
- 304 名前: ハミトイトノコ物語 13 投稿日: 03/02/28 01:45 ID:rCz4pxTT
-
テディ・ベアその後の物語
帰りのホームルームが終わるが早いが、おれは一目散に教室を飛び出した。
早く、早くしないとあいつらに捕まってしまうからだ。
ダダダ…と我ながら物凄い勢いで階段を駆け降りていく。
「こらっ!危ないでしょっ」
その声におれはびくりと身を震わせて立ち止まった。
「○○くん。廊下と階段は走っちゃだめよ」
聞き間違うはずが無い。隣のクラスの担任、黒沢みなも先生の声だった。
「す、すみませッ…」
おれはしどろもどろになって振り向いたが、声が言葉になって出てこない。
(よりによって…ッ!)
そんな思いが、一瞬おれの脳裏をよぎる。
振り向いた先、黒沢先生は階段の上で、
「ど、どうしたの?…私、そんな怖いカオしてたかな」
キョトンとしてそう言った。
「い、いえっ!怖くないですッ。し…失礼します!」
おれは悲鳴を上げるように答えてから、再び猛然と駆け降りた。
背後にまた黒沢先生の「こらっ」という声が聞こえるような気がしたが、
おれは構わず逃げることにした。
ここでモタモタしているうちに彼女らに捕まってしまっては、元も子もない。
- 305 名前: テディ・ベアその後の物語 投稿日: 03/02/28 01:46 ID:rCz4pxTT
- また、実を言うと、この時おれは正直言って黒沢先生が怖かった。
5つ以上も年上ながらカワイイ顔だちをしているし、
教師としても女性としても申し分のない、朗らかで感じの良い性格だとは思う。
うるさいことは言わないし、今のように必要なことは言ってくれる。いい先生だ。
実際、入学した当初からずっとファンだった。
2年の時、黒沢先生のクラスになった時は少なからず胸がときめいた。
3年に上がり再びゆかり先生のクラスになった時は落胆したものだ(ゆかり先生が嫌なわけではない。
単純に、好みに問題)。
それが今やあの人は、おれの中でできれば顔をあわせたくない人間のひとりに成り下がってしまった。
別段、黒沢先生とおれの間に何があったというわけでは無い。
そうではなく、聞いてしまったのだ。
黒沢先生の秘密を…
本来知らなくてもいいはずの、知るべきではなかった事実をおれは知ってしまった。
あの日校舎の屋上で「ボンクラーズ」などと称する恐るべき女3人組に襲われた際、
図らずも彼女らからそれを聞かされた時、おれは無論耳を疑った。
そして最初はその言葉を信じなかった。
だが、それが事実だと悟った瞬間、
それまでおれが自らの心の中で組み上げたはずの「理想の女性」としての黒沢みなも像が
音を立てて崩壊したのだった。
詳しくはここで語るつもりは無い。
ただ、思い出したくもない出来事があったとだけ記しておく。
とにもかくも、おれはあの日からオンナという生き物全般が信じられなくなっていた。
- 306 名前: テディ・ベアその後の物語 1 投稿日: 03/02/28 01:47 ID:rCz4pxTT
- 学校裏のフェンスを越えた先にある神社の脇の雑木林に、おれのセローが停めてある。
隣町から通う自分にとってこいつは必要不可欠なのだが、
この学校はバイク通学禁止なので、こっそり乗らざるを得ないのだ。
木々の間にはちょっと開けた場所があり、
平日はあまり人も来ないうえちょうど上手い具合に車体が隠れてくれるので、盗難の心配も少なかった。
去年の暮れ、一年生のバカがひとり事故ったおかげで、学校側の取り締まりはますます厳しくなっている。
本人はたしか、その後アメリカに留学したとか言っていたが、
おかげで正門前のマンションの駐輪場は使えなくなってしまった。全くエラい迷惑だ。
おれはホルダにキーを差し込んで、ロックを外しヘルメットを手に取った。
(今日も…)
おれはメットをかぶり顎紐を締めながら、ひとりごちた。
(何とか、今日も無事に帰れそうだな)
ホッっと安堵のため息をつく。
あの日以来、おれは何度となく彼女らに捕まっては嬲られ、舐られ、搾られ続けていた。
陵辱はあの一度では済まなかったのだ。
あいつらはおれ一人を揉みくちゃにするのに、時も場所も選びはしない。
放課後に捕獲され体育倉庫や無人の保健室に連れ込まれるパターンが大部分だったが、
最近は休日ですら安心できなくなりつつあった。
家に家族が誰も居なかったある日曜日など、どこでそれを知ったのか3人揃って自宅にやって来て、
おれの部屋まで押し入って来たことがある。
あの時は本当に恐怖だった。
家にまでやってこられたら、おれにはもうそれ以上の逃げ場は無いのだから…
そしてその予感どおり、
おれは一日中彼女らにいつもどおり体を心をメチャクチャにされて過ごさなければならなかった。
- 307 名前: テディ・ベアその後の物語 1 投稿日: 03/02/28 01:47 ID:rCz4pxTT
- そんな事があってから、おれは土日はなるだけ家を出るようにしている。
いつも彼女ら3人の影に怯えながら、それを振り切るようにバイクを走らせるのが休日の常だった。
…我ながら、実に哀れな話だ。
といって、誰に助けを求めるわけにも行かない。女に犯される男だなんてことが世間にバレてしまったら…
だが、今日のように学校のある平日であれば、放課後さえ乗り切ってしまえば何とかなる。
そんな事をボンヤリ考えながら、おれは愛車に跨りハンドル中央にあるキーシリンダに鍵を差し入れた。
そしてエンジンに火を入れようとしたその時!
「○○…」
おれはこの世で最も耳にしたくなかったその声を聞き、身を硬くした。
「あ…あぁ……ッ」
おれは恐怖のあまり顔をひきつらせる。
背後に人の気配。…タンデムシートに誰かが座っている!
