962 名前: ゴメンちと被るかも… 投稿日: 02/09/28 01:41 ID:nskKsURw
   ボンクラーズの恐るべき挑戦


 その日それまではごく普通の、ありふれた日常だった。
 昼休み、弁当を食べ終わりクラスの後ろで友人達とだべっている。
 そのうち昨夜TVで観たK1の話題になると、
「こうだったろ」
「こうだったな」
などと言い合いながら、プロレス技の掛け合いになってしまった。

「…そこで桜庭の強烈な前蹴りっ!」
と言いつつ上体を右後ろにひねったその時、

 むにゅっ

と、異様に柔らかい感触が右手の甲を伝わってきた。
「あれっ!?」
 ハッとなって後ろを見やると、両の手で胸を隠すようにして目を丸くしている神楽さんの姿があった。
 しまった。
 話に夢中になっていて、たまたま後ろを通りがかった神楽さんの大きな胸に触れてしまったのだ。

「わぁっ!ご、ごめ…」
 おれはてっきり「なにすんだよ!」とか言われながらひっぱたかられると、必死に身をすくめながら謝った。

 …が、
「…」
神楽さんは何も言わず、胸は抱えたまま真っ赤になって、小走りに教室を出て行ってしまったのだった。


   続く


963 名前: 962 投稿日: 02/09/28 02:03 ID:nskKsURw
  ボンクラーズの恐るべき挑戦(2)

「あんた神楽の胸触ったね?」
おれは背後の声にギクリとした。クラスで一番うるさいやつ…滝野智!
よりによってコイツに見られるとは…

「さーわった、さーわった!○○(男子生徒の名前)が神楽の胸に…ムグッ」
おれは滝野が言い終わらぬ内に、彼女の口を押さえてムリヤリ教室の外に引きずりだした。
「…ケホケホッ!何すんのよ!」
咳き込みながら、廊下でおれに抗議する滝野。
「お前が言うなよっ」
危うくクラスの変態くんにされるところだった…

「あーあ、神楽怒っちゃったぞー。どうすんのあんた」
滝野に言われ、おれは少し戸惑った。
「そんな、わざとじゃないのに…」
「胸大きいって神楽けっこう気にしてるところ、私がさんざんからかったばっかだからねー」
そういや峰不二子がどうとか言ってたな。それは滝野、お前も悪いんじゃん…

「これから謝るのも逆効果だろうな…」
「さあねー。まぁ、わざとじゃないんだし、ほっときゃそのうち忘れるでしょ」

「なに忘れるん?」
ほわっと間延びした声。
「あ、大阪、こいつがねー…」
滝野はことのいきさつを大阪に話し始めた。
もう勝手にしてくれっ!
おれはどうでも良くなって、教室に戻ることにした。


   続く


964 名前: 962 投稿日: 02/09/28 02:13 ID:nskKsURw
「そらあかん!」
教室に入ろうとしたおれに、大阪が声をかけた。
「神楽ちゃん気にしてたなら、やっぱちゃんと謝っといた方がええんちゃう?
 わざとじゃないなら、なおさらやー」

それもそうかな…
まぁ、はずみで胸触ったなんて他愛の無いことなんだけど、本人も気にしているところを直撃したのは確かだ。
もう一度、あまり深刻にならない程度に軽く、それでもきちんと謝っておいたほうがスッキリするだろうか…

大阪って案外イイこと言うな。
「そうだね、ありがと。一応でもちゃんと謝ることにするよ」
「神楽ちゃんなら、さっき屋上の階段昇っとったわ。
 なんや走っとったのそういうワケやったんやな」

おれは早いうちに謝った方が良いと思い、さっそく神楽のところへ行くことにした。


   続く


965 名前: 962 投稿日: 02/09/28 02:29 ID:nskKsURw
屋上に続く階段を昇り、扉に開けようと手を伸ばしたその時、
ガチャッ…!
不意に開いた扉の向こうから、神楽の姿が現れた。

「あっ!」
彼女も予想外だったのか、おれ達はふたり同時に驚いて顔を見合わせてしまった。

それからすぐに、おれは頭を掻きながら、
「神楽さんごめんな。あの時は話に夢中になってて、周りに気づかなかったんだ」
とだけ言うと、神楽さんは少し恥ずかしそうに、
「いや、私のほうこそゴメン。急に走って行ったりして、○○も驚いただろ?
 その…ちょっと色々あって、何かそういうこと気にしてた時だったから…」
そう言って頭をさげた。

なんだか随分としおらしい…
いつもは元気が有り余っていて、けっこうガサツそうに見えるんだけど、意外な一面もあるんだな。
「まあ、私はもう気にしてないから、○○も忘れてくれっ。な?」
そう言って見せてくれた神楽の笑顔は、いつもの彼女のものだった。

「…ああ、うん」
その笑顔に少しドギマギしながら答えたその言葉が、
「駄目よ!騙されちゃっ」
という滝野の声にかき消された。


   続く


966 名前: 962 投稿日: 02/09/28 03:35 ID:nskKsURw
だ、騙す?
「何だ?滝野また…」
振り向くと階段の下の踊り場で、滝野が仁王立ちでこちらを見上げている。
その傍らには、大阪の姿もあった。

「○○!女の子のカラダは、そんな一言で償えるほど安いものじゃあないのよ!」
「ななな何言ってんだ滝野!人聞きの悪い」
カラダって…ちょっと胸触っただけじゃないか。

ツカツカと階段を昇り迫って来る滝野。
なんだか得体のしれないその迫力に、おれはちょっとあとずさってしまった。
「な、何だよ!?とも…」
「いいからあんたちょっとこっち来なさいっ!」

戸惑う神楽さんを半ば強引に屋上の扉の向こうに連れて行く滝野。
おれは何が何だか分からずに呆気にとられるばかりだった。


967 名前: 962 投稿日: 02/09/28 03:38 ID:nskKsURw
「何なの?大阪。あいつ…」
おれは階段を降りながらボーッとしている大阪に尋ねた。
「にゃも先生がなぁ…」
「へっ?」
「にゃも先生がこの前面白いハナシしてくれたねん」
「…ああ」
大阪の話もよく分からない。
「秘密やねん」
「うん?」
「この話、○○くんに秘密だったの忘れてたわ。
 だから私がこれ話した事、ともちゃんには秘密やねん」
???…大阪の意味不明の言葉に困惑しているうちに、再び屋上の扉が開いて滝野が姿を現した。
「そういうわけで、○○!神楽に許して欲しければ、放課後にまた屋上に来なさいッ!」
どん、と無い胸(大阪ほどではないにせよ)を張ってそう言う滝野の横で、
とうの神楽は如何にも済まなさそうに、
「おい、ともっ!やっぱり悪いよ…○○は謝ってるんだから」
と言っている。

「だって今日はちょうど部活無いって言ったじゃん!いいから神楽は黙ってて。
 これは、にゃもちゃんの話が本当が確かめるチャンスなのよっ」
キーンコーンカーンコーン…
「あっ5時間目始まるっ」
そう言って、滝野はひとり階段を駆け下りる。
「ほな、○○くん放課後になー」
という言葉を残して、大阪も階段を降りて行く。

おれはチャイムの余韻を耳にしながら、ひとり残った神楽の方を向いた。
彼女は何かを言いたげにしながら、なぜか顔を赤くしていた。
「あのさ…」
何なの?と、おれが尋ねようとすると、
「…ゴメンっ!」
神楽はそう言い残してパタパタと階段を駆け下りていった。


968 名前: 962 投稿日: 02/09/28 04:39 ID:nskKsURw
放課後。おれは滝野たちに言われるまま再び屋上に来ていた。
「来たわね」
3人はすでに屋上でおれを待っている。
「まぁ、そりゃやっぱり悪いと思ったから…」
正直、もうどうでもいいじゃんと言いたかったが、話がなおさらややこしくなるので止めておく。
ここは大人しく滝野に適当に従っておこう。
どうせ大した事ではあるまい。いつものとおりだ。

「あのね、○○。あんた神楽の大事なところを触ったんだよね」
何だかイヤらしい言い方だ。
思わず別のところを想像してしまう。まぁ、胸だって大事なところには違いない。
「うん」
「そやなぁ…それやったら、やっぱり○○くんも神楽ちゃんに大事なとこ触らせないとあかんのとちゃう?」
「は!?」
大阪の途方も無い発言に、おれは一瞬耳を疑った。

「だから、神楽の胸を触ったんだから、あんたの大事なトコも神楽に触らせなさいって言ってるのよ」
どうやら聞き違いではなかったようだ…
が、それはただごとではない。
「ちょっと待てよ!何だってそんな」
「いいでしょ?減るもんじゃないし」
滝野の言葉に、
「そりゃ、胸だってそうだろ!?」
おれは愚かにも反論してしまった。

「女の子のは、減るのよ!」
ジリ、ジリ…と滝野と大阪が詰め寄ってくる。
こ…怖い。
別段、女の子相手ならふたりだろうが3人だろうが大したことはないのだが、
なんだか異様な迫力がある。
おれは本能的に後ずさった。


969 名前: 962 投稿日: 02/09/28 05:02 ID:nskKsURw
「ちょ、ちょっと待てってば!
 神楽さんはどうなんだよ。おれのが触りたいわけ?」
おれは必死になって神楽さんに聞く。
「…」
神楽さんは顔を赤くしたままうつむいている。
お、おい…本気かよ!?
「嘘だろ、ちょっと…神楽さん!かぐ…わぁっ!!」

不覚にも、おれは神楽さんの方に気を取られすぎていた。
いつの間にか滝野がおれの背後に回っていて、おれの体を後ろからガシっと羽交い絞めにする。
別に力が強いわけではない。振りほどこうと思えばすぐに振りほどけただろう。
だが、おれは背中にフワッっと感じた滝野の胸の柔らかさに驚いてしまって、逃げるどころではなかった。

「ちよちゃーんエエで~」
なにっ!?
この屋上の唯一の出入り口である扉の向こうからカチャリと鍵にかかる音がした。
「大阪さーん。本当にいいの?」
姿は見えないが、扉の向こうから聞こえるちよちゃんの可愛い声。
「鍵なんて後でどうにかなるからエエねん。それより今、○○くんを逃さへんようにせんと」

な、な、な…
「そうですかー。じゃ、わたし定吉さんのお散歩があるので帰りますねー」
おれは滝野に押さえられたまま必死になって声をあげる。
「ち、ちよちゃん!ちよちゃん鍵を開けてくれ、ちょっと!」
だが、そのあとのちよちゃんの可愛い声は残酷だった。
「ダメですよー○○さん。悪いことしたらちゃんとお仕置き受けて反省してください!
 女の人のおしり触ったり胸を揉んだりするのって、『せくはら』って言うんですよー」


970 名前: 962 投稿日: 02/09/28 05:20 ID:nskKsURw
何だってー!?
いつの間にそんなことに…
と、とにかく今ちよちゃんに帰られたら、こちら側からでは扉は開かない!
「違う、ちよちゃん!誤解だっ。おれはただ…ムグッ」
言い終えぬ内に、大阪がハンカチでおれの口を塞いでしまう。

「それじゃ、ともちゃんも神楽さんも、またね」
ちよちゃんはそう言って、階段を降りる音が遠ざかっていく…
「た、た、助けてーっ!」
大阪に口・鼻を塞がれたままでは、必死に声を張り上げてもあたりに轟くわけがない。

大阪のハンカチの良い匂いと滝野の微乳の感触に包まれながら、おれはそれでも何か恐怖にも似た感覚を覚えずにはいられなかった。
おれの大事なところを触る…
いま現在この雰囲気から、それで終わるわけがないのは明白だ。
普段なら願ったり叶ったりといったところかもしれないが、今は状況が異常すぎる!
嫌だ…初体験をこんな状況で迎えるのは絶対に嫌だっ!

