なんでそこでよみの話すんの? やっぱり男の子はむちむちの
  よみの方がいいんだね。ふーんだ」
彼「そんなこと言ってないって……。智、な、機嫌直してくれよ。
  さっきのお願いってのは何だ。極力聞いてあげるからさ」


824 名前: 続・ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/09 01:35 ID:wDektsPO
智「ああ、忘れるとこだったよ。……精子見せて」
彼「は?」
智「精子見せてって言ってるの」
彼「そんなの、すればいくらでも……いや、限度はあるんだが……。
  ゴムだってつけるし、ちゃんと見られるよ。だから……」
智「ちがーう! あんたの言ってるのは精液でしょ。私が見たいのは精子!
  オタマジャクシみたいなんでしょ。ここに顕微鏡があるから
  ちょうどいいと思ったの!」
彼「思うなよ……。そんなのいいだろ。それよりも、智、愛してるからさ」
智「愛してるなら精子見せろ! せーし! せーし! せーし!」
彼「叫ぶなーっ! はぁ、じゃあ、した後に見ればいいだろ」
智「する前に見たいんだよ! ほら、自分の体の中に入れるものだもん。
  自分の目で安全を確かめて入れたいじゃない」
彼「有機野菜の宣伝じゃないんだから……見たら余計に気味悪くなると思うし。
  まあいい、見せたらしてくれるんだな? よし、しょうがねえな」


825 名前: 続・ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/09 01:36 ID:wDektsPO
カチャカチャ、スルッ
智「うわ、なに? ああ、これがたってるってやつなのね。スケベだなあんた」
彼「ここまでじらしておいて何を言うんだよ……。はあ、何でこんな娘を
  好きになっちゃったんだろう……」
智「人を好きになるのに、理由なんているのかしら……」
彼「カッコつけてるつもりかよ! そんなシチュエーションじゃねーだろうがよ!」
智「つべこべ言わずに早くする! ねえ、はやくはやく!」
彼「そんな早く出るか! ああもう、何が何やら」
智「なんかしぼんできたじゃん。……インポ?」
彼「うるせえ! そんなこと言わないでくれよ頼むから……」
智「じゃ、ED」
彼「一緒だよ! そう言う問題じゃないだろうがよ!」
智「EDは恥ずかしい病気じゃありません、ってテレビCMで言ってたよ」
彼「……はいはい。……だいたいな、おかずもなしにそんなに簡単にできるか!」
智「お弁当なら余ってないよ」
彼「違う。その、なんだ。興奮させてくれないかってことだ」
智「へえ、それをおかずって言うんだ」
彼「ああ、だから、智」
智「しょうがないなー。んしょっと」
彼「おお、智。ついに脱いでくれる……」
智「ほいっ」


826 名前: 続・ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/09 01:37 ID:wDektsPO
バサッ
彼「おい、ちょっと待て! 脱いでくれるんじゃなかったのか? これは何だ?」
智「エロ本拾ったんだ。服の下に隠してた」
彼「何が悲しくて目の前に惚れた女がいるのにエロ本なんだよぉ……」
智「でもたってるじゃん」
彼「……男って悲しいな」
ゴソゴソ
智「ねえ、まだぁ?」
彼「あのさ、智。く、口……いや、お互い初めてなんだし、そんな贅沢は言わない!
  だからせめてて、て、手で、触ってくれないか?」
智「私が手伝ってあげればいいんだね」
彼「う、うん」
智「じゃ、ちょっと恥ずかしいけど、手伝ってあげる……」


827 名前: 続・ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/09 01:37 ID:wDektsPO
彼「ああ、智……って、ちょっと待て! 何で足なんだよ!」
智「踏まれると男ってうれしいんでしょ!」
彼「それはちょっとマニアックすぎだ! て言うか、お前絶対加減とか知らないだろ!」
智「愛するダーリンのために、全力でいかせていただきます!」
彼「やめろーっ!」
智「おお、触ってないのにでかくなったぞ! 動物は生命の危機にさらされると
  生殖本能が働くというあれだね!」
彼「お前が言うな! ……は、ああ、智っ! 何か入れ物で、う、受けてくれよ。
  飛び散るぞ」
智「うん……。じゃ、私が……」
彼「と、智ぉ……」
智「私が持ってきたこのビニール袋に、自分で受けてね☆」
彼「泣きたくなってきた……」


828 名前: 続・ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/09 01:38 ID:wDektsPO
ガサガサ
彼「こ、これで大丈夫……ううっ、智っ!」
智「おおっ、この中にあれが……。うわっ! くせっ!」
彼「臭いはしょうがないんだよ……。さ、智。さっさと見て続きを」
智「くせーっ! くせーっ! えーと、智ちゃん臭いで非常に気分を害しました。
  そういうわけで、智ちゃんは中座させていただきます。バイビー!」
彼「おい、待ってくれよ! ひどすぎだよ! あんまりだよ!」
智「あ、頑張った君にご褒美。るっぱ~ん♪ そんじゃねー」
ガラガラ、バタン。バタバタバタ……。
彼「……こ、この前よりは一歩前進だ。お、俺はイッタんだからな。ううっ……」


829 名前: 続・ともちゃんのはじめてのひ 投稿日: 03/07/09 01:42 ID:wDektsPO
智「つーわけで今回もこれでおしまい。甲斐性のないダーリンを持つと
  スムーズにいかないもんだね」
彼「……おい」