何と言うことだろう。
考え事をしているうちに、彼女がこんなに近くに居たことにまるで気づいてなかったのだ。
おれは恐る恐る振り向こうとした。
…ギュッ!
それを遮るように、彼女はおれの体を後ろから強く抱きとめた。
「むにゅっ」と、えもいわれぬ乳房のやわらかい感触がおれの背中を包み込む。
短めのスカートからのぞく伸びやかな素足が、おれの腰を挟み込んで逃がさなかった。
その(本来は心地よいものと思われる)感触は、
まさしくおれが必死になって逃れようとしていた相手のものに他ならない。
「うふふ…だーれだ?」
「あ…た、た、た…滝野ォ…っ」
「せいかーい!…じゃ、ご褒美あげなきゃね」
- 308 名前: テディ・ベアその後の物語 1 投稿日: 03/02/28 01:48 ID:rCz4pxTT
- 両脇からおれの腹に回されていた両手が、ツツツ…と学生服のズボンの下に吸い込まれていく!
「あ!や、やめ…やめてっ!滝野っ」
ヒヤリとした彼女の手の冷たさから、おれはハンドルバーに手をかけたまま、
タンクの上に前のめりになって逃れようとする。
だが、滝野は構わずモゾモゾと指先を蠢かしながらどんどん両手をおれの聖域に侵入させてくるのだった。
「ひさしぶりだね、○○…」
無遠慮に人の股間に手を忍ばせながら、彼女は実にあっけらかんとした声をかけてくる。
Yシャツ越しの背中に、まるで甘えるように頬をすり寄せているのが感じられた。
「い、いつも顔合わせてるだろ?学校で」
(会いたくないのに)という言葉を呑み込んで、おれは震える声でそう答える。が、
「だってさ!」
ふいに、滝野の両手がギュッとおれのモノを握り締めた!
「ぁあうっ!」
「あんた、最近冷たいじゃん。たまにこっちから話しかけても『うん』とか『そうだね』ばっかし!」
彼女はさらにギリギリと握る手に力を込め、締め上げてくる!
「おまけに、授業終わればとっとと帰っちゃうしさ!一体、何なの?」
「いぃい、痛いっ!痛いよっ!たき…やめ………。
だ、だって仕方ないだろ!?いつもいつも、あんなことばかりされてたら…
おれだって怖いし、疲れるし…逃げ出したくもなるよっ」
おれは涙目になって弁明するが、彼女はまるで聞く耳持たなかった。
「ほら!やっぱり逃げてたじゃん」
ぐ…ぐぐぐ……
滝野に力いっぱい握りこまれたおれの亀頭がハチ切れそうだ!
(ご、『ご褒美』だとか言ってたのに…)
期待していたわけではなかったが、逆にこうまで苦痛を与えられるとは予想だにしていなかった。
- 309 名前: テディ・ベアその後の物語 1 投稿日: 03/02/28 01:49 ID:rCz4pxTT
- 「う、うわぁああああっ!い、痛いぃ!ご、ごめ…なさっ…、や、やめてっ!つぶれるぅ」
ズボンに隠れて見えないが、その下でおれのモノは恐らく鬱血で真っ青になっているに違いなかった。
以前のおれなら、滝野の体を振り払うことも出来たかもしれない。
実際、女の子の手など腕力にまかせて引っぺがすのは、体力的に言って無理なことではないのだが、
そうするのにおれの体はあまりにも調教されすぎていた。
「あの」時…、屋上で抵抗の出来ない麻薬のような快楽にあまりにも長く浸らされていたためか、
それ以来、一度こんなふうに彼女らの体に押さえ込まれてしまうと、もうどうにも抵抗できなくなってしまったのだ。
もしかすると、心の中のどこかで快楽の誘惑に逆らえなくなっているのかもしれない。
耐性が無くなってきているのだろうか…?
これではまるで、快楽で飼いならされた犬じゃないか…
だが、今はそんな悠長な事を言っている時ではない!
海綿体なのか血管なのか、とにかく何かがメリメリと不吉な悲鳴をあげている!
「ほ、ほんとに…本当にもう…やめ……滝野…滝野さん………お願い!もう放して…赦して…」
イヤイヤするように首を振って哀願を繰り返すと、ようやく彼女はいくぶん気が晴れたのか、
握る手の力が少しだけ緩まった。
「それじゃ…」
打って変わって優しい声で、滝野はおれの耳元に囁いた。
熱っぽく伝わってくるその吐息が、何ともくすぐったい。
「もう逃げないって、約束してくれる?」
「う…そ、それは……」
「約束しないと、つぶれちゃうよ?」
声色こそ変わらず優しく教え諭すものだったが、ジワジワと明らかに両手の力がこもってくる。
おれは慌てて、
「す、するっ!約束する!!もう逃げませんっ……。だから、だからもう赦して…ッ!」
恥も外聞も無く、滝野に捕まれたままバイクの上でおれは泣き叫ぶように声を張り上げた。
- 310 名前: テディ・ベアその後の物語 1 投稿日: 03/02/28 01:50 ID:rCz4pxTT
- 「ともちゃーん」
遠くから、いつもののんびりとした大阪の声。
おれは目の前が真っ暗になった。これで、ふたり…
彼女はこの神社に続く坂道を息切らせて走ってくる。
「おそいよー大阪」
「あかんあかん。あんなフェンス、私にはよう登れんわ…
正門から走ってまわってきたんやで」
大阪は傍らの木に手をかけフゥ、フゥと肩を揺らして呼吸を整えながらそう言った。
「でも、今日は間に合ったみたいで良かったわ」
滝野にガッチリとホールドされて動けないおれの姿を目にするなり、
彼女はそう言ってニコッと微笑んだ。
おれはますます背筋を凍らせる。
彼女がこの天使のような笑顔のまま、
その実どこまでも残酷に男を責め立てる事を、おれとおれの体はよく知っているからだ。
「もう始めとるの?エエなぁ」
大阪の呑気な言葉に、しかしおれは息を呑んだ。
(ま、まさかこいつら、こんな所で…)
冗談じゃない。屋上や体育倉庫などと違って(それだって充分に危険だが)、
ここではどう考えてもすぐ誰かに見つかってしまう。
「うんにゃ。今ちょっとお仕置きしてただけ。もう逃げないように、って」
「ふぅん…で、○○くん反省したん?」
滝野はつい先ほどのおれの言葉を思い出したのかクスッと笑って、
「したみたいだよ。…今度こそ『ご褒美』あげなきゃね」
と言った。
- 311 名前: テディ・ベアその後の物語 1 投稿日: 03/02/28 01:50 ID:rCz4pxTT
- …きゅ!