けれども、おれはそう思いながらも滝野の羽交い絞めを振り払えない。
滝野も意識してかしないでか、後ろからグリグリと胸を押し付けてくる。
滝野って胸無さそうに見えるけど、けっこう…
押し付けられている大阪のハンカチも、彼女の髪の良い香りと同じ匂いがする。
なに考えてるんだ、おれ…

考えるまでもなかった。
みるみるうちにおれの体の血液は一点に集中し始める。


971 名前: 962 投稿日: 02/09/28 05:33 ID:nskKsURw
おれは少し内股気味になりながら、呼吸できない苦しさで顔を真っ赤にしていた。
「大阪。ハンカチもういいよっ」
「そやなー○○くん死んじゃいそうやもんな」
そう言って、大阪のハンカチがゆっくりおれの口から離れた。

「ぷはぁっ!ゼイ、ゼイ、ゼイ…」
ほ、本当に殺す気か…。何だか天国のような、地獄のような…
「こわいこと言うなあんた…」
滝野はちょっと引いたようにそう言ってから、
「さーて、どうだ?○○」
と、おれの耳元に口を寄せて囁いた。滝野の吐息交じりの声がおれの耳たぶにくすぐったい。
おれはますます体を硬直させた。
「覚悟はできた?」
「ぅう…だから、神楽さんはどうなんだ?…それ次第だよ」

おれは既に勃起してしまっているのを悟られぬよう、ごまかしつつそう言った。
神楽さんは、どちらかと言えばこのふたりに引きずられた方だろう。
そんなふうに言えば何とかなるかもしれない、と思ったのだが…

神楽さんは赤い顔でうつむいたまま、
「ごめん、○○。私も興味ある…」
と、おれを奈落に突き落とす言葉を口にするのだった。


976 名前: 962 投稿日: 02/09/28 16:52 ID:nskKsURw
今日はバイトまで暇なので、昨日の続きやります。>>973-975読んでくれてありがと。

   ボンクラーズの恐るべき挑戦(3)

ちゃりっ…
神楽さんが、一歩踏み出した。
「わぁっ!やめろっ。来るなっ!変態!!」
おれは必死になって脚をバタバタさせる。
後ろの滝野を振りほどいた方が早いのだが、おれはそんな事に頭が回るほど冷静ではいられなかった…
「ヘンタ…っ」
神楽さんは、ハッとわれに返るような表情になった。
しめた!
そうおれが思った矢先。
かぷっ!
「うわぁああああっ!」
おれは予想だにしていなかったくすぐったさに、思わず身をよじらせた。
滝野が、おれを後ろからしっかりと羽交い絞めにしたままの姿勢で、
首すじに優しく噛み付いてきたのだ。
「んむーっ」
滝野はあんむとおれの首を甘噛みしたまま、くぐもった声で楽しそうに笑っている。
首は…おれは首だけはダメなんだ!こんなことされるたら…
そんな敏感な箇所に滝野の歯が、2度3度まるで味わうかのようにゆっくり食い込んできた。
そう。
吸い付くような、滝野の唇の感触。愛撫するように食い込んでくる、歯の感触。
そして何よりその歯の間からおれの皮膚をチロチロとくすぐってくる、滝野の小さな舌の感触が…ッ!
やばい、バレる!
さらに硬直した局部が、大阪と神楽さんに…
そう思った瞬間、おれはまるで腰を抜かすようにその場にへたりこんでしまった。


977 名前: 962 投稿日: 02/09/28 17:05 ID:nskKsURw
たが、滝野のキスはおれを決して逃さない。おれの体を抱きすくめたまま、
ペタンと座り込んでしまったおれの首に両腕を回して、さらに吸い付いてくる!
かみかみ…チロチロ…ちゅぅううっ!
「あ…あ・あ・あ」

「ともちゃん上手いなー。びっくりや…」
忘我のうちに居るおれをよそに、そんな大阪の呑気な言葉。
「んふふ…」
滝野は唇をおれの首すじに押し付けたまま勝ち誇った笑いをする。

やがておれが完全に脱力してグッタリしてしまうのを確認すると、ようやく滝野の唇が「チュポンッ!」という小気味の良い音を立てて離れた。
「あーあ。真っ赤な跡ついちゃった。あんた暴れるかだよ○○」
「ぅう…」
「ともちゃんどこでそんなの習うん?」
「え?フツーに、家とかでやらない?お父さんとか」
「だから、どんな家だよ…」
呆れたように神楽さんが言う。おれも同感だ…

「そうそう、キスマークってなぁ…私、むかし口紅でつけるものだと思ってん。
 違うたんやなー」
そう言いながら、今度は大阪が四つんばいになって、だらしなく放り出されているおれの両脚の間に身をすべり込ませてきた…!


978 名前: 962 投稿日: 02/09/28 17:28 ID:nskKsURw
おれの胸元まで頭を寄せる大阪。
彼女の、いつもどおりのどことなくキョトンとした顔が眼前に迫る。
女の子の顔がこんなに近くに迫ったのは初めてだ。
また、大阪の髪の良い匂い…またもおれはドキドキと胸を高鳴らせる。
ああ…おれってなんて単純なんだ!

「今度は私も付けてあげるー」
「おおっ!やるな大阪っ」
滝野の嬉しそうな声。
冗談じゃない!おれは必死に首を左右に振ってイヤイヤした。
「ちょっと、ちょっと待て!って!首は、もう…ちょっと!!大阪!大阪、さん!」
しかし大阪は、ちょっと真面目な表情で唇を少しとがらせたまま、ゆっくりと、顔をおれの首に近づけてくる…ッ!

「わぁ、もう、やめ…やめぇっ!」
半泣きになって亀のように首をすくめてみせるが、
「ハイ、そこであんたも逃げないの!」
はむっ!
「うっ…いぃっ!」
今度はおれの首を抱いたまま後ろから左耳を噛んでくる滝野!
ゾワァッ!と、おれは一斉に全身の皮膚を泡立たせた。

不覚にも、咥えられた耳をかばうように左側に首をすくめるおれ。
大阪は彼女らしくない素早さで、四つんばいのまますかさず空いた右側の首すじに唇を寄せてきた!
…ちゅっ!
「わぁっ、う!」
おれは余りのこそばゆさに、再び小さく声をあげる。


984 名前: 962 投稿日: 02/09/29 01:46 ID:CdRtYVBr
   ボンクラーズの恐るべき挑戦(4)

ぴちゃ…ぷちゅ…ッ
大阪の冷たい舌が、神経の張り詰めたおれの首を弄ぶ!
「あ…ふぅ」
おれは思わずため息を漏らしてしまった。
滝野の愛撫とはまた違う、どこか拙いその舌の動きも新しい快感となってぐいぐいとおれを責め立てた。

…ぎゅ!
「あぁっ!」
大阪のキスに夢中になっていると、不意に左耳を噛む滝野の歯に力がこもった。
滝野の甘ったるい、暖かい鼻息がおれの耳孔をくすぐる。

後ろから前からクラスの女の子に挟まれて、こんなことをされるとは…
シチュエーション的にはおいしいのかもしれないが、この時まだ童貞だったおれにとっては、
ただただ女の迫力に圧倒され、恐怖に震えるだけだった。
むろん、快楽に溺れていたことは否定できない。

だが、おれも必死になって、3人のうちでは一番正気を保っていそうな神楽さんに助けを求めた。
「神楽さん、…いぃいっ…あれは、
 あれはわざとじゃないんだ…だから、こんな事はやめようよ…かぐ、、、あうっ!」
前後ふたりの攻撃に身を震わせつつ、おれはそれでも声をしぼり上げる!


985 名前: 962 投稿日: 02/09/29 02:05 ID:CdRtYVBr
「…」
しかし神楽さんは、おれの言葉(哀願と言っていい)には答えず、ただ顔を赤くしておれ達3人の動向を見守っている。
「神楽さん…かぐ・あぅっ!」
ちゅぷっ!
大阪の唇がおれの皮膚から離された。
「あれー。おかしいな…ともちゃんみたく上手くいかんわ。
 全然赤くならへん…」
今まで舌で愛撫を続けていた箇所を見つめながら、大阪は小さくそう呟いた。
「…もっと強く吸わなくちゃ。…○○が痛がるくらい」
おれの首後ろに頬を摺り寄せながら、滝野が答える。

「痛いくらい?そら○○くんがかわいそうやわー」
そう言いながらも、大阪は再び舌を這わせてきた。

もう、身をよじって逃げることもかなわなかった。
おれの「大事なところ」は、もうすっかり膨張してしまっていて、立ち上げることもできないのだ。
そんなタイミングで、神楽が
「あの…」
と、声を上げた。

(助けてくれる…)
おれは何の根拠も無くそう思ってしまったのだが、その一縷(いちる)の望みは一瞬で打ち砕かれた。
「そろそろ、私も…触っていいかな?」


986 名前: 962 投稿日: 02/09/29 02:31 ID:CdRtYVBr
おれは真っ青になった。
「触る」…当然それは、おれの大事なところ。
冗談じゃない!今この状態で触ったりしたら、簡単にばれてしまう!

「ええよー。キスマークの練習はいつでもできるし」
大阪はそう言って、身をおれの身体の横側に寄せる。が、あくまでおれから離れる気はないようだった。
その場所から、背後の滝野とともにおれの身体を抱きとめつつ、
大阪はまた飽きもせずおれの首に吸い付いてくる。

神楽さんは、空いたおれの両脚の間に、おずおずと身をかがめて来た。
(やばい!)
そう感じた瞬間、おれは実質その場で最初で最後の抵抗を試みた!


987 名前: 962 投稿日: 02/09/29 02:32 ID:CdRtYVBr
「や、やめろぉおおおおおっ!!」
腹の底から、ありったけの力を込めて、声を張り上げる!!
屋上からだ。そのまま叫べば、誰かの耳には届くはずだった。
誰かが来ないにしても、彼女らがそれに驚いて身を引いてくれればそれで良かった。

実際、おれの予想外の行動に、3人は一瞬驚いたようだった。
…が。
「誰か!誰かっ助けてく…ムグゥウ!!」
おれの叫びは、神楽さんの豊かな胸によって遮られてしまった!
彼女にとっても、とっさの行動だったのだろう。
ドン!と身をぶつけてきたかと思うと、それはとてつもない柔らかさを秘めた塊だった。

「ぅうーっ!むぐぅうーっ!」
おれは呼吸できない苦しさと、おそらく洗濯したてのブレザーに、神楽さんのほんのりとした汗っぽさも混じる香りに包まれ、
声を上げられない!
「神楽ちゃん、すごいなー」
「あーあ。私もそのくらい胸があればな」
「だから言うなっ!しつこいぞ!」
「だって、実際おとくじゃん、そんな使い道があるくらいだし」
「これは…仕方ないだろっ!」
声もあげられずバタバタともがくおれをよそに、女3人はめいめい勝手な事を言いあっている…
(ぐ、ぐ、ぐ、苦じぃいいっ…!)
だが不思議なことに、その柔らかさが生む苦しみが大きければ大きいほど、
つらければつらいほど、なぜかおれの硬直はますます程度が上がっていく!
おれは、おれはもしかして変態って奴なのか…!?


