
- 34 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:40 aHuE+Mc5
- 今は5月。だんだん雨も多くなってきた季節。
ナオキはスーパーでバイトしていた。
レジで働き初めて3週間。慣れてきたころだろう。
-まぁどうでもいいことだが。
今の時間は8時40分、もうそろそろでバイトは終わりである。
スーパー自体の終わりも近いので当然客も少ない
ナオキは必然と時計を確認する回数が多くなっていた。
(早くおわらねぇかなぁー。それに早くしないと雨が降りはじめちまう)
ふと空を見上げる
確かに空は暗くいつ振り出してもおかしくない雰囲気である。
(傘ももってないからなぁ)
- 35 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:46 aHuE+Mc5
- -と思ったとたん願いも空しく
ポツ、ポツ ポツポツ …ザーーー
「げ。振り出しやがった」
このままじゃずぶ濡れになりながら帰るしかないだろう
(あーあ、止むわけもねぇしな)-「あ、あの。」
(どこかで雨宿りも面倒だ-)「あの!おねがいできますか?」(ん?)
客が来ていたのか 気づかなかった。
「すみません、いらっしゃいませー…ってちよちゃん!?」
「あーナオキさんじゃないですか!バイトしてたんですか?」
(ちよちゃんだ。オレのクラスに飛び級で入ってきた
それからずっとクラスが一緒だ
子供なのにオレよりも頭がいい。オレも十分子供だが。
精神的にもオレのが子供だろうな・・・
にしてもオレのことを知ってるとは。
あんまりちよちゃんとは話したことがないし
いや、こうやって面と向かって話したのは初めてかもしれない。
話す話題がなかったし、いつもちよちゃんはともとか大阪とかと
ツルんでたからである。
しかし、オレがちよちゃんのこと知ってるのはいいとして
ちよちゃんがオレのことを、しかも名前までしってるなんてな。
さすが優等生は違うぜ)
- 36 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:47 aHuE+Mc5
- とそこでふと気づいた。ナオキさんと下の名前で呼んでいる。
-なんでこんなことにいちいち気にしているのか。
それはナオキはワルというワルではないがどちらかといえばワルという
微妙な分類だった
顔が悪いというわけではないが 特に女の子との付き合いもなかったので
せっかくしゃべり掛けられてもすぐにドモってしまい話が
弾まないことが多かったのである。
だから下の名前で女の子に呼ばれるというのは稀で。
とても恥ずかしい気がしたのだ
- 37 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:49 aHuE+Mc5
- (けど、相手はちよちゃんだぜ、何恥ずかしがってんだ。)
自分より大人と思っていたがやはり外見は子供
そんな子供に対して赤くなっている自分が恥ずかしかった
「あ、ああ。やってるんだよ」
なんとか真っ白になりかけた頭を働かせ変哲もない返事をする。
「そうなんですかぁ。ガンバってくださいね」
ニッコリとカワイイ笑顔で微笑むちよちゃん。カワイイ・・・
ピ、ピ ちよちゃんを横目にみながら商品をレジに通していると
商品がお菓子を作るような雰囲気なのがわかった。
「ちよちゃん、お菓子でも作るのか?」
やっとまともなことを言えた。
「ええ、そうなんですよー。」
「へぇ、すごいね。お母さんとかと作るの?」
「いえ、一人で作るんですよ~」
「一人!?すごいなぁ」 …やっぱ大人っぽい
- 38 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:50 aHuE+Mc5
- (よし、通し終わった。終わりまであと5分か)
ナオキが時計を見るそぶりをみて
「あ、バイトもうすぐ終わるんですか?」
「あ、うん。あと5分くらいなんだ。だけど傘なくてヤバイんだよな~」
「あぁ、それなら私の傘入ります?」
(どうしようか道徳的には断りたいけど)。
いや、本心では借りたい。家も結構な遠さだ
少年は甘えようと思った。
「じゃあ、いいかな?」
「いいですよー。では自動ドアの前でまってますね」
「あぁ。すぐいくから、ゴメンね」
こうしてちよちゃんの通し終ったあとの誰もこない数分がやけにながく感じた。
- 39 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:51 aHuE+Mc5
- -「ごめん、待たせちゃったかな?」
「いいえ、大丈夫ですよー」
外でまっていたちよちゃんに声をかける。
「それじゃあいこうか?」
「はい」
そういってちよちゃんは傘を開きはじめる
「あ、オレが持つよ。」
「いいんですか?遠慮しなくてもいいんですよ」
「いや、オレもたないとオレはいれないし(笑)
それに傘貸してもらうんだから
それぐらいはさせてよ。荷物もさ」
「はい、わかりました。おねがいしますー。」
そしオレがもつとどちらともなく歩き出した
「あ、そういえばちよちゃんちってどこ?」
「わたしの家は△□○町ですよ。ナオキさんはどこなんですか?」
「あぁ、そこか丁度よかった。オレんちは○○付近だから
オレと同じ方角だね。まぁオレの方がだいぶ遠いけど」
ここで、ちよちゃんと自分ちが同じ方角だというのを知る。