「ぁあうっ!」
突如襲う股間を揉まれる感覚に、おれは迂闊にも声をあげて反応する。
「ふふ…」
…モミ、モミモミ……
滝野は絶妙な力加減でおれのモノに刺激を与えてきたのだ。
大阪に見られてることも忘れて、おれは快楽に打ち震えながら声をしぼりだした。
「あ…ちょ……ッ、やめ……こ、こんな所で…」
「んむ…」
ペニスを揉みしだきながら、滝野はYシャツ越しのおれの背中にピタリと唇をあてて静かに息を吐き出した。
「ふぅうううっ……」
滝野の呼気が布地にこもり、ジワジワと熱を帯びてくる。
「わ!な、何だコレ!あ、熱い!気持ちわる…やッ!た、滝野やめろ!熱い!くすぐったい!」
おれは身をくねらせながら、何とかその奇妙な攻撃から逃れようとするが、
いかんせんセローの狭いシートの上ではそれもままならない。
「ぷぁーっ♪」
その表情は見えないが、間違いなく滝野は愉悦の顔でおれに吐息を送り込んでいる。
「あ・あうぅ…」
おれにはもう為す術はない。上を向いて歯を喰いしばり、せめて少しでも声をあげないように努めた。
そして感じていた。
滝野の手の中で、おれの象徴が徐々に膨隆し硬度を高めていることを…
- 312 名前: テディ・ベアその後の物語 1 投稿日: 03/02/28 01:53 ID:rCz4pxTT
- …
しばらく滝野はそうしていたが、やがて口が離れた。
「ほら、○○の『男のコ』元気になった」
「う…ぅう……」
また、おれは…こうして女どもからいいように弄ばれようとしている。
羨ましいなどと思う奴もいるかもしれない。
少なくともおれ自身、経験するまでは複数の女とセックスするなんて夢のような話だった。
いや、状況次第であればそれは確かにいい思いと言えなくもない。
だが想像してみてもらいたい。
こちらには何の決定権も与えられず、時には縛り付けられ身動きすら取れない状況で、
彼女らの欲望に求められるまま果てることも終わることも許されず、
空っぽになるまで(空っぽになっても)何度も何度もレイプされるつらさと恐ろしさを!
(最初から…)
と、おれは思う。
(これが最初から苦痛であれば、逃れようもあるのに)
なまじ最初の刺激が純粋な快感であればこそ、おれはその甘い誘惑に誘われ、
捉えられ、結局いつもと同じ運命を辿るのだ。
頭では充分その結末が分かっているハズなのに…
男根がこんなふうになってしまった今、もうどうにもならなかった。
おれは目をつむり、今日の無事をあきらめる。
もう、考えるのは辞めようと思った。
…ただ滝野が口を離した後の背中が、ヒンヤリとして冷たい。
遠くのカラスの鳴き声が、やけに澄んだ夕暮れの薄赤い空気を伝わって聞こえてくるのだった。
(続く)
- 316 名前: テディ・ベアその後の物語 2 投稿日: 03/03/01 02:19 ID:j7McueFg
- 「じゃ、降りようか○○。外じゃ、やっぱり嫌でしょ?」
そう言って滝野はぴょんとタンデムシートから飛び降りた。
(どこだって嫌だよ…!)
おれは黙ってヘルメットを取り、ハンドルにくくりつけるふりをして、
少しの間ペニスが落ち着くのを待つ。
膨れ上がったままでは身動きが取れなかった。
「大阪、社の軒下にたぶんホウキがあるから、取ってきて」
「分かったー」
大阪は言われたとおりトタトタと神社の方に駆けていく。
「どうするつもりなんだ…?」
恐る恐る尋ねると、
彼女はちょっと笑って「心配しなくても、ホウキなんかでどうもしないよ」と言った。
当たり前だ。
「ここらへんはね、私らが小学生だった時の秘密基地だったんだ。
よみと一緒によく走り回ってたっけ…。さ、アソコが落ち着いたらついてきて」
と言って、滝野は神社の方に歩いて行った。どうもすっかりお見通しのようである。
…一瞬おれはこの時、セローを置いて逃げてしまおうかとも考えたのだが、
後の報復を考えるとそれは如何にも恐ろしい。
たった今それがどんな結果を生むのかを経験したばかりだった。
また、収まってきたとはいえ一度刺激を与えられたモノが新たな快楽を得たがっているのも事実である。
もしかすると滝野は、こうなる事を計算のうえで「お仕置き」を加えたのかもしれない。
だとすれば、ますます彼女らには逆らいがたかった。
- 317 名前: テディ・ベアその後の物語 2 投稿日: 03/03/01 02:21 ID:j7McueFg
- 滝野は大阪から竹箒を受け取ると、それを神社の扉の格子の隙間に差し入れた。
「ちょっとコツがあって、ね…」
…カコン!