989 名前: 962 投稿日: 02/09/29 02:45 ID:CdRtYVBr
「そろそろええんちゃう?」
大阪の救いの言葉。神楽さんは、おそるおそる胸をおれの顔から離した。
ゼイゼイと、新鮮な空気をいっぱい肺に吸い込むおれ…
もう声は上げられない。
そんな抵抗をしたところで、また窒息直前まで胸を押し付けられるのだ。
想像しただけでもゾッとする…

「ほな神楽ちゃん、見てみよか」
そういって、大阪はおれの首に唇をあてたまま、左手でおれの学生服の金チャックに指をかける。
え…?え…っ!?ちょ、直接!!?
ジジジ…と、チャックが音を立てて開いた。
「あ…う…」
おれは余りの情けなさに、また涙目になってうめき声をあげた。

「…また神楽の胸、押し付けて欲しい?今度は気絶するまで離さないヨ」
そっと背後からおれの耳に囁きかける滝野の吐息…
声を出す自由すら奪われ、おれはもうただ神楽さん達の行為を受け止めるしかなかった。

ポロッ
何か、熱いものがおれの頬をこぼれ落ちた。
男として決して認めたくはなかったが、おれはこの女の子たちに泣かされているんだ…


990 名前: 962 投稿日: 02/09/29 03:22 ID:CdRtYVBr
つい…ッ!
「あっ!」
神楽さんの手が、おれの開いたチャックに滑り込み、そのたどたどしい手つきの感触におれは思わず声を上げた。

……
………
………ぎゅっ!
「ぅうっ!」
そっと…おれのイチモツが握られる感触。バレてしまった…おれのパンパンに膨らんでしまったペニスが、
神楽さんに握られている…

「どうや?神楽ちゃん」
神楽さんは顔を真っ赤にしたまま、
「………かたい」
とだけ言った。
神楽さんって遊んでそうに見えるけど、意外とこういうこと慣れてないのかもしれない。
彼女が慣れていようがいまいが、
今この状況でおれがされていることに変わりはないのだが、そう思うと余計な興奮がおれの心のうちから奮い立ってくる…

「ふうん。○○…あんた、『嫌だ、嫌だ』って言いながら、本当は期待してたんでしょ?」
滝野が鼻先をおれの耳の裏につけたまま、そんな言葉でおれをいたぶる…
「違う…違う!」
「違わないよう。触って欲しかったんでしょ?神楽に」
そう言いながら、おれの首にまわした滝野の腕に、なぜか少し力がこもってくる。
「神楽っ。○○のあそこ、チャックから出してみせて…」
「んっ…」
滝野の言葉に対していつになく素直に、神楽さんは従う。

ボロン…
おれのモノが、3人の真ん中であらわになった。


59 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(5) :02/09/30 04:07 ID:+7SK+qDS
わぁっ…
3人の視線が、おれの象徴するところの一点に集められる。
「なんやすごいグロテスクやなぁ」
「すごい…また硬くなってる」
「お父さんのみたい…」
「!…ともちゃん、お父さんの見てるん?」
「へっ?一緒にお風呂に入る時とか見ない?」
「お前いくつだよ…」
彼女らは、あくまで明るかった。
暗い奈落の底に突き落とされているのは、その3人に取り囲まれいいように弄ばれている男ひとりだけだった。

「も、もう、もういいだろ?おれの触ったし見たんだから…勘弁してくれよ…」
ふぅっ…
「ぃいいいっ!」
また滝野がおれの耳に息を吹きかける!
「…あんた、『反省』ってものがないのよねぇ。
 ここまでされても、かえって『なんでおれがココまでされなきゃならないんだ』なんて思ってるでしょ?」
「あ、当たり前だよ!」
ちゅううっ!
「ぁああああっ!!」
さらに、大阪が強く首すじに吸い付いてくる!
「あーほらほら、ともちゃん見てみい。ようやっとキスマーク上手いことつけられたで」
そう言って、大阪は無邪気に笑った。
「うんうん大阪。でもまだ甘いなっ!時間はたっぷりあるから、今日はじっくり練習しような」
…えっ!?
滝野の言葉に、一瞬おれは耳を疑った。

60 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(6) :02/09/30 04:30 ID:+7SK+qDS
そりゃ、これだけで済むとは最初から思ってはいなかったが、
何なんだ、その“時間はたっぷり”、“じっくり練習”って!!
「ちょ、ちょ、ちょっと!そんなの!なんだかんだ言って、3人とも
 おれをオモチャにしてるだけじゃないかっ。もういいだろ?放してくれよっ」
「神楽っ」
滝野に言われ、神楽は反射的におれの口をふさごうと、その迫力のある胸を近づけ…
むにゅう!
「むぐぅ!!」
「あんたもバカだねー○○。騒いだらこうする、って言ったじゃん。いいから神楽、気絶するまで押さえちゃえ」
「え…でもそれはちょっと可哀そうだろ」
(今だって充分ひどいよ!)
おれは心の中で叫び声をあげながら、呼吸も身動きもとれぬどうにもならない束縛に身悶えするほかなかった。
「んぐーっ!ぅいぐーっ!」
おれはあまりの苦しさに、ずっと「死ぬ」を連発するが、彼女らの耳には届かない。
それどころか、さっきは「可哀そう」とか言っていた神楽さんが、
その声すら漏らすまいとさらに胸をグリグリと押し付けて…

目・口・鼻に神楽さんの柔らかさを。
首すじから胸元に大阪の唇を。
そして背後から耳に滝野の囁き声を感じながら、おれは徐々に意識が薄れていった。

「ほら…○○。まだ聞こえてる?今、○○のおちんちんスゴイのよ。
 3人に寄ってたかって苛められて、あんなにカチカチになってるの…」
あ…い、言わないでくれそんなこと…ぅう滝野…滝野ぉ……
……………
………
……



64 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(7) :02/09/30 17:05 ID:+7SK+qDS
空を浮かんでいるような感覚。
目も耳も聞かない真っ暗やみの中、おれはそんなふわふわした感触だけを感じていた。
いや、意識がなかったので夢と言った方が正しいかもしれない。
暖かいマシュマロの中に包まれているような「夢」。
小さいころ、ゆりかごの中で揺られているような「夢」。
母親の胸に抱かれていたような「夢」…

あんな最悪の気絶の仕方で、どうしてそんな安堵感を得られたのかは分からない。
もしかしたら、彼女らのおれに対する束縛が思いのほか優しかったからかもしれない。
そう、少なくともその時、意識を失うまでは…


……
………ぐにっ
………ぐにゅぐにゅっ!
ぐにゅっ!ぎにゅっ!ぐにゅっ!

「う…いぃ…あ…」
股間の異様な感覚で、おれは目を覚ました。
が、目を開けたのに暗いままだ。どうして…

66 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(8) :02/09/30 17:19 ID:+7SK+qDS
意識がハッキリしてからやっと分かった。
おれは屋上の床の上に両脚を投げ出す形で座らされている。それは先ほどのままだ。
だが、背後に感じる乳房の感覚は、滝野のものではない。
神楽さんが、おれを寄りかからせる形でおれを後ろからその引き締まった四肢でおれを抱きすくめている。
その腕が、おれの目を塞いでいるのだ。
後頭部に感じる柔らかさは、神楽さんの胸…おれの頭はすっかりその温かさの中にうずめられている。
神楽さんの脚は後ろからおれの身体を挟め、逃れられないようガッチリと固定していた。
おれは腰の後ろあたりに、神楽さんの恥丘のふっくらとしたふくらみも感じる。
それはいい。
そこまでは女性のからだの優しさだった。
だが、おれが目を覚ましたのはそんな生やさしい感覚によるものではない。これは…

「う…た、滝野!滝野だろっ。おいっ!触るな…握るな……ぁああうっ!!」
目を神楽さんの腕にふさがれて見えないが、おれのペニスを強引にしごくその遠慮のなさは、
正しく滝野以外の何者でもない!
「あらら。バレちゃったー」
そう言いながら、いっこうに滝野の責めは終わる気配を見せなかった。

何だか身体全体がスースーする…
「あ…お前ら、おれの服…全部脱がせたな!」
下着まで全部…ぜ、全裸じゃないか!

ちゅっ!
「ぃいうっ!」
おれは乳首に大阪の吸い付きを感じてビクリと身を震わせた。
まだやってたのか大阪…

68 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(9) :02/09/30 17:44 ID:+7SK+qDS
あ!すんません>>65。なるだけ時間的にバッティングしないよう、この時間帯を選んだのですが…
「銀」の続き楽しみにしてるひとりッス。
ではワタクシめのほうはあと一時間くらいガソバらせていただきます。(前スレ962あらため58)
……………………………………………………………………………
   (続き)

「あ…ちょ…もうやめてくれ…ホントに、もう、もう…ぁ」
おれは股間にジワリとした熱い切なさがこみ上げてくるのを感じた。
無作為におれのモノをいじくっているように見えて、滝野の手技は絶妙だった。
どうすればおれが感じるのか、全て知っているかのようだ。ぅう、う…
ぐにゅっ!
ぐにゅっ!
ぐにゅっ!
少しずつ、滝野がおれを上下にしごくリズムが一定になっていく…
おれはこれまで経験したことのない恐ろしいまでの快楽の渦に飲み込まれながら、
再び我を失っていた。

「あーっ。ぅうーっ」
おれは、まるで阿呆のようにうめき声をあげる他はない。大阪も短い舌が、チロチロとおれの乳首を舐め弄んでいる…
「○○…」
ふいに、それまでおれを捕まえたまま静観していた神楽さんが声を発した。
「気持ちいいの?ともにこんなふうにされて、気持ちいいんだ…」
神楽さんの熱い吐息が、言葉と一緒になって漏れてくる。
「な、何を言って…」
「ともが、とものがいいの…?」
かぷっ!
「うぁああっ」
神楽さんは、さきほど滝野がそうしたように、おれの耳を噛んできた…
滝野のそれと比べて幾分ぎこちないものの、なぜか力がこもっている。
おれを抱く両の腕も、さらにおれを神楽さんの胸の奥に引き込もうとおれを締め付けてくる。

69 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(10) :02/09/30 18:00 ID:+7SK+qDS
「あ…あ…」
おれは3方向から同時に責め立てられて、早くも「その時」を予感していた。
くる…来てしまう!や、やばいいいいぃぃっ!!
「ちょっ、も、もう…う………ぅうううっ!」
おれはカラダをぴくん、ぴくんと震わせる!

ぐにゅっ…ぐにゅっ…ぐにゅっ………
「大阪ー。少し離れたほうが良いよ。いま、ここの袋に入ってるのがキュッてなったから」
ちゅぷっ!と、大阪の唇がおれの胸から離れる。
「分かったー。出てくるとこ見とかな…一回目は、ホントにそんなに飛ぶんかな」

「い、一回目!?一回『目』って、ちょっと、それはどういう……ぁああうっ!!」
どくん!
びゅっ、びゅっ、びゅくっ…どくん!
「ぁああああああっ!」
声にならない叫び声をあげるおれ!
白濁液(見えないが)が、おれのペニスを飛び出していく!
「わー出たぁ!」
無邪気な滝野の声…
「ホンマに飛んどる!びっくりや…」

びくん!びくん!ぴくっ…!!
「すごい…ぴくぴくいってる…」
快楽に打ち震えるおれの耳に、かすかに神楽さんのそんな呟きを聞こえてきた…。

ああ…もう、もう…どうでも、いい……ううっ!
びくん!びくん!