49 名前:ともちゃんのはじめてのひ・kiss編 投稿日:03/08/02 00:15 Rd+d+d3b
エロくないエロパロ、前スレ埋めちまった責任と
このスレの発展を願って。小ネタ第三弾。

カチカチ
彼「えーと前スレの900さん……とりあえずキスから、か。うん、これだな!」

よくじつ
智「どしたの? こんなところに連れてきて」
彼「ここ、結構眺めがいいんだぜ。ほら、どうだ」
智「知ってるよ、そんなこと」
彼「そ、そうか……。と、とも」
智「なんだよ。いきなり肩に手を回して。気持ち悪いな」
彼「とも……」
智「くわーっ!」
バシッ!
彼「痛ぇっ!」
智「いきなり何をするのだ!」
彼「キスしようとしたんだよ! いいだろ、なあ、とも」
智「ええい! 寄るなっ!」
彼「とーもー。お前何もさせないつもりかよー」
智「うーん……。これならいいよ。ダーリン☆」
ちゅっ

50 名前:ともちゃんのはじめてのひ・kiss編 投稿日:03/08/02 00:16 Rd+d+d3b
彼「投げキッスかよ! そんなことしてないで……」
智「投げキッスだって立派なキスだー! ほら、あんたもやりなさい!」
彼「……やればいいんだろ。ほら」
さっ
彼「なんで避けてんだよ!」
智「投げ付けられたら避けちゃうのが本能ってもんだろー!
  ほら、ぼーっとしてないで次! 良く狙って!」
彼「……ほれ」
智「回転防御! 今のは跳ね返した!」
彼「いつまでやればいいんだよ! こんなんだから前スレの皆さんからは
  殴りたいとか言われたんだろうが!」
智「はいはい。ついに智ちゃんも年貢の納め時ってわけね……」
彼「やな言い方だなおい。はぁ、ついにともの肩を抱いてキスを……」
ガッ ドサッ
彼「な、なんで、大外刈り……」
智「体育の授業で習ったからやってみたくなっちゃったよ、えへ♪」
彼「だからって……やるなよ……がくっ」
智「あらら……」


51 名前:ともちゃんのはじめてのひ・kiss編 投稿日:03/08/02 00:16 Rd+d+d3b
智「…………」

ちゅっ
智「……お姫さまのキスでは、起きてくれないかぁ」

智「先、帰ってるね」

おしまい

795 名前:ともちゃんのはじめてのかなりまえのひ 投稿日:03/12/08 22:55 kDw3Wc+7
 放課後の教室。残ってだべっているのは数人の男子だけ。

男1「あー、それはあるな。女子ってグループ作ってそいつらだけ仲いいって」
男2「グループって言えばさ、うちのクラスの委員長グループ、あそこって結構
   いい子そろってない?」
男3「ああ、そういやそうだな。神楽さんなんかたまんねーよなー」
男4「そうかぁー? 確かに巨乳は魅力だけどさ、なんか性格男みたいっしょ。
   怒らせたら怖そうだし」
男3「お前どこ見てんだよ。胸だけじゃなくてさ、顔もかわいいって!」
男5「でも俺見たぜー。この前プールの前でさ、多分水泳部の後輩の男子だと
   思うんだけどさ、神楽にけちょんけちょんに怒鳴られてんの」
男6「うわー」
男5「でさ、男の方は、『はいっ!』とか返事してんだけどさ、あんまり
   怒鳴られるから最後の方涙声になっちゃって、そしたら
   『しゃきっとしろ!!』って頭はたかれてんの」
男2「俺も知ってる。部活で外で練習してたら、プールの方から怒声が
   聞こえんの。ありゃあだめだよ。かわいくねーもん。
   男泣かすって何だよ。」
男3「うるせー! 本当は優しい子なんだよ!!」
男1「あっはっは! このおっぱい星人が!」
男3「うるせー!」
男5「おっぱいならやっぱ榊さんの方だろ」
男4「あっちはあっちできつそうでしょ……」
男5「あー、それはそうだなー」
男2「お前さ、胸ばっか見てたらぼそっと言われるぜ。『キモイ……』とか」
男3「なんで俺なんだよ! 俺は神楽さんひとすじなの!」
男1「ははは! でもあの無表情でそれ言われたら立ち直れねーだろ」