という小気味の良い音とともに、中のカンヌキが外れたようだった。
一体どんなふうにしたのかよく分からないが、とにかく社の扉は開かれた。
何ともバチあたりな光景ではある。
だが、これから彼女らがしようとしている事から言えばまさしく大事の前の小事。
そんなものは些細な罪に過ぎないのかもしれない…
「さ、どうぞ」
と、滝野はホウキ片手におれ達を社の中へと促した。
「わー、思ったより中はキレイやな。畳も敷いてあるし…けっこう広いわ」
先に入った大阪が、無邪気な声をあげる。
「掃除したのついこの間だもん。夏のお祭りがあったばかりだからねー。
さ、あんたも入って」
「…」
ここまで来ていながら、おれは中に入るのを躊躇せざるを得なかった。
それはそうだろう。
いくら逃げ場が無いとは言え、無残に喰われることを承知で自ら死刑台の階段を易々と登れるほど、
男らしい男でもなければ覚悟が決まっているわけでもない(もっとも、
『男らしい男』は女に犯されたりしないだろうが)。
「…○○」
滝野が、いつになく静かな声でおれの名を呼ぶ。
おれがハッとなって、顔をあげ滝野の表情を見ると、
彼女はニコリと微笑んで、再度「さぁ」と言った。
おれはもう半泣きになりながら、それでもその無慈悲なことばに従うほかはなかった。
彼女達の祭りはこれからだった。
- 318 名前: テディ・ベアその後の物語 2 投稿日: 03/03/01 02:23 ID:j7McueFg
- 靴を脱いで中に入ると、大阪の言うとおり存外社の中は広く小ぎれいだった。埃っぽくはない。
10畳くらいはあるだろうか?奥の方に、
ここの御神体なのか注連縄(しめなわ)で囲まれたキツネの像が置かれている。
確か「稲荷」とか言っただろうか。子供程度の大きさだったが、やはりどこか神秘な匂いを漂わせていた。
意外なことに電気が通っているらしく、天井には小さな電球まで付いている。
「神楽ちゃんも来られれば良かったのになー」
「部活じゃ仕方ないよ」
そう言って、おれの背後で滝野が扉を閉めた。
ガチャリとカンヌキが掛けられる音が、ここが完全に外界と遮断された事を伝えた後…
「○○ーっ!」
突如、我慢の糸が切れたかのごとく彼女はおれの背中にガバッと飛び掛ってきた!
「うっ…うわっ……うわぁああああっ!!」
「糸」が切れたのは滝野だけではない。
その行動に、おれが今まで張り詰めていた理性のそれもたやすく断ち切られ、
押さえつけていた恐怖心までもが心の奥底から一気に吹き上げてくる!
ドタン!
滝野に不意をつかれ、おれは彼女の肢体に絡め取られたまま畳の上に倒れこんだ。
うつ伏せになったおれの上で、背中にしがみついた滝野がオレの首に耳にむしゃぶりつく…
「あああっ…待って!滝野!ちょっと待って!!……も、もっと落ち着い……」
「○○……○○………ッ!」
「あはは。気が早いて、ともちゃん」
おれや大阪のそんな言葉を意にも返さず、滝野の鼻先が後ろから首周りにすり寄せられる。
彼女の脚はガッチリとおれの体躯を挟み込み、
胸に回された手は鷲づかみで痛いほど皮膚に食い込んできた。
2度3度押し付けた鼻先を鳴らしておれのにおいを確認する…。その間も、
徐々に鼻息は荒くなっていく…!
- 319 名前: テディ・ベアその後の物語 2 投稿日: 03/03/01 02:24 ID:j7McueFg
- …あむっ、ぴちゃっ……むちゅっ………
「あ…あぁあ…」
滝野の柔らかい唇が舌がおれの横顔一帯を愛撫し始めた。
(い、犬…)
こう言っては口汚いかもしれないが、実際おれは発情したケモノか何かに襲われているような気分だった。
レローッ…
「あ!ひゃぁあ……」
不意にうなじから首にかけて、彼女の舌先でなぞられた!
おれはゾクゾクと背筋を駆け上る快感に、全身の皮膚を一斉に粟立たせて震え上がる!
「ふふ……。ふぅううう…」
「あっ!つ、冷た……ッ…ぁあうう…」
舐め上げた箇所に、今度は冷たい息を吹きかけられ、おれはまたもやビクンと身を跳ね上がらせた。
「ほんま、○○くん首が好きやなぁ」
大阪は畳の上に体育座りで、ニコニコとおれ達の様子を見守っている。
スカートの隙間から下着が見えそうで、おれはドキリとした。
(よ、弱いだけで、好きなわけじゃ…)
そんな言い訳も声に出せないほど、おれは我を忘れてしまっている。
「悪い、大阪…最初は私でいい?」
背後からおれのYシャツの中に手を入れつつ滝野が上気したような声でそう尋ねると、
「ええよ。一回目は見学しとるわ」
「さんきゅ。…まあ、ここなら時間は充分あるし、神楽の分もたっぷり可愛がってやろ」
と、ふたりで勝手な約束をしている。
ああ…
ボロリと涙がこぼれ落ちてから、初めておれは自分が泣いているのに気づいた。
それが歓喜なのか哀しみなのか、おれにはもう分からない。
ただ確かなのは、逃げたくても逃げられない事実だけだった。
- 320 名前: テディ・ベアその後の物語 2 投稿日: 03/03/01 02:25 ID:j7McueFg
- 「さ!それじゃ、今日も楽しく行こっか」
滝野はそう宣言すると、シャツに忍ばせた右の指先でクリクリとおれの胸の突起をもてあそぶ!
「ああっ!……た、楽しくなんか……」
くりっ!
「うわぁうっ!!」
「なーに?」
甘い声で尋ねる滝野…
「ここも何だか勃ってきたけど…○○、いま何か言った?」
クリッ!
クリッ、クリクリ………
「あ・あ・あ…」
「あはッ、そうだよね。○○は男の子なのに、胸が気持ちいいんだよね………ふふ、変なの」
…きゅっ!