70 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(11) :02/09/30 18:16 ID:+7SK+qDS

おれはもう、すっかり放心状態のまま、脱力して背後の神楽さんに全体重をまかせていた。
「○○…かわいい」
神楽さんはそんなおれを暖かく抱きしめてくれるが、おれはまた涙目になって何も言えなかった。
そんな神楽さんの言葉も、おれにはもうどうでも良かった。
3人がかりとはいえ、女に…ムリヤリ、いかされるなんて…
情けない。
情けない……ぅうっ…

うなりをあげて精液を放った後も、おれのペニスはしばらくビクビクいっていたが、
間もなくそれも収まってきた。
「出したあと、こんなにちっちゃくなるんだねー」
「…」
「○○ー。どうだった?良かったでしょ?」
ハンカチかちり紙らしきもので、そこらに飛び散っているおれの液を拭いながらそう言う滝野の声。
「…」
どう答えろってんだ、お前ら…
「あかん。○○くん、怒っとる?」
ここまでやっておいて、怒るも何もないもんだ。

正直、おれは本当にもうどうでもよくなっていた。
はやく、おれを解放してくれ…
もう放っておいてくれ…
おれを家に帰してくれ…
そんな思いだけがおれの心のうちを錯綜し、無言にさせていた。
もはや怒りがどうとかいう問題ではなかった。
女がレイプされた時も、もしかしたらこんな気分になるのかもしれない…

71 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(12) :02/09/30 18:35 ID:+7SK+qDS
神楽さんがやっと腕を緩めてくれた。
空は夕焼けに染まっている。
久々見る光がやけに目にしみる…まぶしい。
「しかたないな…○○。これは秘密にするつもりだったけど、
 もうこうなっちゃったらあんた逃げられないから、事情教えてあげるわ」
滝野の言葉。
事情?
いいよ、もう…そんなことはどうだって。
もう何だろうが、やりたいことやって、とっとと済ませばイイだろ…
ほら…

「ねぇ、ふてくされないで聞いて?○○、にゃもちゃんのファンだったよね…」
にゃも…って…。く、黒沢みなも先生!?
そういえば、昼休みも大阪が何かそんなことを…
「この前ちよちゃんちの別荘でワイ談したときにね、にゃもちゃんが教えてくれたの。
 男は1回目、2回目はすごく飛ばすし『気持ちいい』って喜ぶけど…
 10回目、20回目になると何も出てこなくなるんだって」

?…???
ま、まさか…あの黒沢先生が、そ、そんなことを!?
う、うそだ!

72 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(12) :02/09/30 18:44 ID:+7SK+qDS
「私達、それを確かめたかったってワケ」
「そのくらいになると、
 『もう止めてくれ』って男のクセに泣き叫ぶようになる、とか言うとったな」
大阪の、とどめの言葉。
「う…、うそだ…うそだっ!」
おれは…信じないぞっ!
「なんや動揺しとるな○○くん」

「い、いい加減なこと言うなっ!あの黒沢先生が、そんなわけないだろっ…
 と、取り消せ!」
「本当だよ。黒沢先生って、彼氏いたのにそれが原因で別れちゃったんだから。
 うそだと思うなら、今度本人にお酒飲ませて聞いてごらん」

う、そ、それは聞いたことが…
去年だかおととしまでは彼氏がいたらしい話は、聞いたおぼえが…
それですらおれにはショックだったのに、まさかこんな…
ここに入学したときからずっと憧れていた、黒沢先生…
ああ、黒沢先生っ!
そんな…
そんなぁっ!

「あ、こいつっ!」
突然、滝野の声があがる。
「にゃもちゃんの話したとたん、もうこんなになってる!」
無意識のうちに、おれのペニスは再び硬度を蘇らせていた。し、しまった…
「あ、ホンマや。ともちゃん今度は私に触らせて」
…ぎゅっ!
「あうっ!」
イッたばかりの敏感なところを大阪に握られて、おれは身をのけぞらせた。
「すごい…ビクビクいっとる。○○くん、ホンマににゃも先生のこと好きなんやなー」
「う…うるさい、うるさい!」

73 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(13) :02/09/30 19:02 ID:+7SK+qDS
「○○…」
ふと、背後から力の込もった神楽さんの声。
「黒沢先生が好きなんだ…そっか…」
ぎゅうぅぅぅっ!
「う…ぐぇっ」
それまで優しかった神楽さんの、おれの首にまわされていた両腕が、
急に頚動脈のあたりに食い込んでくる…
な、なんだ?
…怖い。怖いよっ、神楽さん…ッ!

「さあ、それじゃ2ラウンド目に言ってみよっか」
滝野の、死刑宣告にも似た言葉が浴びせられる。
ま…まさか本気で、10回も20回も…
そんなにされたら、死んでしまう。い…いや、こ、殺されるッ!
嫌だ!
た、助けて…助けてくれぇっ!!
は、初体験でこんな…
誰か…誰かぁっ!

74 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(13) :02/09/30 19:18 ID:+7SK+qDS
んちゅっ!
「!!!」
突如、滝野が唇を重ねてきた。
柔らかく濡れた粘膜の感触が押し付けられ、
ネットリとした舌が強引に歯と歯の間をこじ開け、おれの口腔に侵入する…
ぴちゃっ…ぷちゅっ…くちゃっ………
舌と舌が絡み合う。
(滝野…これ、おれのファーストキスなんだぞ…)
滝野のキスに、おれは半分夢見心地だった。
そりゃ、キスより先に下半身の方をめちゃくちゃにされたおれだけど…
分かってるのかな…?知らないだろうな…。
心地よいけど…気持ちいいけど…最低だ…こんな、初めての…キス。

ぎゅっ!
う…神楽さん、そんなに首絞めないで…さっきからなに怒ってるんだよ…
あ…あぁ…ッ

もう逃げられない。
きっとこのまま、なし崩し的におれの初体験が奪われてしまうんだ…
おれは初めての唇を滝野に蹂躙され、実感としてやっとその事を悟ったのだった。
女の子達の残酷さにさいなまれながら、おれは涙が止まらなかった。

   (続く)

102 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(14) :02/10/01 02:21 ID:cnY1PS4V
きゅっ、くにゅっ、むにゅっ…
目をつぶって滝野の接吻を受けながら、
おれは大阪がペニスをしごき始めるのを感じた。
おずおずとした手つきで、滝野ほど上手くもなければリズムも悪かったが、
そのぎこちない動きは射精したばかりのイチモツには恐ろしくくすぐったい!
さらにグンと硬度が高まっていく!

「んぐーっ!まっれ、んっれぇええ!んむむぅっ」
おれは待ってくれ、と言いたいが、暴れまわる滝野の舌のせいで思うように声が出ない!
止めて!止めてくれぇッ!

びくっ!びくっ!!
大阪の手の動きに反応して、腰が上下に痙攣を繰り返す…
「あ…んあっ………んむっうぅ……」
おれは電撃のような快楽に貫かれながら、目を半開きにしてされるがままになるほか無かった。

あむっ…
「ひぃやぁあああっ!」
また、神楽さんがおれの耳を噛む…
それから、一言。
「泣いたって…わめいたって…もう、許してあげない…ッ!」
気絶しない程度におれの首をぎゅうと抱きしめながら、
背後からかけられるその熱っぽい囁きに、おれは身震いした。

なんで、どうして…神楽さんまで…

104 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(15) :02/10/01 02:47 ID:cnY1PS4V
くにゅっ…きゅっ…くにっ……
…ぴちゃ、ぷちゅ…
あむっ…はみはみっ………
ペニスをしごかれ、口中をねぶられ、耳を噛まれ…
気を抜けばまた気を失いそうな程の快感が、一体どれほど続いただろうか。
それでも、イってしまうにはあと一歩及ばない。
ひどく心地よいのに、気持ちいいのに、それにはまるで終わりが無かった。
生殺しのような快楽のまま、ずっと…ずっと…ッ!
「あ…ああっ……」
もう許して…大阪、……た、頼む…もう、もうイかせてくれ……
じらさないで………
こ、このままじゃ、気が…気が、狂っちゃう、ぅよぉおおっ…!

くにゅっ……くにゅっ…きゅっ………
おれの心の叫びとは裏腹に、大阪の残酷な責めは続く。
「どや?○○くん、イきそう?」
「…ぃ。……いひぃいっ」
おれはもう、声さえでれば大阪に泣いて許しを乞うただろう。
恥も外聞もなく、哀願したに違いない。一言、「イかせてください」と。

だが、大阪はおれの心を知ってかしらずか、変わらぬリズムでずっとおれのイチモツを弄んでいる。
しつこい。
…あまりにもしつこい、じらしのテクニック…。
おれはどうにか自力でイこうと、大阪の手の動きに合わせ下腹に力を入れたりふんばったりするのだが、
どうしてもイクことができなかった。こ、こんなに…気持ちいいのに…
「イク」「射精する」というたったひとつのことだけに、どうしても到達できない…!
助けて…助けてくれっ!
大阪に、殺される……ッ!

112 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(16) :02/10/01 04:20 ID:cnY1PS4V
気がつけば、空を朱色に染めていた太陽は既に沈んでしまっている。
あたりはもう薄暗かった。
大阪はまだ飽きもせずおれのあそこをいじくっている…

ちゅぷっ…
滝野の唇がはなれる。唾液の糸が、つつつ…ッと垂れて落ちた。
「な、大阪。もうそろそろトドメ刺してあげようぜ」
たまりかねたように、滝野は大阪にそう言った。
おれは、この時ばかりは滝野に感謝した。
後に、この言葉はつまり「何度もイかせるんだから」という意味だということを知ることになるのだが…
とにかくおれは、この生殺しの状態から一刻も早く抜け出したくて仕方が無いのだ。
それ以外のことを考える余裕など…
「助けて…助けてぇ」
おれは自由になった口から、涙ながらに訴える。

「それがなぁ、ともちゃん。白いのがなかなか出て来んのや…」
大阪は、少し申し訳無さそうにそう言った。
「あんた、じらしてたわけじゃ…」
滝野は半ば呆れてそう言った後「じゃ、変わろうか?」と言った。
何でもいい。誰でもいいから、早くイかせてぇ…ッ!
は、早く…早くしないと、破裂してしまう…
ずっとギリギリの刺激を受け続け、袋の中で作られた液体がずっとそこでグルグルうずまいている!
ペニスは勃起しすぎて痛い…

が、
「いやや。途中で投げ出すのはあかん」
こんな時に限って、いつになく頑固な大阪。
うう、もう止めて…

113 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(17) :02/10/01 04:21 ID:cnY1PS4V
「そう?じゃ大阪。口でしてあげな。にゃもちゃん言ってたでしょ?一発だって」
ま、また…いちいち…く、黒沢先生の名前を…
「そやなー。そうする…ほな」
パクッ………
「ぁあうっ!」
あ、温かい…あったかぃいいいいいっ!
おれのペニスが、生まれて初めてぬめっとした女の粘膜を感じている!
ヌルヌルとして、柔らかくて、温かくて…
あぁ、あああああっ!!
し、しかも大阪が…あのキスのように……ちゅうちゅうと…す、吸い付いて…
あ…
ぁあ…
あああああっ!
「あうっ!!」

びゅるっ!びゅるるるっ!どくんどくんどくん………
びくっ……びくっ……びくっ…
「あ…あ・あ・あ………」
おれは滝野の身体を乗せたまま、腰を浮かせて限界までのけぞりながら、
白目をむいて二度目の射精をし続けた。
陰嚢にたまりに溜まった精液が、一斉に大阪の口の中へ放出されている!
びくっ、びくっ…びゅるっ!
「あ…あひぁ…ッ!…あむっ!?んむむぅーーーっ」

それまで後ろでおれの身体を捕まえていた神楽さんが、
のけぞったおれの頭を抱きかかえ、おれの悲鳴を遮るように強引に唇を合わせてくる…
ぴちゃ!むちゅ!ぐぢゅっ!!
彼女の舌が乱暴に動き回る!
まるで噛み付くような…
彼女らしいと言えば彼女らしい。獲物を捕らえた肉食獣のような、力強いキス…
さきほどまで感じていた優しさなど微塵もない。ただただ相手の肉体を食らい尽くすためだけの…
そう。これはもはや…捕食だった。

114 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(18) :02/10/01 04:21 ID:cnY1PS4V
おれのペニスを根元まで咥え込んで、放たれる精液を吸い続ける大阪。
おれの唇を、舌を、頬の内側の粘膜を余すところなく愛撫しつづける神楽さん。
そして、その様子をおれの身体に跨りながら眺めている滝野…
ああ。おれは、この3人に…「食われて」いるんだ…
肉体を…精神を…男の、誇りを……

びゅるっ…ぴゅっ…………………ぷぴゅっ………………………………ぴっ……
す、吸われ…続けて…おれは…

  (続く)