796 名前:ともちゃんのはじめてのかなりまえのひ 投稿日:03/12/08 22:56 kDw3Wc+7
男4「だろー。それにさ、お前より背高いじゃん。カッコ付かねーっしょ。
   やっぱり水原さんだねー。バカでかけりゃいいってもんじゃないっしょ」
男6「おめー、それ榊より性格きついだろ。滝野とかボロクソに言われてるし」
男4「そりゃー、滝野さんがバカすぎなだけっしょ。いや、絶対好きなやつの
   前ではしおらしくっていい子だって」
男5「夢見過ぎだろ。尻に敷かれるぞきっと」
男2「だな。それともあれ? 女王様に虐められたいってやつ?」
男4「ばっ、違うって」
男3「やっぱ素直で元気な神楽さん最強!!」
男4「だまってろよ!」
男6「んで、大阪ってどうよ。あれ結構家庭的でいいかも
   しれねーじゃん」
男1「不思議少女好きかよ!」
男6「面白くていいじゃん。ほのぼのとしてさ。そこそこかわいいし」
男3「でも貧乳! 負け!」
男4「だからだまってろよ!」
男5「あー、まあそれはそれとして、危なっかしすぎだろ。ちょっと目を離すと
   車とかに轢かれそうじゃん」
男2「だな。女の子と言えどしっかりしてないとだめだよ。その点われらが
   委員長はだな……」
男6「うわっ! ロリコン!」
男2「大阪好きに言われたくないな」
男5「でもロリコンじゃん。……あ、今から育成しといて、将来おいしく
   いただくか?」
男1「ははは! 育成って何だよ。でもお金持ちの家だよな。逆玉狙いか?」
男2「俺の委員長への愛情はそんなものではない」
男6「ぎゃはは! 言い切りやがったロリコンが! だいたい金持ちの家なら
   結婚相手もう決まってるじゃん。箱入りでボディーガードも24時間付いてるぜ
   きっと」
男1「だな。だからムダだって」

797 名前:ともちゃんのはじめてのかなりまえのひ 投稿日:03/12/08 22:57 kDw3Wc+7
男2「そう言うお前は? まさか滝野か?」
男1「……そ、そんなことはねー」
男6「お! 色モノ系?」
男1「ち、違う……やっぱ水原かな」
男4「お、同志!」
男6「だからあれはきついって」
がらがらがら
智 「そうだそうだー! よみを好きなんてどうかしてるぞー!」
男5「おおっ! びっくりしたー! いきなり出てきやがって」
智 「私が色モノ系ってどう言うことだー!」
男2「そのまんまの意味だって! へへっ」
智 「なんだとー! バーカバーカ!」
男2「へへへ! バーカ!!」
男3「滝野ー! 神楽さんをいじめるなー!」
男4「もう帰ろうぜ。誰かさんが邪魔っしょ」
智 「忘れ物取りにきて誰が邪魔かー!」
男2「忘れ物バーカ! ひゃひゃひゃ!」
智 「バーカ! きゃはは!」
男5「んじゃな。少しは榊さんを見習って静かにしろよ」
男2「バーカ! じゃあなー!」
智 「バーカ! まっすぐ帰れよー!」

798 名前:ともちゃんのはじめてのかなりまえのひ 投稿日:03/12/08 23:00 kDw3Wc+7
男1「あ、わりい。忘れ物した。先帰ってて」
男2「お前も忘れ物バカかよ」
男6「バカが移ったな」
男1「うるせーよ。じゃな」

がらがらがら
智 「おおう! なんかと思ったじゃないか!」
男1「あ……まだ、いたんだな」
智 「いて悪いかー!」
男1「いや、悪くはないんだが……ちょっといいか?」
智 「なに? あ、もしかして二人っきりになって私を襲おうって魂胆! きゃー!」
男1「お、おい! 大声出すなよ!」
智 「なんだよー。はいはい。どうせあんたはよみ派なんでしょ。でもマジで凶暴だよ。
   大丈夫?」
男1「えっと……そのことでちょっと話が」
智 「あ? なに?」
男1「い、いや、そのだな……」
智 「ああ! あれ?! よみの携帯の番号教えろとか?」
男1「いや……」
智 「じゃ、よみに手紙渡せとか?」
男1「じゃなくて……」
智 「よみのパンツとって来い? うわー、すけべー!!」
男1「違う!! 話を聞け!!」

799 名前:ともちゃんのはじめてのかなりまえのひ 投稿日:03/12/08 23:01 kDw3Wc+7
静寂
智 「……なんだよもう。びっくりしたなあ」
男1「いや、悪かった。……なあ、言ってもいいか?」
智 「早く言いなよ」
男1「あのさ、俺の……その、ええと……俺の本当に好きなのは、お前、なんだ」
静寂
智 「……え? ギャグ?」
男1「……違う」
智 「……あー、はいはい。罰ゲームね」
男1「え?」
智 「あれだろー。さっきの連中にさ、ジャンケンで負けたやつは私に告白しろーって。
   私は罰ゲームのネタじゃねーぞー!」
男1「だから違うんだよ!」
智 「…………」
男1「俺は本気で……」
智 「もー、変な冗談☆」
男1「滝野……俺はマジで」
智 「やめてよ、つまらない冗談♪ 座布団もってけー!」
男1「冗談なんかじゃない……」
智 「……マジで?」
男1「ああ……おい、どこへ……。窓なんか」
がらがらがら
智 「えー、部活動中の皆さーん!! 私は今ー!」
男1「うわ! こら! なにやってる!」
がらがらがら ぴしゃ
智 「何で邪魔すんだよー」
男1「お前……いいふらすことじゃねーだろー!」
智 「だって、ともちゃんの栄光を皆に知らしめないといけねーじゃん!」
男1「栄光って……はぁ……」
智 「それとさ、いつまで肩つかんでるつもり?」
男1「あ、悪い……」