違う方向だったらどうするつもりだったのか
- 40 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:52 aHuE+Mc5
- と、そんなことも思いつきもせず歩いていると
ナオキはちよちゃんの肩がちょっと濡れているのに気づいた
「あ、ちよちゃんもうちょっとこっちおいで」
これは本当に何気なく、当たり前のようにいったのだが
少し誤解されてしまたようだ。
驚いて肩がビクッとなったのがはっきりわかった
さすがにこちらもそれに誤解されたと理解したようで
「あぁ、肩が濡れてるからさ。もうちょっとくっ付かないと」
そう付け足す。
「あ、はい。」
ちよちゃんは あぁなんだ。 という感じで近づいてくるがほんの
半歩程度だ。全然意味がない きっとさっきの言葉もあって
意識してしまっているのだろう
- 41 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:53 aHuE+Mc5
- 「もうちょっとこないと濡れるよ」
そういって肩に手をまわしてこちらに引こうとする。
が、
ぷに。
(ん?もしかして今・・・感覚)
とてもやわらかい感触 これは、その、おっぱいというものだろうか
ちよちゃんから
「きゃぅっ」
という声が聞こえた。間違いないな・・・
とりあえず、ちよちゃんの胸から手をどけ
肩に持ち直し引き寄せる
と、当然密着した状態になったのだが二人とも
緊張してるしまっている。
- 42 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:55 aHuE+Mc5
- すみません↑してしまっているの勘違いです・・・
誤字確認してなくてすみません
- 43 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:56 aHuE+Mc5
- ナオキは、
(やべ、オレなんかセクハラしてるみてぇじゃんかよ。いや、してるな)
とそれだけを繰り返し考えている。肩のほうにある手にも神経を集中させている。
第一どけようとおもってもどけられない雰囲気だ。
(って、まてよ。オレ勃起してるよ・・・)
コレが、ちよちゃんにばれたら絶対引かれるだろう
ナオキはそう思いつつ顔をしたのテントに向ける。
ちよちゃんと数cmしか離れていない。
ナオキはそれを確認すると異常に興奮していることに気づいた。
ちよちゃんにコレを擦り付けたらどういう反応するだろうか。
ちよちゃんがものすごく、女の子として可愛く見える。
性的にちよちゃんを見て興奮している それに対してさらに興奮する。
ちよちゃんで興奮していることの罪悪感に興奮している。
そして、不思議とナニカをしてしまっても。許してくれそうな気がする。
ちよちゃんは優しいからだろうか。それもあるが、何かわからない自信がある。
(ちよちゃんの胸をもう一度さわりたい)
そういう欲望がどんどん強くなっていく。
- 44 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:58 aHuE+Mc5
- そしてそれを実行する決意も固まりだしたころ
ピチャピチャピチャ
前から足跡がしてその妄想(?)はかき消された
どうやらサラリーマンのようだ。
サラリーマンはこっちの方をじっとみながらすれ違った。
(今のサラリーマンがオレたちのことどうおもったのだろうか。)
(兄妹、かな?やっぱそうだよな)
そう思うと急にさっきまであった欲望も消えうせていった。
(はぁ、バカなこと考えてたなオレ)
そう考えながらため息をつく
- 45 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:59 aHuE+Mc5
- 「あ、あの もう着きましたよ」
「え?ちよちゃんち?て、え、え、え!?ちよちゃんちってこのでっかい門!?」
「違いますよ(笑)この中にあるんですよ~。」
「そ、そういいたかったんだがつい興奮しちゃって」
「ちょっと開けますからまっててください。」
「開けるって、このでかい扉が開くの?見てみたいな~」
「いえ、違いますよー。この横の小さな扉です」
「あぁ、そっちか。で、傘借りて今度学校の時もっていくことでいいかな?」
「あ、あの開けるのを待っててもらったのは家に入りませんか?ってとですけど
忙しいんですか?」
「いやいや、予定は全然なし。けど悪いしさ」
「お菓子作るっていいましたよね?それを食べてもらいたいんです。
それに雨がやむかもしれませんし。ね、いきましょうよ?」
雨はやまなそうなのだが・・・
確かにお菓子は食べたいけど。両親がいたら余りいいようには
見受けてくれないだろう。
いくら同級生とはいえ年は離れてるんだから。
それに少しと言えども不良っぽいんじゃあなぁ
- 46 名前:雨が降ったから 投稿日:04/05/06 22:59 aHuE+Mc5
- 「それに、一人で作るっていいましたよね。あれはお父さんとお母さんが
出張でいないからなんです。だから正直怖くて
ただきちさんが居るから安心なんですけどね。
やっぱりたまに心細くなるんですよー。」
両親がいない。これは大きかった。それにここまで言われると断る
わけにはいかないだろう。
「あぁ。わかった。お邪魔するよ」
そうしてナオキはちよちゃんの家に入ることになった