117 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(19) :02/10/01 17:44 ID:cnY1PS4V
…ぴゅるっ………………
最後の一滴まで大阪のフェラチオで絞りだされ、おれはもう真っ白になっていた。
射精したのはたったの2回だが、オナニーで出すのとはわけが違う。
四方八方から女に責められ、ジラされ、いたぶられ…むりやり沸き出でた精力を、
身体の奥底から根こそぎ奪われる、そんな感覚だ。

「あ・あ、あ…」
おれは目もうつろに口を開け涎が流れ出るのもそのままに、身動きひとつ取る事かなわなかった。
神楽さんは後ろからおれの頭を胸抱いたまま、
いまだに「ちゅ、ちゅっ…」と頬にこめかみにキスを浴びせている…

やがて、おれの身体に馬乗りになっていた滝野が降りると、
おれの目におれのペニスを咥えたままの大阪の姿があらわになった。
あんなに…頬をすぼめて……大阪…
チラリ…
大阪が、そのままの姿勢で上目使いに視線を合わせてくる。
それは、普段の彼女からは想像もつかないほど淫靡で残酷な姿だった。

ちゅぷんっ!
「ぁあうっ…」
ふいに大阪の口が離れた。その刺激でおれはまたぴくんと身体を震わせる。
「…」
大阪は口を閉じおれと目を合わせたまま、スカートのポケットからさきほどのハンカチを出した。
そして…
………ドロリッ…ドロ…ドロッ…………
大阪の口の中から、大量の白濁液が糸をひいて、たたまれたハンカチの上に落ちていく。
「あ…あ…ひぃ…」
あんなに…あんなに出たんだ……おれのカラダから…

118 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(20) :02/10/01 17:45 ID:cnY1PS4V
それは見たこともない量だった。
多少は大阪の唾液も含まれているのかもしれないが、
2回目にもかかわらず、あれだけの量を射精するなんて生まれて初めてだ…
おれはそのことに驚くと同時に、先ほどの滝野と大阪の言葉…
「10回目、20回目になると何も出てこなくなる」
「そのころには男のくせに泣き叫ぶようになる」
あの言葉を思い出し、あらためて恐怖と絶望感を覚えていた。

本気で…
こいつら本気で、おれを空っぽにするつもりだ…ッ!
「死ぬ…!死ぬ………死ぬ…し、死んじゃうよぉ……。
 頼む。た、助けて…や、止めてくれ……くださいッ…
 もう、何でも………言うこと聞くから…
 お願い…お願いしまふ…」
もうおれは恥も外聞もなく、涙と鼻汁で顔をグジュグジュにしながら3人に哀願した。

「あー。ホンマええ顔になっとるわ」
大阪はハンカチで口を拭いながら、いつものとろんとした表情でサラリと言ってのける。
ひ……そんな、大阪……ひぃいいいっ……………

「でもちょっと根性ないわね○○。まだたったの2回目だぞ?」
滝野の無慈悲な言葉。
「う…うぅわぁあああっ…………」
だめだ…もうだめだ……
涙が、涙がボロボロとこぼれ落ち、もう何も見えない。
こ、こんな死に方…

119 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(21) :02/10/01 17:46 ID:cnY1PS4V
「○○…」
そんなおれの頭を抱き寄せたまま、神楽さんは言った。
その声に、先ほどまでの激しさはない。気のせいか、いくぶん優しさを感じてとれた。
「チャンスをあげる」
「えっ…!?」
おれは嗚咽をあげながら、驚いて神楽さんの方を振り向こうとしたが、
神楽さんはおれのその行動を遮るように、ぎゅっとおれを抱く腕の力を込めてきた。

「ちょ、ちょっと神楽?」
驚いたのはおれだけではない。滝野も彼女の予想外の言葉に、目を丸くした。
「ど、どうすれば…」
おれは滝野にかまわず背後に居る神楽に尋ねる。
「それは…教えない。でも、いずれにせよ次は私の番。
 それで許してあげるかどうかは…○○しだい。
 私がするから、ともと大阪は見てて」

「神楽ー」
滝野は不満げだったが、
「まあまあ、ともちゃん。もともとは胸触られたんは神楽ちゃんやで。
 それに、ここはじっくり神楽ちゃんの見てあげんと」
という大阪の言葉に、以外にも彼女は「そうね」とあっさり頷いた。
あ、あと一回…

正直、それですらおれには苦痛なのだが、それで許してもらえるなら…
それで解放してもらえるなら…
少なくとも、死にはしないだろう。家に帰れる。命が助かるんだ…
あたりはもう真っ暗で、遠くの街灯と月明かりしか見えなかったが、
おれには希望の光が差し込んできたように感じるのだった。

   (続く)

146 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(22) :02/10/02 20:33 ID:zzXNapEp
滝野と大阪がおれの身体から離れると、
おれの背後で身体を支えてくれていた神楽さんは、彼女らしいネコのように機敏な動作で、
おれの前方に回りこんだ。
そして、仰向けになったおれの腰の上…ちょうどおれの急所の真上にまたがった。
神楽さんの下着ごしに、ふっくらとした彼女の隆起が、
2度の射精でこの上なく敏感になっているペニスに感じられる…

おれはもう体力を使い果たして動けなかった。
いや、動けたところでもはやどうにもならなかっただろう。
滝野の言うとおり、この屋上には逃げ場がないのだ。

「…」
神楽さんは、おれの身体に跨ったままじっとおれの顔を見下ろしている。
(こんな時に何だが)
ほんの少し落ち着きを取り戻していたおれは、こんな思いをめぐらせた。
月明かりに照らされる彼女のそんな表情は、本当に美しい。
こんな状況でさえなければ、素直にそう感じただろう…
それは、いつもの健康的な、はつらつとした美しさとは違う。
どこか、妖しさにも似た、女性的な魅力…

だが、そんな彼女が今まさに征服せんとする相手は、もはや抵抗することのできない哀れな男…
このおれなのだ。
その彼女の顔ですら、おれには恐怖の対象には違いなかった。

147 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(23) :02/10/02 20:33 ID:zzXNapEp
そして彼女はこれを「チャンス」だといった。
そう。おれがこのあと生きるも死ぬも、神楽さん次第なのだ。
実際に死なないまでも、こんな拷問にさらされ続けたら男として再起不能になることは充分にあり得る…
愛おしむべき美しさと「畏怖」という、矛盾するふたつの感情を、
おれは神楽さんに対して抱かざるを得ない。

そっ…と、神楽さんの顔が近づいてくる。
「あ…あぁッ…」
おれは覚悟を決めていたはずだったが、やはり襲いくる恐怖の荒波にはどうにもかなわない。
(また…食われる…………食われるぅ………ッ)
ガタガタと震えが止まらなかった。
だが。
神楽さんはおれの耳に口を寄せて、
「大丈夫。優しく…してやるよ」
と囁いた。
たったそれだけで、不思議な安堵感がおれを包み込んだ。
自分では止められなかった震えが、いつの間にか消えている。

おそらく神楽さんのその言葉は、滝野にも大阪にも聞こえてはいない。
いや、聞こえないように言ったのかも知れない。

148 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(24) :02/10/02 20:35 ID:zzXNapEp
そ、そうなんだ。神楽さんは…
いつも男勝りで、榊に何かと勝負を挑んだりしてガサツにみえるけど、
本当は心の優しい女の子なんだよな。
おれはふと、街なかで遠目に見かけた神楽さんの姿を思い出した。
2度ほどある。
大きな荷物を背負って大変そうな外人を手伝う姿。
信号を渡るお年寄りの手を引く姿…

誰にも言ったことはないけれど、おれはなんとなく彼女のそんなところを尊敬していた。
だからこそ、今回こんなふうにされて…
「泣いても喚いても許さない」とか言われて…
ある意味、一番それがショックだったんだ!
だけど…だけど、やっぱり神楽さんは…
大阪と滝野の勢いに流され、結果としてこんなふうになってしまったけど…
何とかしておれを助けようとしてくれているのかもしれない。
あるいは、余りにも悲惨な男に対する同情だったのだろうか?
いずれにせよ、今ここでおれを救ってくれるのは、彼女以外に居ないのだ。

「優しくしてあげるから…○○も、感じて…」
そう言って、神楽さんは少し身をおこしてから、ゆっくりと立ち上がった。
彼女はおもむろに自らのスカートの中に手を入れると、
その下にはいていた下着をスルリと下げた。

「あ…」
おれはそんな彼女の行為を目の当たりにするうちに、
急所にジワリとした血液の流れが再び蘇るのを感じた。
………びくっ………、びくっ…、びくっ、びくっ………
熱い血液が、また股間へと流れ込んでいく。2度目の復活だった。
やがておれのペニスは完全に起き上がると、
既に最大限の膨張を果たしているにも関わらず、
さらに大きくらんとばかりに「ビクッ、ビクッ」と痙攣を続けている。


149 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(25) :02/10/02 20:35 ID:zzXNapEp

ゴクリ…ッ
唾を飲み込む音。
おれだったのか、神楽さんだったのか。
もしかしたら、そばで見ている大阪や滝野だったかもしれない。
いずれにせよ、そんな緊張感が、おれたち全員を包み込んだ。

それは、おれにとっての初体験。
本来あり得ないカタチで、今まさに奪われようとしている。
だが、おれは何だか「それでもイイかもしれない」などと思い始めていた。
(神楽さんになら…)
そう、あの神楽さんになら、それでも…

下ろした下着を片足首に残したまま、神楽さんはゆっくりと腰を落としてきた。
ふぁさっ…
跨る神楽さんの穿いたスカートが、おれの腰に被さった。
上をむいてビクビクいっているおれのイチモツが布一枚に隔たれて見えなくなる。
「あ・あ…」
見えなくなると、見えないだけに恐怖感が蘇ってくる!
また情けない表情になって、おれは神楽さんの顔を見上げた。
「…」
神楽さんは顔を上気させ、真剣な眼差しで、
今おれとつながることに全精神を傾けているようだった。さらに腰を落とす…落とす……ッ!

150 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(26) :02/10/02 20:36 ID:zzXNapEp
ぴたっ…
何ともいえない感触が、亀頭に触れた。
「ひ…」
先ほどの大阪の口の中に似た、粘膜の触れるあの感触。
スカートに隠れて見えないが、神楽さんの入り口があてがわれているのだ。
ピクンッ!
ただそれだけの刺激に、おれのモノがいとも簡単に反応する。

ちらっと、神楽がおれの顔を見た。
そして、
ズ…ニュッ……
「あ、ああぅっ!」
おれはほんの少し、先端を彼女の膣の中に入れられただけで、ビクリとのけぞった。
「ちょ…待っ……な、何だこれ…なに?こ、これ…」
おれは初めて経験する女の中の、あまりの熱さと柔らかさにおののいた。
神楽さんは充分に濡れている。
ヌ…ニュル…ヌププ……
淫猥な音を立てながら、おれは少しずつ彼女の奥の方へと飲み込まれていった。
(う、動いている…)
中のヒダが…い、一枚一枚…動いて……か、絡み付いてくる!
あぁあ、あ、熱いっ!!