800 名前:ともちゃんのはじめてのかなりまえのひ 投稿日:03/12/08 23:02 kDw3Wc+7
智 「うむ。しかし、私を選ぶとは、君もなかなか見どころのある若者だ!」
男1「え? あ、ああ」
智 「うんうん。ほめてしんぜよう。だけど私はそんな安い女じゃないの……」
男1「おい」
智 「具体的に言えば100万円ぐらい」
男1「それは安いよ!」
智 「いや、一回分だよ」
男1「何の一回だよ! ってゆーかさー、こういうときぐらいまじめに……」
智 「それじゃくたびれちゃうよー。よし、じゃ、私あんたと付き合う!」
男1「い、いいのか? そんな簡単に」
智 「いやー、いっぺん彼氏ってモノを持ってみたかったし」
男1「そういう扱いかよ」
智 「枯れ木も山のにぎわいとか言うじゃん!」
男1「褒め言葉になってねえー!」
智 「正直、むしゃくしゃしていたので、誰でもよかった」
男1「それじゃ通り魔だろ! まったく……いいよ、あきらめるよ」
智 「何をあきらめるの? だから付き合ってやるって言ってるじゃーん」
男1「おい、本気なのか?」
智 「あったりまえでしょ!」
男1「そ、そうか……。ありがとう」

801 名前:ともちゃんのはじめてのかなりまえのひ 投稿日:03/12/08 23:04 kDw3Wc+7
智 「で、挙式はいつ?」
男1「気が早すぎだよ! あ、あの、ふつーに付き合っていこうな」
智 「そっかー。よーし、さっそくよみに報告の電話……」
男1「ま、待て待て待て」
智 「なに?」
男1「あのさ、あまり言いふらすのはなしにしない?」
智 「なんで?」
男1「なんか、その、照れくさいじゃん」
智 「そっかなー?」
男1「そのかわり、他のやつに見つからないように一緒に遊びにいったりしようぜ。
   手始めにさ、今日一緒に帰ろう。皆に分からないように門の外で待ち合わせて……」
智 「ごめんなさい。一緒に帰って友達に噂されると恥ずかしいし」
男1「さっきと言ってることが違うー! って言うか、何のものまねだよ!
   ってほんとに一人でダッシュして帰るなー!!」
がらがらがら バタバタバタバタ……
男1「……大丈夫なのか? 俺」

(おしまい)

145 名前:ともちゃんのはじめてのひEX 投稿日:04/05/27 00:05 Z5Bo8MVF
智 「いいわけは地獄で聞く! ばーん!」
彼 「殴るんじゃねー! お前見た映画とかにすぐ影響されるのやめろよ」
智 「いーじゃん。楽しかったんだしー。立ち見じゃなかったらもっと
   楽しかったけどさ」
彼 「お前がいきなり言い出すからだろ。もっと早く言ってれば……」
智 「まーまー。過ぎたことをいつまでも気にしない!」
彼 「お前が言い出したんだろ! まったく……。ああ、時間が中途半端だな。
   もう今日は帰るか?」
智 「ん? 帰るぐらいだったらさ……うち来ない?」
彼 「え? で、でもなぁ」
智 「あのね、今日は……カゾク ダレモイナイヨ?」
彼 「……え、い、いいのか?」
智 「……ウン」
彼 「そ、それじゃー行こうかな……
   (ああ、こいつのわがままにさんざんつきあってきて良かった……)」


146 名前:ともちゃんのはじめてのひEX 投稿日:04/05/27 00:06 Z5Bo8MVF
がちゃ
智 「ただいまー」
彼 「ははは、誰もいないんだろ……」
智 「ジュースでも飲むー?」
彼 「お、俺はそれより智が」
智 「うわー! さわんなー!」
彼 「え? あ、ああ、そうだな。先に風呂入ってからだな……」
智 「はぁ? なにいってんの? ひっつくなー!」
彼 「なにじゃなくてなナニを……」


147 名前:ともちゃんのはじめてのひEX 投稿日:04/05/27 00:08 Z5Bo8MVF
がらがら
暦 「ん? どうした騒がしい……あれ、お前」
智 「あー、よみー。今帰ったよー」
彼 「へ?」
暦 「な、なんだ? こいつと一緒だったのか?」
智 「よみー。こいつがー」
彼 「な、ちょ、ちょっとまて! なんで水原いるの? え?
   家に誰もいないって……」
智 「家族誰もいないよ」
彼 「う、ええ!? 水原……」
智 「よみ家族じゃないもん」
彼 「そ、そうかもしれねえが、ふつーはああいう言い方したらな……!」
暦 「……誰もいない、ね」
彼 「あ……」
暦 「ふーん。まさかあんたらがね」
彼 「あ、いいや、ここれは」

148 名前:ともちゃんのはじめてのひEX 投稿日:04/05/27 00:10 Z5Bo8MVF
智 「うわーん。よみー。こいつがね、わけわかんないこと叫びながら
   抱きついてきてー!」
彼 「な? お、おい!」
暦 「!?」
智 「ひどいよー。うわーん。こわかったよー!」
彼 「と、ともっ! 違うだろ、こ、これは……水原、ちが……」
暦 「……ふん。」
智 「うわーん! うわーん!」
彼 「あ、あああ……。終わりだ……。俺は退学で少年院にぶち込まれ
   出てきてからもレイプ魔呼ばわりで……終わった……なにもかも……」
暦 「……おい」
彼 「あああ……こんな娘にひっかっかったせいで一生……」
暦 「おいって言ってるんだよ」
彼 「あ! は、はい! ど、どうか寛大に……」
暦 「……本気だったのか?」
彼 「えっ……い、いや、その場のノリとか雰囲気とかムードってやつで。
   そ、そんな無理矢理やっちまおうだなんてめっそうもない」
智 「うわーん! うわーん!」
暦 「んなこと聞いてねえよ! 本気でつきあってたかどうか聞いてんの」
彼 「ちゃんとゴムも……え、ああ、違う。そ、そりゃー、少なくとも俺は
   本気だったし、マジでつきあってたつもりで……」