突如、硬くなり始めていた乳頭をつまむ指に力が入れられ、おれは思わずのけぞった。
「いつもいつもこうしてあげてるのに、ちっとも慣れないね。
それどころか、どんどん弱くなってるみたい」
後ろからピッタリと頬を寄せ擦り付けながら、楽しげにおれの胸をいじくりまわす。
その指先は絶妙な動きで性感帯を的確に攻めてくる。
「本当はさ」
「ぅう……え?…」
滝野は二度三度おれの横顔に口づけしながら言った。
「本当は、期待してるんでしょ?
もっともっと…えっちなことしてもらいたいって」
- 321 名前: テディ・ベアその後の物語 2 投稿日: 03/03/01 02:26 ID:j7McueFg
- 「ち、違っ…」
おれは顔を背けながらそう答えたが、
滝野は開いている方の左腕をおれの首に回して自分の方を強引に向かせる。
右手の指先は相変わらず、淀みなく乳首への刺激を続けたままだった。
まさしく目と鼻の先で滝野に見つめられ、おれは羞恥に顔を真っ赤にしながら何も言うことができない。
彼女はちょっとだけ微笑むと、顔を少し傾けながら小さく開けた唇をゆっくりと寄せてくる…
おれは無意識のうちに目を閉じた。
……ちゅ。
マシュマロのようにやわらかな感触。
彼女の体温と息遣い。
うっすらと香るのは、彼女の使う石鹸なのか香水なのかフワリとした良い匂い…
「…スン」
おれは先ほど滝野がそうしたように、鼻を鳴らしてそのにおいを吸い込んだ。
目を半開きにしてその穏やかな接吻を受け入れていると、
やがて滝野の舌が上下の歯の間を割って侵入してくるのだった。
…ぴちゃ。
舌と舌が絡み合う音。
………ぴちゃっ……………………ぷちゅっ………
滝野の舌が少しずつ動き始める。
粘膜と唾液の立てる音が、この狭い社の中を支配していく…
ねっとりとした生あたたかい舌の感触が、じんわりと染み渡ってくる。
そこまでは、優しさだった。
- 322 名前: テディ・ベアその後の物語 2 投稿日: 03/03/01 02:26 ID:j7McueFg
- ギュッ!
「!!!」
おれは唇を塞がれたまま、痛みとも快感ともとれぬその感覚に目を見開いた。
彼女の右の指先が、再び強くおれの乳頭をつね上げたのだ。
抗議の声を上げる間もなく、滝野の左腕がおれの頭をグイと引き寄せる。
そして唇を強く押し付けるとともに、さらに深く舌を突き入れてきた!
…ぴちゃ、ぷちゅ、くちゅっ…ちゃぷ…ッ
その動きも速度を増し、荒々しいものなっていく。
(あ、あぁ…)
おれは、徐々に不安と快楽がせめぎあいつつ入れ替わりになっていくのを感じていた。
せっかくのキスの安らぎから、目が覚めようとしていた。
目が覚めてしまえば、後はまた恐怖に震えるだけだった。
「ん…んっ……!」
滝野はそんなおれの思いを知ってか知らずか、我を忘れた様にむしゃぶりついてくる。
おれはあの屋上でのファーストキスを思い出していた。
(そう、こいつなんだよな…)
おれがあの時屋上で生まれて初めて唇を交わした相手は、滝野だった。
その時の事は忘れもしない。今のように、ただ奪われるような口付けだった。
(いつもいつも…始まりは、滝野、お前なんだな)
なぜなんだろう?
そんな思いが首をもたげた瞬間、
がぶっ!
「!…い、痛ァっ!」
滝野の歯が、いきなりおれの舌に噛み付いた!
- 323 名前: テディ・ベアその後の物語 2 投稿日: 03/03/01 02:27 ID:j7McueFg
- 滝野が薄く笑みを浮かべながらスッと顔を引くと、
その軌跡にしたがってツーッと唾液の糸が垂れて落ちた。
「なに考え事してんの?」
口元を拭いながら滝野が言った。
心なしか、その瞳は小さな怒りの炎がともって見える。
「どうせ、また…」
そこまで言いかけて、彼女は口をつぐんでしまった。
「…え?」
おれは噛まれてヒリヒリする舌を出しながら、滝野の言葉に聞き返したが、
「○○!あんたがそんなだから、いっつもこうなるんだよ」
聞こうとした事とは違う答えとともに、滝野はガバッと覆いかぶさってきた!
「あ!うわぁあああああっ!…ん!………むぐっ……………」
おれは滝野に抱きつかれ再び唇を吸われながら、
先ほど微かに聞こえた彼女の漏らした言葉に思いはせた。
「どうせまた、にゃもちゃんの事でも考えてたんでしょ!?」
そう。
滝野は確かにそう言ったはずだ。
(けど…)
それは見当違いな勘ぐりだし、例えそうだったとして、
おれの置かれているこの状況にどう変わりがあるというワケでもないではないか。
ただ、滝野が呟くように言った。
「今日も、めちゃめちゃにしてやる………ッ」
- 324 名前: テディ・ベアその後の物語 2 投稿日: 03/03/01 02:28 ID:j7McueFg
- 滝野はおれの胸倉を両手で掴むと、一気に左右に引っ張った!
ブツブツブツッ!
「ああっ!ひ、ひどい…」
ボタンの何個かがちぎれて飛んでいく。
続いて、その下に着ていたTシャツをガバッとまくし上げられた!
たちまちおれの胸元が露わになる…
「あむっ……」
「いっ!…ひぃ…やぁあああああっ!」
おれは余りのこそばゆさに悲鳴を上げた。
滝野の唇がおれの乳首をやわらかに包み込んでいる!
その中で小さな舌が、チロチロと蠢いて……あ…ああっ!
おれは反射的に逃れようと身をよじらせる。
だが、滝野の唇は離れもしなければ刺激を与えるのを止めもしない。
おれが微かな抵抗を始めると、なお嬉しそうに強くキツくおれの乳頭を舐ってくる…
何とかその口を押しのけようと両の手を伸ばすが、
彼女はおれに吸い付いたままおれの両手首を捕まえる!