151 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(27) :02/10/02 20:37 ID:zzXNapEp
これが女というものなのか、それとも神楽さんだけが持つものなのか…
とにかく、おれはその濁流のような快楽と、
それに飲まれていく恐怖とに翻弄され、我を失った。
「ーーーーーっ!ぅあ…おぉ…!、!……ーーーーーーーーっ!!」
おれは必死になってイヤイヤするように頭を振った。
神楽さんはしかし、そんなおれの様子を目にしながら、少し微笑んで…無慈悲に腰を落としてくる!
おれの足掻く姿を見て彼女自身もそうとう興奮しているのか、
それとも連結する部分から快感を得ているからかは分からない。
獲物を捕らえた喜びに身を震わせながら、挿入は続いている。

こわい…やっぱり、怖いよ…ッ
神楽…さん!…ああ、神楽さぁん!!
ヌブ…ジュプッ!
とうとう根元の方まで、おれは全て神楽さんの中に取り込まれてしまった…
神楽さんの全体重がおれの身体に加わって、
亀頭の先端に、彼女の奥底に眠るやや硬い突起がコツコツと感じられる。
そのほかは全て熱いうねりとキツイ締めつけ。
柔らかさ。
ぬめり。
襞。
挿入を終えた後、身体は全く動かしていないのに、
結合部を隠しているスカートの内部からは「ニチュ…ぬちゃっ」という粘液の音だけが聞こえてくる…
彼女の膣内壁全体の動きが、おれを舐っているのだ。
「あ…ひ…」
おれは、奥に招かれただけでもう破裂しそうになっている。
しかし体力が無く動けない…料理されるがままの、まな板の上の鯉だった。

152 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(28) :02/10/02 20:37 ID:zzXNapEp
「…」
神楽さんは連結したまま上体を倒し、覆いかぶさってくる。
彼女の身体の重みと、顔全体を包みこむ豊かな乳房の柔らかさが心地よい。
スポーツの得意な彼女らしく引き締まった肉体。それでいて男にはない柔らかさをたずさえている。
彼女は再びおれと唇を重ねた。
ちゅっ、ちゅ…とキスをひとつふたつ。
それからまた、大阪と滝野には聞こえないような小さな声で、
「○○…」と囁いた。
「これが終わったら、もう許してあげる…だから、『神楽』って、言って…」
「えっ…!?か、神楽さん?」

ジュブッ!ズニュッ!ニチャッ!
「あああああぅ!むぐぅ!」
突如、神楽さんは腰を動かし始めた!
騎乗位からおれの頭を両腕で抱きしめ、まるでそのバストで窒息させるかのような姿勢のまま、
ぱん、ぱん!と上から腰だけを荒々しく、まるで打ちつけるように!
「そうしたら…許して、あげるから…」
激しいピストン運動を続けたまま、神楽さんの囁きはますます熱を帯びていく。

おれはその暴力的な快楽に、半狂乱になって叫んだ。
「あーっ!ひぃやああああっ!、か、神楽さぁん………か、かぐらっ…神楽!かぐらぁっ!!」
おれはややもすると飛んでいきそうになる意識の中、彼女が望んだとおりその名を呼んだ。
それは断じて助かりたい気持ちから出た言葉ではない。
彼女が、神楽がそう望むから…
そう応えてやりたいと思っただけだった。
なぜその時そう感じたのかは、よく覚えていない。

153 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(29) :02/10/02 20:38 ID:zzXNapEp
「○○…○○ーッ!ああっ!」
か、神楽が…おれの上で、あんなに乱れて…あぁ、
「か、かぐらぁ…神楽ッ!」
気がつけば、おれは魂の底から彼女の名前を叫んでいた。
ズニュッ!ニヂュッ、…グチュッ!ニュルッ!
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ…

「あぁ…か、神楽ぁ。も、もう…」
おれは彼女の膣のあまりの具合の良さに、早くも絶頂の瞬間を迎えようとしていた。
名器。
他に女性経験はないおれだが、確信できた。
こんな快楽に耐えられる男など存在するものか…
これは…断じておれが早いんじゃない、神楽のココが…すごすぎるんだ!
「か、かぐっ…かぐっ…………もう、もう…あぁ」
「だ、ダメ…まだだめぇ…」
普段の神楽からは想像もつかないほどの甘ったるい声。
そんな声で、おれは耐えることを強要される。
「まだ、終わっちゃ、ダメ…!」
それは、おれや滝野、大阪の知る神楽ではなかった。
確認する余裕はないが、おれたちの様子を黙ってじっと観察していたふたりだって、
目を丸くしているだろう。
いや、おそらく神楽本人すら、それまでそんな自分に気づいてはいなかったに違いない。

154 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(30) :02/10/02 20:39 ID:zzXNapEp
ジュブッ!ずちゃっ!ぐちゃっ!
「わぁあああ、だって…だって神楽!イっちゃう。イっちゃうよぉっ!」
おれはガクンガクンと腰を震わせる!耐えられない…耐え…た、たぁっ!
「ダメ…ダメぇっ!」

ぎゅぅううううううっ…
「!!…ぐ、ぐわぁああああああああああああっ!いぎぃいいいいいっ!」
突如、信じられないことが起こった!
彼女の膣の締め付けが増し、突如おれのモノを限界まで一気に絞り上げる!
尿道はむりやり塞がれ、今まさに放出せんとしていた精液の濁流が、いきなりせき止められる!
しゃ、射精ができないっ!
「い、痛いぃ…いたいいいいっ!」
知識として膣痙攣の話は聞いたことがある。これがそうなのか!?
「もっと…もっとぉ!」
そんな強烈な締め付けのまま、神楽が…動いて…

グヂュゥアッ!ギィニュゥッ!ニギュゥウッ!
「わぁあああああっ!うわひぃいいいいっ!ひゅあぁああああああっ!!」
か、快感が!
ただでさえ射精させられる直前だったほどの快感が!
2倍にも3倍にも増して…しかも、肝心の射精はすることを許されない!
痛みがっ!…痛いのに、き、気持ちイイぃいいいいいっ!
けど…けど…!
「あああああっ!もう許してっ!助けてくれ神楽っ!神楽ぁあああっ…
 死ぬ…死ぬっ!死ぃぬぅううううっ!
 う…うわぁああああんっ、うわぁあああああっ!!」

155 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(31) :02/10/02 20:39 ID:zzXNapEp
一体おれはここに来てから何回泣いたのだろう。
にも関わらず、涙は止まらない。
狂ったように、泣き叫ぶ。
逆らうことも抗うことも許されず、ただただいいように弄ばれ、泣き叫ぶ。
どうしてだろう?このコはあんなに優しかったのに…
今はもう…
おれの肉を、骨を、臓物をむしゃぶり尽くす………………アクマ…
………
おれは目をつむり鼻汁と涎を垂らしながら、その気の遠くなるような時間を過ごす。
ひたすら耳に届くのは、肉と肉の擦れ合う音だけだった。
グヂャッ!ギヂュッ!ニギャッ!ムギュッ!
……

その末に、ようやく神楽も絶頂に到達する。
「○○…わ、私も……そろそろ…い、いくっ………!……………あ」
膣のなかがビクビクッと痙攣したかと思うと、
それまで壊死寸前までおれのモノを締め付けていた膣圧が、すぅっと、まるで嘘のように引けていく。
その瞬間!

156 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(32) :02/10/02 20:40 ID:zzXNapEp
「ああああああああああああああああああああああああああああああっ!」
グブッ…ドパァッ!ブビュルッ!ビュルッ!ビュルッ!
ドクン、ドクン、ドクン…
ビクッ…ビクッ…ピュルッ…………
おれの中からまた大量の精液が、まるで鉄砲水のように尿道を限界まで押し広げつつ飛び出してきた!
ぴゅるっ!ぴゅっ、ぴゅっ…
「ひぃいいいっ…ふひぃいいいいっ……」
おれは狂ったようにわななきつつ、全身を突っ張って射精する…
「はひゃぁ…ふぅ………」

「○○………かわいい…… ○○…ッ!もっと…もっと出して…」
神楽はおれの頭を抱いたまま、2度3度あそこに力を入れると、
「うっ!はぁっ!」
きゅっ、きゅという締め付けに対し、おれのモノも素直にピュッ、ピュと最後の液を吐き出した。
そして、それがおれの限界だった。
スーッと意識が引けていく…
おれは…もう…死ぬんだろうか………ああ…
…… 


158 :ボンクラーズの恐るべき挑戦(33) :02/10/02 20:57 ID:zzXNapEp

……
………
「………て……○○…おーい、○○、起・き・ろーっ」
気を失っていたおれは、そんな滝野の声で起こされる。
「あ…」
目を開けると、おれはまだ神楽とつながったままだった。彼女は、おれの胸で荒い息をたてている。
気を失ったのは、ほんの少しの間だけだったのだろう。
身体感覚とともに、さきほどの快楽の余韻までもがジワジワと蘇ってくる。

「いやーホンマ危機一髪だったわ…」
まだ夢見心地のおれたちふたりに、大阪は言った。
「○○くんが寝てる間に、だれか屋上に来よったんや。
 もう少しで見つかっとったなあ」
「へ…?」
「安心しい。鍵かかってるの確認して、すぐに降りてったわ。守衛さんやろか」
滝野は「たしか…」と首をかしげつつ、
「夜は先生が戸締りとかの見回りしてるんだよ。多分、あれはにゃもちゃん」
と言った。

   (続く)

226 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:25 ID:K3nRuP6u
「くくく黒沢先生っ!?こ、ここに来たのか?」
おれが気を失っている間に?…おれは真っ青になる。
ぴくんっ
「!」
神楽さんの中に入ったままのモノが、一瞬それに反応して震えたようだった。
彼女もそれに少し感じたのか、えっ…と、ちょっと驚いた顔になる。
が、おれにとってはそれどころではない。

「せやから言うとるやん。
 扉開けんで、私らには気づかず降りてったで」
「そ、そうか…」
おれはホッと安堵のため息をついて、胸をなでおろす思いだった。
「…」
だから、おれはこの時気づかなかった。
神楽さんの表情に、明らかな変化が現れていたことに…
思えばこの時この瞬間、おれ自身がとった態度によって、
運命は既に決まってしまっていたのだ。
そのことに気づいていないのは、もしかしたらおれだけだったかもしれない。

「…で、神楽どうすんの?今日のところはもう終わり?」
滝野がおれとつながったままの神楽さんに尋ねた。
(今日のところ?)
滝野はこれから先もおれをおもちゃにするつもりなのだろうか?
冗談じゃない。おれだって馬鹿じゃないんだ。
今ここで解放されれば、後はこれから先お前らなんかと関わりなんか持つものか…


227 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:26 ID:K3nRuP6u
神楽さんは「許してくれる」と言ったのだ。
おれはその言葉を信じて疑わず、安心しきっていた。
彼女は黙ったまま身を起こし、腰を上げる。
じゅぼんっ!
という音をたてて、おれのペニスが解き放たれる…
「あうっ!」
おれは小さくのけぞった。
全てを吐き出しすっかり縮んでしまったおれのモノが、ペタリと力なく倒れこむ。
無理も無い…

ゆっくり立ち上がった神楽さんの中から、ゴポゴポとおれの液が溢れる音。
つ・つ・つ…と、スカートの中から彼女のむっちりした太ももを伝って、
その液が白い糸を引いてこぼれ落ちる…
その源がスカートに隠れて見えないだけに、余計淫靡だ。
(あれ…?)
おれは一瞬、その白濁液に赤い一筋が見えたように感じた。
(まさか、な…)
そう思って目をこらすが、暗くてよくは見えない。

月光の下、ゆっくり立ち上がり、おれを見下ろす神楽さん。
(ああ、なんて綺麗なんだ…)
けれど、その表情はどこか冷たかった。
「神楽ちゃん?」
と、大阪。
神楽さんはたった一言。
「まだ空にならないな」

228 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:26 ID:K3nRuP6u
………………?
?………?・?・?
「えっ…?」
な…何?………どういうこと?
おれはショックのあまり、
何が起きたのか…そして、これから何が起ころうとしているのか理解できなかった。

「え…ちょ……ッ…な、何で?か、神楽さん!そ、そそそそれは一体どういう…」
冗談、と言おうとして、おれはハッとした。
「神楽……『さん』?」
神楽さんの目は、いつの間にかまるで屠殺する豚でも見るかのような眼差しに変わっている!