149 名前:ともちゃんのはじめてのひEX 投稿日:04/05/27 00:20 Z5Bo8MVF
暦 「…………」
智 「うわーん。今日たまたまそこで会っただけだよー」
彼 「今日だってほんと、こ、こんなことになるなんて……。智も本気だと
   思ってて、でもそれはなんか俺の勘違いだったみたいで、ほんと……。
   一人で突っ走ってて俺……け、けどその」
暦 「……もういい」
彼 「それで……」
暦 「もういい!」
彼 「は、はい!」
暦 「うそ、言ってるんじゃないだろうな」
彼 「嘘なんか言わねえ……けど、間違ってたんだ俺」
暦 「いつからつきあってたの?」
彼 「え? ろ、六か月かそのぐらい……」
智 「うそだー! こんな男知らねー!」
暦 「半年……よく持ってるな。これなら」
彼 「は?」


150 名前:ともちゃんのはじめてのひEX 投稿日:04/05/27 00:21 Z5Bo8MVF
がしっ
彼 「え? え? 水原さん? 握手なんかしてどうして」
暦 「おめでとう。君なら大丈夫だ」
彼 「へ? ええ?」
暦 「半年もまともにこいつにつきあった君には十分資格と可能性がある。
   こいつを幸せにしろ」
彼 「あ、あの、それはどういう」
暦 「ごちゃごちゃ言うな。とにかくもう半年……いや! 
   最低もう一年間は別れるな。むしろこのまま結婚しろ!」
彼 「えーと、あのー」
智 「よみー! そんな悪魔の言うこと信じちゃダメー」
暦 「黙ってろ! とにかく別れるな。これはつきあう許可でもお願いでもない。
   強制だ。最低一年持たさなかったらお前をレイプ魔ということにしてやる」
彼 「ええー! そ、そんな!」
暦 「別れなければすむ話だ。……半年も持ったんだ。もう一年も一生も
   変わんないだろ?」
智 「よみー。おーい」
暦 「ああ、これで私もやっとこいつに煩わされることなく普通の女の子の
   暮らしができるんだ……。普通に学校行って普通の友達作って
   普通に恋して……。夢にまで見た平穏な日々……あああああ」
彼 「あ、あの……」
暦 「かまわんからとっとと既成事実を作れ! 二、三発も殴れば大人しくなる!
   ロープとか貸してやろうか? 大丈夫! こいつの親御さんも寛大というか
   なんというか、とにかく嫁のもらい手ができたと喜ばれるぞ。
   きっとそうだ! 妊娠にだけ気をつければ何とかなるだろ。
   よし。後は若い二人に任せて私は帰るから! うまくやれ! じゃあな!」

151 名前:ともちゃんのはじめてのひEX 投稿日:04/05/27 00:22 Z5Bo8MVF
がちゃ バタン 
彼 「…………」
智 「よみったらひどいなー」
彼 「ひどいのはお前だよ!! 俺危うく……! くそ、なんでこんな」
智 「軽いジョークじゃん♪」
彼 「重ぇよ!! バカ!! もう、なんだよ……」
智 「え……いやー、そんなマジになられても」
彼 「とも……お前はほんと……」
智 「あ、は、はははー。嫌われちゃったー……。…………。
   う、で、でも、本気なのはいい! すごくいいぞー!」
彼 「とも……お前……」
智 「本気、本気は、いー……。あ、ち、違うよ? これは……花粉症で……
   め、目からセクシービーム? なんて、あれ? 止まんないよ? あれ?
   う、うそ泣きビーム……」
彼 「ハンカチ、ほら。困ったやつだなもう」
智 「……う、うぇっ、ふっ、ふえっ、ご、ごめん、ね」
彼 「とも……」


152 名前:ともちゃんのはじめてのひEX 投稿日:04/05/27 00:23 Z5Bo8MVF
翌朝。学校にて
彼 「(ああ、きのうはさんざんな……)」
神楽「よ。元気そうだな……」
彼 「あ、ああ、おはよう(な、何この顔……)」
神楽「なんでわざわざ話しかけたか、分かるな?」
彼 「……あ、ああ(うわー。どこまで噂回ってるんだ?)」
神楽「来い」

体育館裏
大阪「あー、色男が来たでー」
ちよ「……そうですね」
榊 「…………」
彼 「(この雰囲気、非常にまずくないか?)」
神楽「さて。ともを泣かしたってな」
彼 「え、と。それは」
神楽「お? くだらん言い訳か? ならこっちにも考えがな……」
彼 「(まだ何も言ってねえー!)」
暦 「おーい。なにやってるんだよ。ものものしいな」
神楽「あ、よみ。こいつがともをひどい目にあわせたんだろ? だからな」

153 名前:ともちゃんのはじめてのひEX 投稿日:04/05/27 00:24 Z5Bo8MVF
暦 「ん? ああ、こいつか。心配ないって。……まあ、おおざっぱに言えば
   けっこういい感じでつきあってるらしいよ」
彼 「(! 水原……)」
神楽「え、そうなの?」
暦 「だから心配するようなことじゃないって」
神楽「あ、そうなの」

彼 「(み、みずは)」
暦 「(お前、ちゃんとともを口止めしたのか!?)」
彼 「(あ……)」
暦 「(バカがっ!)