「ちょ、ちょっと滝野!く、くすぐ…っ……くすぐったいよ、滝野ぉ…」
おれは身悶えしながら訴えるが、どうにも赦してくれる気配は無い。
…ちゃぷっ!ちゅぷんっ!……ちゅく、ちゅく、ちゅく………
さらに執拗な舌の動きと吸い付きに、おれは半ば我を忘れてのた打ち回った。
ときどき優しく噛んで刺激しつつ味わうように舌を這わせ、おれの胸を吸い続ける滝野…
……………………
………………
…ちゅぷん!
- 325 名前: テディ・ベアその後の物語 2 投稿日: 03/03/01 02:31 ID:j7McueFg
- やっとのことで、滝野の唇が離れた。
おれはその間ずっと彼女の繰り出す快楽の妙技に溺れていたのだ…
虚脱し切っていた。
快楽から解放された後は、体中の力が抜け息も絶え絶えといったふうだった。
おれの体の、たった一点を除いては…
「じゃ、そろそろご対面…」
滝野の手が、おれのベルトにかかった!
「!…ま、待って!……分かった。脱ぐから…自分で、脱ぐからッ」
彼女の手を必死になって制止しようとするが、
「ふっふっふ…」
不適な笑みを浮かべながら滝野は、
「だーめっ!」
と言って、素早い手さばきでベルトをスルリと抜き取った後、
ガッとズボンの両端を掴む!
「だ、駄目だって!ちょっと…」
先ほどされたように、今度はおれが彼女の両手首を掴んで何とか止めさせようとする。
(脱ぐって言ってるのに!)
自らの手によって直接脱がせることで、おれを辱めているつもりなのだろう。
だが、こっちだっていつもいつもリードされっ放しでいるつもりは無かった。
「まあ、無駄な抵抗ってのも味わいかな」
滝野はおれに手首を掴まれたまま、そう呟いた後…
「あむっ」
「あっ!」
顔を横にしておれの股間に近づけたかと思うと、
なんとズボンの上からおれのペニスにピタリと唇を当てるのだった。
- 326 名前: テディ・ベアその後の物語 2 投稿日: 03/03/01 02:32 ID:j7McueFg
- 「………ぷ、ふぅううううううううっ………」
社の外でおれの背中にそうしたように、今度は股間に熱い吐息が静かに静かに送り込まれてくる!
湿った熱気が布地にこもり、おれの象徴を包み込んだ!
「!…う、うわぁああああああっ!!……あ、熱ッ………」
ジワリとしたものが、再び陰嚢の奥から込みあげてくる。
そうでなくても、先ほどの乳首責めでおれの急所はパンパンに膨れ上がっていた。
さらなる刺激が送り込まれ、根元がビキビキと悲鳴をあげているかのようだ。
おれは体をくの字に曲げながら、滝野の頭を押さえて唇を放そうとした。
…が、その瞬間解放された彼女の右手が、そはさせじとおれのズボンをむんずと捕まえる!
「それっ!」
「あっ、あぁああっ!!」
ズボンとトランクスが一度に引きずりおろされた!
膨張し尽くしたおれのモノが勢いビン!と勢い良く飛び出して揺れる…
おれはとっさにうつ伏せのなって隠そうとするが、いちはやく滝野はおれの体を捕まえた。
「うわっ!うわっ!うわぁあああっ」
おれは思わず脚をバタバタさせて逃れようとするが、下ろされたズボンが絡んで動けない。
後ろから…ああ、後ろから滝野がまた抱きついて………ッ!
来た!つ、捕まっちゃう!食べられる!
ボロボロになって、泣いて赦しを乞うまで犯されて…それでも放してくれなくて…
おれは何て馬鹿なんだ!逃げるならもっと早く逃げれば良かったのに、
またノコノコこんな所に誘い込まれて…これじゃ、いつもと同じじゃないか!
急に、恐怖と現実感が蘇ってきた。
「た、た、助け…助け!た・す・け・てぇえええっ」
「ほら大人しくしなっ!」
首を振ってイヤイヤするおれの背中にしがみついて、
滝野の手がたった今あらわになったおれのモノに…伸ばされ…………
- 327 名前: テディ・ベアその後の物語 2 投稿日: 03/03/01 02:33 ID:j7McueFg
- ぎゅむっ!
「ひぃっ!」
に、握られた!最大限に膨張したペニス全体が、歪んで変形してしまうくらい強く…
「ふ…フフフ……」
背後からくぐもった女の笑い声。
おれにはそれが半ば狂気のように感じられ、体の底から沸き起こる震えが止まらなかった。
普段の(多少、過ぎるほどの)明るく活発な彼女からは、想像もできない声だった。
ぎゅぅうううっ…
「いっ!痛ぁああっ!!」
掴まれた男根が脇に引っ張られ、おれはたまらず身をよじって引かれるまま仰向けになる。
当然、膝立ちでおれの体にまたがる滝野と向き合うわけだが、
「あ…あぁあ……」
おれはもう恐ろしくて泣きそうだった。
彼女の右手には、依然おれのモノが握られている…
くにゅっ…
「あうっ!」
くにゅっ、きにゅっ…ぎにゅっ……
「お…あ、あ、あ………」
滝野の手が、ゆっくりとシゴき始める。握り方こそ少し強めだったが、
その動きはあくまで優しかった。
(続く)
- 333 名前: テディ・ベアその後の物語 3 投稿日: 03/03/02 01:40 ID:Mazq7prz
- 「いぅううううっ」
おれは全身を突っ張らせてその快感を受け止めている。
滝野の手技はやはり絶妙だ…
ふと、その動きが止んだ。
手を上下にピストンさせるのを止めてから、滝野はおれの肉棒を下着越しに自分の秘所の割れ目へと押し当てる。
じゅぶっ…
「あ…」
下着越しにも、彼女が充分に濡れてしまっているのが理解できた。
おそらくは…こうしておれの体をいたぶっているうちに、自然とこんな風になっていたのだろう。
だが、それはつまり間もなくおれが「そこ」に喰われてしまう運命を意味している。
この恐ろしい女も、わざわざそれを伝えたくて押し当てているに違いなかった。
そうすることで、ますます自分を昂ぶらせているのだ…
じゅ…ッ!じゅくっ!…じゅ、じゅぶっ!!