「え…なんで!?ど、どうしてっ…!」
そんなおれの言葉には答えず、神楽さんはあとの2人に、
「朝までめちゃめちゃにしてやろうぜ」
と、おれにとって無慈悲極まりない台詞を吐いた。

「あ…あ…」
おれはやっと理解した。
彼女たちは当初の予定どおり、おれを徹底的に…空っぽになるまで…滅茶苦茶に…
その意味するところは、すなわち「破滅」。
神楽の言葉を聞いて、ニコニコして大阪と滝野がにじり寄る。
「ひ、ひ、ひぃいいいいいいいいいいっ!」
おれは半ば本能的に、最後の力を振り絞って、何とか逃走を試みた!

229 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:27 ID:K3nRuP6u
全裸のままバッと立ち上がり、3人に背を向けて一気に屋上唯一の扉へとダッシュする!
鍵はかかってても、扉を思い切り叩いて叫べば校舎に居る誰かの耳には届くかもしれない。
く、黒沢先生…。助けてっ黒沢先生ッ!
喰われるっ!犯されるっ!
し、死にたくないぃいいいいいいっ!!
せんせぇえええっ!

だが、ダッシュのつもりも…さすがに3度の射精で根こそぎ精力を奪われた後ではたかが知れていた。
「嫌だぁあああああああっ!イヤだぁああああああああっ!!助けてえええっ!」
半狂乱になって走り出すおれ!
だが、腰が抜けて思うように動けない…。
けど、逃げなきゃ…逃げなきゃ、本当に…こ、殺される!
こ、殺さ、こころ、こ、ここここコロ…

ガッ!
「捕まえたーっ!」
あと一歩で扉へ!という瞬間、おれに追いついた滝野が背後から飛びついてくる!
振り払う腕力はおれの身体には残されていない。
あっと言う間に組み伏せられる!
「あーぁああああっ!うわぁあああああああっ!!」
ジョロジョロジョロ…ジョオオオオオオオオっ…………
おれは恐怖のあまり、ついに失禁までしてしまった。

230 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:28 ID:K3nRuP6u
「あーっ。○○、おしっこしてる!
 ひどい事されたくなくて、必死になって逃げたのに、
 女の子に捕まって…おしっこ漏らしちゃったぁ!」
どこか嬉しそうな滝野の声。
「ああ…ああ…」
全裸なので、遮るものは何もない…
背後から滝野に捕まえられた姿勢のまま、
おれが泣きながら排泄した尿は、
放物線を描いてビシャビシャと屋上のコンクリートに撒き散らされる…

「○○くん、よほど私らが怖いんやなぁ」
滝野に遅れて大阪が近づいてくる。
そうだよっ!怖い…怖いんだッ!だから、だから来ないでえっ!
「い、イヤぁあああっ」
おれは尿すら出しきって震える体で、涙目になって哀れみを乞うように首を振った。
だが大阪はニコリと微笑んで、
「そういう○○くんの顔、大好きやで」
と言った。

う、う、う…嬉しくない……。もう許して…勘弁してぇっ…………滝野……大阪……神楽さぁ…ん…
「神楽さん…助けて、神楽さん…………」
おれは呪文のように彼女の名前を唱えた。
「お願い…なんで……?どうして?神楽さん………」
だが神楽さんは、足首に降りていた下着をはき直した後、
座り込んで遠目にじっとおれたちを見ているだけだった。
あの、冷たい眼差しのまま。
ボロリっ…
(!?)
何だろう、いま一瞬…神楽さんの頬に、光るものが………

231 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:28 ID:K3nRuP6u
ぺろっ…
「いいいいいっ!」
滝野がチロリとおれの耳を舐めた。
「あんたも…馬鹿だね、○○。本当に………」
わけの分からない滝野の言葉。
「ま、確かにそこが…あんたの…」
さわさわさわっ………
後ろから手が伸びて、おれの素肌をまさぐるぅっ!
あ…ちょっ………指で、敏感になったおれの乳首を……やめ…つままないでぇっ!ぁあう!
あぁ…始まる…………地獄の責め苦が、始まってしまう…
は、始まっちゃうよぉおおおおおっ!

「やめてぇええっ!お、鬼ぃ!悪魔あっ!ひぃいいいいいっ」
おれはもう助かりたい一心で、自分でも理解不能の言葉が飛び出していく。
「ちゃうねん、○○くん」
大阪はそっ…とおれの頬を指先で撫でた。
「私らより、鬼とか悪魔に食べられちゃった方がいくらか楽かもしれねんで?」
「やぁああああああっ!」
大阪は…そう。最初から、一番恐ろしいのは大阪だ!
温厚だが、その実この3人の中で一番容赦がない。
他のふたりと違い、欲や情ではなく単純な興味だけでおれをいたぶっているから…
おれが泣いても喚いても、顔色ひとつ変えずにこんな…
肉体ではなく精神に一番こたえる言葉で男を苛められるんだ!

232 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:29 ID:K3nRuP6u
ぐにぐにっ!
「ぎゃああああっ!」
滝野が股間に手を伸ばしてくる!
「あははっ。やわらかーい」
射精し尽くして硬度を失ったイチモツが弄ばれる。
「ちょ…もう、出ない……出ないから、出さないでくれぇえええっ!」
「どや?ともちゃん。大きくなるー?」
顔を横にしておれの表情を覗き込んでくる大阪。

「うーん…けっこう時間かかりそうだわ」
ぐにっ!ぐにっ!ぐにっ!
滝野がおれのペニスの弾力を楽しんでる!
「やめて…揉まないでくれ…ッ」
自分で握ったって、ここまですれば通常は勃起するのに…
既に何もかも出きってしまったおれのペニスは、
無防備なままニギニギされる異様な感触をおれの脳髄に送りこんでくる!
「あ…おぁあああっ!」
扉の目の前で、またもおれはペタリと座らされる。
(ダメだ。もう、何をしても絶対に逃げられない…)
おれは恐怖と絶望で目の前が真っ暗になった。

「ほな、そろそろ…にゃも先生が言うてたアレしよか」
な………く、黒沢先生が!?い、一体それは…
これ以上何をする気なんだ?お、大阪ぁ…………あ……

233 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:30 ID:K3nRuP6u
大阪はスカートのポケットの中から何かを取り出す。
あれは、今日の最後の授業…化学の実験で使ったゴム手袋?
手が薬品などでかぶれぬようにするための、
それでいて実験作業に支障がないように手指にぴったりフィットする使い捨てタイプの…
「ともちゃんと神楽ちゃんの分もあるねんで?」
そう言いながら、右手にそのゴム手袋をはめる大阪。

「な…お、大阪。それで一体、何を…?」
何だか分からないが、おれの本能が明らかな危険信号を発している。
この上なくイヤな予感が!
「あ、でも急だったからワセリンとかローション用意できなかったね。
 ちゃんと入るかな?」
滝野はまだおれのモノを握りしめながらそんなことを言う。
「い、入れる?どこに…何をっ!?」
「これをな、○○くんの中に入れるねん」
大阪はゴム手袋をはめた方の人差し指をたてて見せた。
「?……………??」

「大丈夫やともちゃん。ようは、滑りが良ければエエんやろ」
またポケットに手を突っ込む大阪。
そして出てきたものは、先ほど彼女がおれの精液を垂らして畳んだハンカチだった。
彼女はそのハンカチをあける。
「なるほど…大阪、やっぱあんた考えることすごいわ」
「いややなぁともちゃん。照れるやん」
ドロドロとした精液を、ゴムの人差し指に塗りたくる…

234 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:30 ID:K3nRuP6u
「ほな○○くん。脚ひろげてー」
「えっ………!?」
ま、まさか…………まさかっ!
おれの「中」に、入れる…って…………
まさかその人差し指を、おれの、おれの尻の穴のなかに………っ!?
「い、いやだぁっ!だれがそんなことさせるもんかっ!」
おれは女みたいになって、まるで貝のように脚を閉じる!

かみかみっ…
「ぁあうっ!」
すかさず滝野に耳を噛まれ、脱力するおれ…
ガシッ!
「あっ!か、神楽さん」
いつの間にか神楽さんがおれの横に来ていて、
おれの両膝を鷲掴みにする!
「往生際の悪い男」
「ちょ…待っ………ってってぇ……ッ!」
そのまま力任せにおれの脚が広げられた!
抵抗しようと力を込めても、その度に背後の滝野が耳を首をねぶって脱力させられる!
「あはああああっ!うわぁあああああっ!」
おれは仰向けにふたりがかりで押さえつけられ、
ペニスと肛門があらわになる姿勢を強要される!

235 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:31 ID:K3nRuP6u
「ほな、いくでー」
ぴたっ…………
大阪の人差し指が、おれの菊門にあてがわれるぅ!
「やめてぇ、大阪!入れないでっ!許して!…大阪、大阪ぁああああっ!」
ずぶ、ずぶ、ずぶ……
「ぎゃああああああああああああああああっ!」
入る!入ってくる!!大阪の指が、おれの体の中にっ!
し、侵入してくる!
入れるまいと括約筋に力を入れても、
おれ自身の精液ですべりの良くなった人差し指は、
そんなおれの抵抗など意にも介さず入ってくる!
「うぅわぁああああああっ!ひぃやぁあああああああああああああっ!」
「ほら…○○くん。どんどん入ってくで……なんやギュウギュウ締め付けよるなぁ。
 そんなに気持ちエエのん?」
痛いとか、気持ちいいとか、これはそんな感覚とはかけ離れている。
とにかく「異様」としか言いようがない!
異様な感触だけが、おれの体の中心をまるで貫いていくようだ!
いや、実際に貫かれているッ!
大阪に、大阪の指におれは犯されている!
た、た、た、助けてくれぇえええええええええええええええええっ!

やがて、大阪の人差し指は根元までズッポリとおれの中に収められた。
「あ………あ………」
おれはそれだけでもう、気が狂いそうになって口を半開きにし、涎が垂れてくる。
ぐぢゅっ!
「あうっ!」
大阪が、指を回転させる!!
ぐぢゃっ!ぐぢゅっ!ぎぢゃっ!
ものスゴイ音を立てて、大阪の指がおれの中を攻め立てる!
「ひぃいいいいいいっ!やめて大阪!かきまわさないでぇえええええっ!」

236 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:31 ID:K3nRuP6u
今まで与えられたどんな快楽とも異なり、これは肉体の内部からおれの臓物を食い破って侵入してくる!
「ぎゃはぁあああっ!ひぎゃぁああああっ!!」
おれはビクビクと全身を痙攣させる!
あ、ペニスが…ペニスが少しずつ大きくなって!
今、今あの肉棒を触れられでもしたら、おれ…おれ………ッ!
それでも大阪の攻めは終わらないぃいいいいっ!!

「あ、大阪!立ってきたよお」
滝野の嬉しそうな声。
ひぃっ…き、気づかれた………
「うーん…あかんなぁ」
しかし大阪は、首をかしげながらおれの肛内をまだいじくりまわしている。
「にゃも先生の言うてた『ぜんりつせん』て…どこにあるのん?」
ぜ…ぜ、前立腺?なんだそんなのっ!知らない…知らない…知らないよぉっ!!
だからもう止めてくれ!
はやく指を抜いてくれぇえええええっ!!

「前立腺は…」
神楽さんの声。
彼女はおれに背を向けて横から両脚を押さえつけているので、どんな表情なのか分からない。
「膀胱の裏。…大阪、指の腹を上に向けて。それから少し指を曲げてみて」
「分かったー」
そ、そそそそんな!神楽さん…
ああ、大阪が、大阪の手がグリリっ!と回され……神楽さんの言葉に従って、手のひらが上になる。
ちょっと!
ゆ、指を曲げるって…
あ・あ・あ…予感が!
何だか分からないけど、そこに触れられたら「もう戻ってはこれない」という予感が!
いやだ!イヤだ!嫌だぁあああああっ!
そんなの嫌だぁあああああっ!