154 名前:ともちゃんのはじめてのひEX 投稿日:04/05/27 00:25 Z5Bo8MVF
神楽「いやー。そうだったのかー。悪ぃ。でも、変なことして泣かせたら
   マジで承知しねーぞ!」
大阪「せやで。あんまり過激なんはやっぱり……」
ちよ「え? なんですか?」
大阪「大人になったらわかる!」
榊 「その……。まずは、心のふれあいを……大切に」
かお「さ、榊さん。私たちも心のふれ、ふれ、ふれあいをっっ!」
彼 「あ、ああ、わかってるよ。ははは……。
   (うわー! めちゃくちゃやりづれーよー!!)」


暦 「しかし、まさかあいつに先をこされるとはな……」

おしまい

364 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 01:58 vX2IkI2V
智 「卒業しちゃったねー」
彼 「ああ、そうだな……」
智 「大学行っても仲良くしようね、ダーリン☆」
彼 「仲良くはいいけどさぁ……その……おれたち結局」
智 「なーにー」
彼 「その……しなかったじゃん」
智 「うわー! このエロおやじ!」
彼 「いや、そのさ、チャンスはあったんだぞ。ラブホ行ってるしお前の前で
   こいたことまであんのに、なんでかなーって思って」
智 「私も不思議だよー」
彼 「いや、お前のせいだろ! だいたい、お前が途中からつきあってること
   みんなにばらしたせいで、厳しく監視されて大変だったんだからな!」
智 「ええっ? そうだったの?」

365 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 01:59 vX2IkI2V
彼 「あのなあ……。お前と一緒にいると榊さんは睨みつけてくるし、大阪は
   ちよちゃんといっしょに『お楽しみ中悪いなぁ』とか言いながら
   付きまとってくるし、神楽は顔赤くしながらなにもなかったかって
   真面目に聞いてくるし……あれはかわいかったな」
智 「バカー! そんなに胸のデカイのがいいのかー!」
彼 「叩くなよ……悪かった、悪かったって」
智 「バカー! バカー!」
彼 「だから悪かったって……。お前らほんと仲いいのな」
智 「うん。一緒に卒業旅行もしたし!」
彼 「ああ、そりゃあいいことだな、うん……」
智 「どーしたのあんた。最近老け込んじゃってさー」
彼 「いや、お前のせいなんだけどな」
智 「ふふん。男を惑わす私って悪女……」
彼 「はあ……」
智 「何だそのため息はー!」
彼 「そのまんまだよ」
智 「くけー! むかつくー! だいたいなー、神楽なんか持ち出さなくたってなー!
   私だって成長しとるのだぞー! ほれほれー!! ぎゅーっだ!」

366 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 02:00 vX2IkI2V
ぎゅっ
彼 「…………」
智 「ほらー! 背中に成長した私の大人の女の魅力を感じるかねー? うん?」
彼 「……確かにそうだな」
智 「ふっふーん♪ 背中に抱きつき攻撃でもうメロメロだね!」
彼 「なあとも……お前ってさ、結婚までしない主義? そう言う教育されてるとか……」
智 「んー? べっつにー」
彼 「じゃあ、宗教上とか……」
智 「大学受かったから今年の初もうでの神様は信じてるよー」
彼 「じゃあ、なんで……俺嫌いなの?」
智 「うーん、説明するのがむずかしーなー。あれだ。好きな子には
   いじわるしたくなるってやつ!」
彼 「小学生かよ……。なあ、とも」
智 「んー?」
彼 「ここ、俺の家だってこと忘れてるだろ」
智 「さあねー」
彼 「ちゃんと、お前に今日は俺の家族が今日はいないって言ったよな?」
智 「それは聞いたー」
彼 「それで……そんなにぎゅうぎゅうない胸押し付けやがって」
智 「ないは余計だぞ♪」
彼 「もう日も暮れてるのに……お前さ分かってんのか……お前……」
智 「…………」

367 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 02:01 vX2IkI2V
彼 「とも」
がばっ
智 「な、何マジになってるんだよー! あははー」
彼 「今嫌だって言えば、帰してやる」
智 「だから何マジに」
彼 「はっきり言えよ! なあ、とも……」
智 「…………」
彼 「とも……」
智 「そんなの……わかんないよ。あっ……ちょ待っ……んっ」
彼 「……ごめん」
智 「…………」
彼 「…………」
智 「……え、えへへー。キスしちゃったねー。……で、でも初めてじゃないよ」
彼 「え?」
智 「前、あんたが寝てる時にこっそり……うわっ……あっ……ん……はぁ……」
彼 「バカ! びっくりしただろうが! ったく……とも」
智 「……よ、よーし! ここまで来たらともちゃんも一肌脱ぎましょう!
   ってうわあっ」
彼 「言われなくても脱がすよ」