「あ!あぁっぁああああっ………ッ!」
不意に滝野が、濡れた下着を押し当てたまま猛然と腰を降り始めた!こすれる!
滝野の淫液は良い具合にぬめりを見せ、おれの裏スジのあたりを責め立てる!!
おれは必死に首を振ってそのこすりつけてくる刺激に耐えようとするが、
モノ自体を掴まれていてはその刺激を防ぐことも逃げることもできはしない。
じゅっ!じゅっ!じゅぐっ……ッ!
「あうわーっ!」
- 334 名前: テディ・ベアその後の物語 3 投稿日: 03/03/02 01:40 ID:Mazq7prz
- 「…ふふ、ともちゃんHやな……」
大阪の声が聞こえた。
おれはただでさえ快楽の渦に飲み込まれ、その姿を他の女の子に見られていることに羞恥を覚えながらも…
それがさらなる興奮を引き起こしているのも事実だった。
「あ…あ…あ…」
ちょうどペニスの裏スジのあたりを絶妙に刺激され…滝野の淫猥な眼差しで見下ろされ…
大阪の見守るなか、おれの絶頂は間もなくだった。
「あ…だ、ダメ……い、い、イ………イ、クッ………!」
出す、と思った瞬間。滝野の腰の動きがピタリと止んだ。
「ああっ!?…な、と…途中で……ひどい…」
おれは弱弱しく抗議の声を上げる。
ま、まさかこの前みたいに、いつまでも射精させずにおれが「お願いします。
イかせてください」と泣いて懇願するまでジラし続けるつもりだろうか?
おれはその予感にゾッとしたが、
幸いというべきか(多分、不幸なのだろう)今の滝野にもそこまでの余裕は無いようだった。
ペニスに押し当てて興奮しているのはおれだけではない。
滝野自身もそうすることで、快感を得ているようだった。
途中で止めてしまうなど、考えられなかった。
突如滝野は腰をあげ半立ちになると、自分のパンティを一気に下に下ろす。
そういう演出なのか、それとも脱ぎ切ることすら面倒なのか、引き下ろした下着を片方の足に残したまま、
彼女は再び腰を降ろしてきた。
- 335 名前: テディ・ベアその後の物語 3 投稿日: 03/03/02 01:42 ID:Mazq7prz
- おれはある事に気づき、必死に声を上げる。
「あ!ちょ、ちょっとタンマ……タンマタンマ!滝野、ゴム!
コンドーム忘れてるって!」
しかし滝野はニヤリと口の端を持ち上げて笑うと、そのままピタリと自分の性器の入り口に
おれのモノをあてがった。
にゅぶ、という柔らかい感触が、おれの亀頭を包み込む。
「あうぅ…ちょ、ちょっと……やめ…たき………」
「ふふ…大丈夫だよ、○○」
あと一息のところで寸止めしながら、滝野が言った。
「今日は私、安全日なんだ。だからナマでいけるって」
おれは真っ青になって、
「そ、そんなことあるもんか!ゴム着けないならやめて…やめてくれよ!」
それを聞いて滝野はクスッと笑みをこぼす。
「こんな状況で、そんな決定権があんたにあると思ってるの?」
た、確かに…
おれは興奮のあまり自分の立場(まな板の上の鯉)を忘れてしまっていた。
けど…けどもし妊娠なんてことになったら、おれは責任なんて持てないぞ!
「大丈夫…きっと気持ちイイよぉ…
ほら。こんなふうに………」
にゅ、にゅぢゅぶぶ……ッ…ジュブ、ズブブ……
- 336 名前: テディ・ベアその後の物語 3 投稿日: 03/03/02 01:42 ID:Mazq7prz
- 「あーっ!」
入っていく!滝野の肉に埋もれていく…ッ!
トロトロの女肉の中に何の抵抗もなく迎え入れられ、
その先はまるで底なし沼のようにグイグイとおれの感覚を引き込んでいく。
滝野の粘膜は、奥まで充分に濡れていた。
「ひっ…、ひぃ……ひっ………」
おれはその感触におののいている!
確かに…それはゴムをつけたままするときの快楽とは格段の差があった。それは確かである。
けど…けど……ッ!
とうとう…根元まで挿入されてしまった……。
「あう…あう…」
おれは涎を垂らしたまま、目を丸くして滝野を見上げていた。
そう。
ゴム無しで女のなかに入ったのは、最悪の初体験を経験したあの日以来だった。
あの時は突発的な出来事で、おれもこいつらもあんなことになるなんて思いもしなかったから…
ゴムも何も用意するどころではなかったのだ。
そして、その時おれの童貞を奪ったのは神楽さんだった…
「だからさ」
滝野が下で快楽に打ち震えているおれに言った。
「神楽とだけナマでヤッた、っていうのも悔しいじゃん。なんか」
「な、な、な…何を言って」
おれには滝野の言わんとするところが今ひとつ掴めなかった。
…というより、快楽の濁流に溺れぬよう意識を保つので精一杯なのだ。それどころではない。
神楽さんのような猛烈な締め付けこそ無いものの、充分だった。
それに、熱い。
…とにかく滝野の膣内はマグマのように熱かった。
- 337 名前: テディ・ベアその後の物語 3 投稿日: 03/03/02 01:44 ID:Mazq7prz
- ぐぢゅ、にぢゅあっ!にちゃっ……
「あーっ!おぉおおっ…」
滝野が、騎乗位のまま腰を振り始める。
神経の溶かされるようなその感触に、おれは自然腰が浮いてくるのを感じていた。
滝野の体が打ち下ろされるたびに、
ペニス全体が彼女の中に深く包み込まれ亀頭の先にコツコツと何かやや硬いものが当たるのだ。
おれがどうにも喉からほとばしるのを止められない悲鳴を耳にしながら、滝野はどこか満足げだった。
そして言った。
「もし…」
ゆっくりと上体をおれの体に被せてくる。
滝野の唇が、おれの耳たぶに触れた。
「もしも赤ちゃんが出来ちゃったら…その時は、ふたりして学校やめて…結婚しちゃおうぜ」
熱い吐息とともに囁かれるその告白は、しかしおれにはこの上なく恐ろしいものだった。
「い、いやだぁああああっ!」
滝野はおれの心からの叫びを聞くと、ちょっとムッとしたような顔になって、
「冗談だよ。でも…」
そう言って、下腹になにやら力を込めた。
ぐにゅ!…ぎにゅっ!!