237 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:32 ID:K3nRuP6u
「や…止め………止めて、大阪…お・おぉ…さ……………やめ」
………コリッ。
「ってってぇええええええええええええええええっ!」
大阪の指先が、とうとうおれの奥底に眠っていたその器官に触れてしまった!
未知の感覚!
熱いマグマのような快楽がそこから押し寄せ、おれの全身の血液を沸騰させていくぅ!
「あぁああああああっ!あ・ああああっ!!」
おれはこれまでとは比べ物にならないくらい大きく、強く痙攣を繰り返した。
「これやな…なんやふかふかしとるわ」
コリッ!コリコリッ!!ぎゅっ!ぎにゅっ!!
ぐりぐりぐりぐり!
大阪は楽しそうにおれの「その部分」を弄ぶ!
「や、やめ……あぎぃ……て、下さ………ひやぁああっ!おねっ……………ふぅ…お願い…
 しまっ……うわぁああがががっ!ぐわぁふああああ!!!!!」
こ、この快楽は…この快楽はおれを!おれを殺そうとしている!
死ぬ!死んじゃう!………ああ、しぬ!しぬ!じぃいいぬうぅうううううううッ!

「さっすが神楽!保体の点数イイだけのことはあるわ。いやらしー」
耳元の滝野の言葉。
「いぃいいいっ…ひぃぎぃいいいいいいいいっ!………あぁ、何これ?
 何なんだよぉおおおおおっ!…あああああっ!!!!」
「前立腺」
神楽さんは、振り向きもせずそう言った。

238 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:33 ID:K3nRuP6u
「ふふ…○○………」
滝野が耳元に唇を寄せてきた。
「スゴイでしょ?これ…さっきも言ったけど、にゃもちゃんが教えてくれたのよ。
 ○○の大好きな、黒沢先生…」
「あ…言うな………ッ。言うなぁあああっ!」
だが、おれがそうして拒否すればするほど、滝野の吐息にはなぜか熱気がこもってくる!
「黒沢先生ね、前の彼氏と…毎晩毎晩sexしてたんだって。
 体育大学の同級生で、すごく体力ある人だったそうよ」
「あぁ…たきの……やめ…」
「そんな男が…毎日毎日、黒沢先生に吸い取られ…吸い尽くされ……
 おちんちんが勃たなくなると、こんなふうにされて無理矢理おおきくさせられて…」
「あ…ああ…」
おれはもう抵抗も何もできず、滝野の言葉責めにさらされていた。
「別れるころには、ミイラみたいに痩せ細ってたんだって………ふふふ…」

ああ、あの黒沢先生が……
これ…こんなふうに…こんなこと……
黒沢先生に…………こんなことされたらぁ………ああっ!
ああ、先生!………せんせぇっ…………!

ぐりっ!ぐりっ!ぐっ…ぐっ……!
「あぁあああああっ!ふわぁああああああっ!
 せ、先生ッ……く、黒沢…すぇんせぇええええええっ!」
その瞬間、信じられないことが起きた!

239 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:33 ID:K3nRuP6u
どくん!
ビクッビクッビクッビクッ………
びくんびくんびくん…
「いぎぃやぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!」
誰も…触ってないのに…しごいてもいないのに…
おれは…
イッてしまった!
大阪に前立腺を責められ、滝野に言葉で責められて……ペニスにはまるで触れていないのに、
絶頂を迎えてしまったぁ!
あひぃいいいいっ…………………
そうだ。
こんなふうにされて…黒沢先生の顔が頭に浮かんで……………その途端……ッ!

だが…
「あれーっ。○○くん、イッとるの?なにも出てこんわ」
「あ・あ…あ………」
大阪の言うとおり、おれのペニスは「ビクン、ビクン」というだけで何も吐き出さなかった。
すでに3度、大量の発射をさせられて、すでに空打ちの状態…
だが、どうしようもない射精感だけは強烈に全身を支配し、まだ続いている!
「ふふふ…○○。これから、朝までたっぷり可愛がったげる。
 にゃもちゃんの代わりに、私達があんたをミイラみたいにしてあげる…」
滝野の囁きがさらに絶頂を持続させ…

びくん…びくん……びくん…………
「あー……あー…………あへへへへへぇっ………」
おれはそんなエクスタシーのなか、すっかり虚脱して、
まるで阿呆のように顔面全体の筋肉を弛緩させ、ながれる涙も涎も鼻汁もそのままに、
「あぁ…あはぁ♪はぁー…くろ…さわ………せん…せぇ……………」
とだけ呟いている。
ペニスの勃起はまだ解けないが、半分もう意識は無かった。

240 :ボンクラーズの恐るべき挑戦 :02/10/05 20:34 ID:K3nRuP6u
「……………………………ッ!」
それまで後ろ向きにおれの脚を抑えていた神楽さんが、
今にも泣き出しそうな表情で、突如振り向いた。
「○○……!」
ガバッと顔を寄せ、虚ろな目でいるおれの唇を奪ってきた。
暗いけど、近くで見て分かった。
彼女は涙を両の目に溜めている。そして頬には、ついさっき泣いた跡が…

(どうしたんだろう?かぐらさん)
おれはボーッとしたまま、そんなことを考えていた。
(ぼくのはなみず、ついちゃうよ…きたないよ…かぐらさん………)
ぴちゃっ…ぷちゅっ………
神楽は泣きながらおれの舌を愛撫する。
けれど、なんだかそれがこの上なく心地よい…
母親の胸に抱かれているようだ。
優しいキス。

(いったいどうしたのかな…かぐらさん…なにがそんなにかなしいの…?)
だが、おれのそんな思いが言葉になってでてくることはついに無かった。
断続的な思考としては浮かんできても、
その時のおれには、物事をすじ道だてて考える力など残ってはいない。
ただ呆然と、神楽さんのキスを受け止めていた。


 終わり

273 :エピローグ(1) :02/10/07 19:34 ID:ZK/eW4n6

   ボンクラーズの恐るべき挑戦・終章


結局、3人はその後もしばらくこの哀れな男子生徒を犯し続けた。
彼は最後の方になると、もう抵抗らしい抵抗もせずされるがままになっていたので、
彼女らはそれをいいことに、少年を想像し得るありとあらゆる快楽の濁流に飲み込ませたのだった。
少年は絶頂を迎えること合計12回。すでに正気は失っている。
彼のペニスは一度空打ちした後も2度ほど射精することがあったが、
やがて完全に何も吐き出さなくなった。

彼は屋上にいる間じゅう飲まず食わずのまま、ともには体中のありとあらゆる所を甘噛みされ、
大阪には全身くまなくキスマークを付けられ、神楽にはその秘所に精気のすべてを吸い尽くされ…
そして、それぞれの指技にからだを貫かれ悶絶し続けるほか無かった。
少年の姿は哀れだった。
弛緩した表情に焦点の合わない視線。ミイラほどではないにせよ、
たった数時間でまるで別人のように、
目の下の深いクマに青白い顔でゲッソリと痩せ細ってしまっている。
彼が言葉を発しなくなってから久しかった。

3度の空打ちの末、これ以上の責めには少年の体が保たないことを悟った少女達は、
やっとのことで彼を解放することに決めた。
実際このままいけば、彼が本当に悶絶死するように思われた。
最後にはよみに電話してこっそり夜中の校舎に忍び込んでもらい、
屋上の鍵を開けてもらったのだった。

274 :エピローグ(2) :02/10/07 19:35 ID:ZK/eW4n6
「一体なにがあったんだよ?」
というよみの言葉に、
「いやーここ(屋上)でボーッとしてたら。鍵かけられちゃって」
と、ともが答えた。
「4人が4人ともか?んなわけねーだろっ!
 …ところで、○○。大丈夫?なんだか具合悪そうだけど」
「…」
虚ろな目を泳がせたまま、少年は自分に声がかけられたことすら気づいていない。
心ここに在らず、といったふうだった。
「○○?」
「まぁまぁ、よみ。来てくれてありがとな!さ、帰ろうぜっ」
ともは半ば強引に、よみの裾を引っ張った。

「あ…あぁ」
そう言いつつも、よみにはどうしても男子生徒の様子が気なるようだった。
「大丈夫。○○は神楽が送ってくってさ。行こう?大阪、よみ」
大阪はどこか満足げな表情で、
「そやなー。ほな、さよなら○○くん、神楽ちゃん」
と小声で言って手を振った。

「…まぁいいか」
ここで何があったのか分からないが、ともが滅茶苦茶なことをするのはいつものことだ。
それは後で尋ねることにして、今はとにかく先生に見つからないうちにとっとと帰ろう…
よみはそう思い直し、「じゃ」とふたりに声をかけてから大阪・とも達と一緒に階段を降りた。

275 :エピローグ(3) :02/10/07 19:35 ID:ZK/eW4n6
校舎を出て、校門のあたりまで来たところで、ふと大阪がともに尋ねた。
「なぁ、ともちゃん。
 屋上に誰かが見回りに来たあの時なんやけど…」
「ん」
「なんで扉の向こうの人がにゃも先生て分かったん?」
ともは先頭を歩きながら振り向きもせず、
「ほら…私、超能力あるからっ!」
といった。

(どうしたんだ…とも?)
いつもならともの言葉にいちいちツッコミをいれるよみも、
この時ばかりは、いつに無いとものボケの精彩の無さにそんな気も起こらない。

「ともちゃん。…どうしたん?泣いてるん?」
大阪の言葉に、先頭を行くともはやはり振り向かず、グスッと鼻をちょっとすすってから、
「泣いてないもん!」
と声をあげた。
「あれはからかっただけ!
 神楽も○○も馬鹿だから、す、すぐ…信じ……ちゃって……さ…」
…ほんと、馬鹿みたい。
喋りながら、ともの声は消え入りそうなほどか細くなって、
その最後の一言が大阪にはよく聞こえなかった。

276 :エピローグ(4) :02/10/07 19:36 ID:ZK/eW4n6
「とも…」
よみがともの背中に声をかけた。
「何?よみ」
どこか震えたままの声で、ともが返事をする。
「これから3人でカラオケ行かないか?なんだか私、今すごく歌いたい気分なんだ」

ともは少しの間、何も言わず歩いていたが、ふいに目を袖口でゴシゴシこすってから、
いつもの笑顔でパッと振り向いた。
「仕方ないなー。じゃ、聞いてやろうか!よみの18番ジャイアンの歌」
「そんなん歌ってねーっ!」

いつものとも。いつものよみ。
そんな日常的なふたりの姿を目にしながら、大阪はふと、
ほんの数分前にあったあの出来事が、まるで夢の中のまぼろしのように思えてくるのだった。
「…」
大阪は何気なく後ろを振り返る。
神楽と少年はまだ校舎から出てこない。
少年のあの消耗ぶりでは、神楽と一緒でもここまで歩いてくるのすら困難なのかもしれない…
そして校舎を見上げ、先ほど自分達が居た屋上の方に目を向けた。
「どうした?大阪」
よみが後ろで急に立ち止まったそんな彼女の姿に気づく。
「…なんでもあらへん」

277 :エピローグ(5) :02/10/07 19:37 ID:ZK/eW4n6
だが、大阪は内心驚いていた。
屋上で少年をオモチャにしていた時分には、そうすることに夢中でまるで気づかなかったが、
(…なんて、まるいお月さんなんやろう)
校舎の向こうには満月が、こうこうと光を発している。

大阪は思い返す。
そう。決してまぼろしなどではない。
彼女たちは、間違いなくこの狂ったような光のもとで、のたうつ炎のような快楽の宴を開いたのだ。
けれど、その末に自分達が手にしたものは一体なんだったのだろう。

「大阪ーっ」
前を行くともの声。
「あっ…待ってぇな、ふたりとも」
そんなとりとめの無いことを考えているうちに、だいぶ差がついてしまった。
大阪は彼女らに追いつくため小走りになりながら、
あの月明かりに照らされた校舎のかたちが、いつまでも心の奥に焼きついて離れなくなるのを感じていた。


   終わり


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