368 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 02:02 vX2IkI2V
どたばた
智 「ちょ、ひっぱるな! わーっ! そんなにしたらブラの金具壊れる!」
彼 「あ、悪い……」
智 「それとさー、電気ぐらい消すとかさー」
彼 「あ、そ、そうだな……」
智 「いやーっ! 暗いよ恐いよダーリンたすけてー!」
彼 「…………」
智 「こらーっ! 電気つけてるんじゃねーっ!」
彼 「恥ずかしいならボケるなよ……」
智 「だってさー。あ、だから待ってって……い、いたいいたい! 
   お前は乳搾りでもしてるつもりかー!」
彼 「あ、だ、だいじょうぶか」
智 「ったくー。愛というか、優しさが足りないよねー。そうそうそんな感じ……。
   ってくすぐったいよー……くすぐ……っ。……っ? あ……? んっ……」
彼 「とも?」
智 「え? ち、違う。感じてなんかないぞー! あ……ちょ、ちょっとタンマ!」
彼 「うわっ、逃げんなよ。いいとこだったのに……。とも、やっぱり嫌なのか?」
智 「…………」
彼 「そ、それとも……気持ち良かったとか」
智 「うーん。ぶっちゃけそんなに」
彼 「なっ……。そ、そうなのかよ?」
智 「いやー、そうなんだけどね。なんかさ、ダーリンに触られてるとそうゆーの
   関係なくてなんか胸がキューっとしてさ……って、ちょっとタンマだって!」
彼 「なんだよ」
智 「わ、私はいいから! あんたの……その、あんたも脱げー!! ずるいぞー!!」
彼 「あ、そうだな」

369 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 02:03 vX2IkI2V
がさごそ
智 「パンツ一丁……」
彼 「え、えっと、触るのか?」
智 「か、勘違いするんじゃねー! あんたがどうしてもって言うからだぞ」
彼 「うわっ、こ、こら、強くつかみ過ぎだ!」
智 「あれ? なんかぐにっとして気持ち悪いよー!」
彼 「そりゃ肉だし。ってあれ、なんかあんまり勃ってない……」
智 「えー! なにー! 私にセクシーっぽさがないと言うのかー!」
彼 「ちょ、ちょっとまて! 緊張してるだけだってば! もっと触ってくれ、頼む!」
智 「なんだよー! 注文が多いなー! ……うわっ、いきなり膨らますなー!!」
彼 「だ、だってともが触ったからだろ!」
智 「……そ、そう? じゃ、じゃあ、パンツ脱いでよ」
彼 「とも!?」
智 「直接触ったらもっとすごくなるかもしれねーだろー!! 嫌ならいいもん!」
彼 「い、いや、頼む!! とも、とも……」
智 「こ、これって気持ちいいの……?」
彼 「あ、なんかもうすっげーうれしい……。とも、手、手、動かして」
智 「なんだよー、死にそうな声出して……。やだ、なんかもう、やだ、
   なんだよー! すげー! けどなんか恥ずかしいし……」
彼 「ご、ごめんとも……あ、な、なにを、ともっ!!」

370 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 02:04 vX2IkI2V
ぱくっ
智 「……んー」
彼 「と……も。くわえてくれて……」
智 「おえーっ!」
彼 「わあっ!」
智 「やだー!! ぐにぐにして気持ち悪いよー!! なんだよこれー!!」
彼 「とも!! 無理しなくていいから!!」
智 「だってー!! みんな楽しそうにくわえてるもん!!」
彼 「ああいうのにはフィクションも混じってるから! な! いきなりそんな
   無理しなくていいよ! 口ゆすいでこい」
智 「うん……」
彼 「うん。だからもう無理して触らなくていいから。だからそんなに……。
   そんな……。と、とも、もうそろそろ離していいから」
ごしごし
智 「んー。あれ、もう射精してるの?」
彼 「いや、それカウパーって言ってな、まあ女の子の濡れるみたいなもんで、
   悪いけど今度は興奮し過ぎて……とももういい。とも! いいって!」
智 「お返しだー!」
彼 「離せ! まじでヤバいって! ヤバいって! 俺、もう! ヤバいって!
   あっ……!!」

371 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 02:05 vX2IkI2V
智 「あれ? あ……」
彼 「ああ……」
智 「あー、これは」
彼 「あ……。だからヤバいって言ったのに。ああでもすっげー良かった……」
智 「……はやいねー」
彼 「ぐっ、ごめんな……。でもできればそういうことは言わないでくれよぉ……」
智 「や、やだなあ。冗談だよー。別にそんな」
彼 「…………」
智 「…………」
彼 「とも、手、洗って来な」
ぺろっ
彼 「わあっ! お前、なにやってる!」
智 「…………」
彼 「とも? おい大丈夫か?」
智 「おえっ、おえーっ!!」
彼 「わっ! ほら言わんこっちゃない!」
智 「うわーん! 苦いよまずいよー!」
彼 「お前、無理しなくていいって言ったろ!」
智 「だってー! この前読んだ漫画でおいしいってこれ飲んでたもん!」
彼 「何の漫画読んでるんだよ! ほら、大丈夫か? 手洗って、口ゆすぐぞ、な」
智 「うん……」

372 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 02:06 vX2IkI2V
彼 「ああ、もう、えらいことになったな」
智 「うえーん。まだ変な味がするー」
彼 「はぁ……。ま、俺もお返ししてやるから機嫌直せ」
智 「お返しって……ちょっ、やっ、さわんなー!」
彼 「ここまで来てなー……ってこ、これ、湿ってない?」
智 「そんなの知るかー!」
彼 「興奮してたわけ?」
智 「うわーん! バカバカバカバカバカバカー!!」
彼 「いてて! わ、わかった! 言わないから! でも触らせてくれ、なっ!」
智 「やだー! 離してよー!」
彼 「じっとしててくれよ。胸も触ってやるから」
智 「うわっ、やだぁっ! くすぐったい!」
彼 「とも、俺に触られるの嫌なのか?」
智 「そんないじわる言うなー! 恥ずかしいよー」
彼 「俺だってともの前でイッてちょっと恥ずかしかったよ」
智 「んんんー! いやー! あっ……んぁぁ」
彼 「とも……かわいー」
智 「ともちゃんがかわいいのは当たり前だろー!! ふええっ! んっ」

373 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 02:07 vX2IkI2V
彼 「痛くないか?」
智 「ちょっと痛い……って触り方変えんなー! 優しいのやだー! 痛くしてー!!」
彼 「変なやつだな。ほんとはゆるめて優しくしたほうがいいんだろ?」
智 「やだー! 痛いのがまんする方がいいー! あぅぅ……こ、こんなのちがうー!
   違うもん!」
彼 「こっちのほうがいいだろ。意地張らないでくれよ。とも……お、俺も、
   興奮してきて、復活してきて……」
智 「うぅ……なに? んんっ……はぁ……あぁ」
彼 「その……入れたい。ゴムはちゃんとつけるから! な! ……とも」
智 「……う、うん」
彼 「とも……ほんと、かわいい。好きだからな」
智 「いまごろ言うなー……ダーリン……」

374 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 02:08 vX2IkI2V
彼 「……入らない」
智 「んっ……何してるの?」
彼 「いや、その」
智 「もっと……こっちかも」
ごそごそ
彼 「入った?」
智 「……なんか違うよ」
彼 「電気つけていい?」
智 「だめー」 
彼 「しょうがねえな。あれー?」
ごそごそ
智 「まだー? あぅ、さわんなって……」
彼 「待ってくれよ。ええと」
智 「しかもなんかしぼんできてるし! 早いくせにインポ!」
彼 「お前……頼むからものの言い方考えてくれよ!」
智 「なごませようとしたの! って今度でかくなったし!
   私が悪口とか言うと興奮するの?」
彼 「俺はそういう趣味ないつもりなんだけどな……。
   くそっ、なんではいんねーんだ」

375 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 02:12 vX2IkI2V
ごそごそ
智 「ふあっ、ああ……ぐ、ぐいぐい押すなー!」
彼 「ごめん。おっ?」
智 「あ……」
彼 「とも?」
智 「…………」
彼 「どうした? なんかちょっと入ってる気が……入ってる?」
智 「……たい……ぅぅ……痛い! 痛いー!」
彼 「いや、まだちょっとだけだし。せいぜい半分ぐらいだろ」
智 「やだー! あぁっ、いたいっ! 助けてー!!」
彼 「あ、と、途中でとめてるから悪いんだきっと! 押し込むからじっとしてくれ」
智 「助けて……っ!! ううっ、いたい、はぁっ、いたいよぉー!!」
彼 「わ、分かった抜くから……って、しがみつくな!!」
智 「ごめんなさい……。謝るから、助けてぇー!! いたいよぉ!!」
彼 「とも! だから抜くから離せって! 離せ! とも!!」
智 「つっ……。ダーリン、助けて……!!」
彼 「とも、落ち着け、力抜いて、手を離せ!! ほら、よっ……ぬ、抜けた」
智 「っあ! はぁ、はぁ……。あーん!! 痛かったよー!!」
彼 「……ごめん、とも」

376 名前:ともちゃんのはじめてのひFINAL 投稿日:04/06/30 02:13 vX2IkI2V
彼 「あ、朝……。そういやともは……泣き疲れて寝ちゃったんだっけ。
   怒って帰っちゃってるよな……」
智 「おはよー」
彼 「あれ、いたんだ」
智 「いちゃ悪いかー!」
彼 「いや、あんなことあったから帰っちゃったかと思った……」
智 「帰るもんかー!」
彼 「そ、そっか。あの……あそこ、大丈夫か?」
智 「いちいち聞くなー!」
彼 「ご、ごめんな」
智 「ちなみにまだ痛いぞー! もう、ダーリン一人がいい思いして!
   責任取れー!」
彼 「責任? ど、どうすりゃいいんだよ」
智 「そりゃー、さあ、ほら、なんというか、ちゃんと、ねー」
彼 「…………」
智 「くけー!! 自分で考えやがれこのバカー!!」
彼 「わ、わかった! 分かったから落ち着け!」
智 「…………」
彼 「…………」
智 「…………」
彼 「……とも」
智 「ん?」
彼 「俺たちも二人で、卒業旅行行こっか」
智 「わーい!!」


おしまい


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