- 338 名前: テディ・ベアその後の物語 3 投稿日: 03/03/02 01:45 ID:Mazq7prz
- 「おあっ!?な、何だこれ?な、中が…膣の中が動く?」
おれは驚きと快感のあまり半狂乱になって首を振る。
膣壁が蠢いている!蠢いて、おれのモノを舐っている!!
「ああーっ!」
…ぐにょ、ぐにゅ…ぐにゃ……ッ…
「…他のヤツと結婚なんかできない体にしちゃうから」
ただでさえ信じがたい快楽であるのに、
無常にも滝野は、上体をピッタリとおれの体に寄せおれの首に両腕を回したまま猛烈な勢いで腰をグラインドさせてくる!
彼女の、やや小さめながら形の良い乳房がおれの胸に押し付けられ、
ブラウスのはだけた箇所の素肌がピストン運動のたびに乳頭と擦れ合う、その心地よい感触が…
ペニスの出し入れをしながらも、彼女の舌は淀みなくおれの頬を耳をうなじを愛撫し続けている…
そして…そして何より、彼女の中が!
おれを絶頂に追いやり精液を搾り取るためだけに蠢いている彼女の膣の中が!!
もう…もう……
ああああああああああぁっ!
「ふふ…気持ちいい?○○…気持ちいいの……?」
「ああっ!うぅうーっ!」
滝野は体全体に汗を滲ませ、上気した顔に切なげな目でおれに語りかけてくる。
「気持ちいい…っ!…ねえ、……私も、気持ちいいんだよ?○○…」
ぐちゅっ…ぎちゅっ…ぐしゅっ!
段々、滝野の動きが一定に…かつリズミカルになっていく。
- 339 名前: テディ・ベアその後の物語 3 投稿日: 03/03/02 01:47 ID:Mazq7prz
- 出しては駄目だ。
これはナマなんだと思い、射精をなんとか踏みとどまろうとするのだが…
滝野のその強烈な責めの前にはそんな密かな決意など脆くも崩れ去っていた。
おれは既に、
間もなく訪れる絶頂に全身が耐えられるか否かという新たな恐怖にさらされている。
「ああ!もう出ちゃう!だめだ!
抜いて…だめ……だ…に、妊娠!…にん…しちゃ…
たき…滝野!た、たぁ!」
「ほら、○○。…我慢しないで、イっちゃいなよ。……ほら………ほらぁ…ッ」
「駄目…ダメぇっ!あぅあーーーーーっ!」
その時、大阪が「ともちゃん勇気あんなー」などと言ったような気がするのだが、
よく憶えていない。
そう思った瞬間に、おれの欲望のかたまりが堰を切っておれの体から噴火してしまったからだ。
………びゅるっ
…びゅううううううううううううううっ!!!!!
ぶびゅっ!ぴぴゅっ!ビュクッ!!
「あああああああああっ!!ふぁあああああああっ!!!」
おれは恥も外聞もなく泣き叫びながら…とうとう射精してしまった!
滝野の中に…精液が………今まで体内でグルグルと渦巻いていた男の欲望が…飛び込んでいく!
- 340 名前: テディ・ベアその後の物語 3 投稿日: 03/03/02 01:47 ID:Mazq7prz
- 「ふふふ…出たぁ………。出しちゃったね、○○…」
びゅくっ!びゅくっ!びゅくっ!!
………
……
…
そう、おれはイッた。
いつものように、無理矢理イかされてしまったのだ。
ああ、それなのに…
…それなのに!
じゅぶっ!ぎゅぢゅっ!じゅぽっ!!
「ああああああっ…!た、滝野ぉ…もう赦して……
い、イッちゃったんだ、もう……だから、放して。おね、おねが…」
滝野はおれのモノが萎えるのも果てるのも許してはくれない。
なお貪欲に、快楽を精を求めてくる。ピストンが終わらないぃ…
「だいじょうぶ…」
滝野はまた口癖のように「大丈夫」と言った。
「大丈夫だよ、○○…あんたがイったから、私ももうそろそろだよ」
ぼくは泣きながら許しを請うほかないかった。
「…あうっ!…も、もうちょっ…もうちょっと、って…あひぃ…、
もうちょっとって、どの……どのくらいなんだ……たき……ひぁあああ!
も、もう…もうダメ…痛…いたくすぐったいぃ…」
- 341 名前: テディ・ベアその後の物語 3 投稿日: 03/03/02 01:49 ID:Mazq7prz
- 射精したばかりにも関わらず、連続してこんな責めに晒されて…
おれはもう快楽なのか苦痛なのかすら分からなくなっていた。
ペニスは未だにピクンピクン言い続けている…
ま、まさか…ずっと、イキ続けるってこういうコトなのか!?
ああ…
「あぁ、○○……かわいいナ……ほら、私ももう…イクよ…あ」
滝野の上体が限界までのけぞった!
ビクビクビクビクビクっ!
その瞬間、膣壁は小刻みに振動しさらにおれを締め付けて来る。
…そして、そこで信じられないことが起こった。
「うぐわぁああああああああっ!」
その振動にあわせ、何かが突如おれの脊髄を駆け上ぼる!
「い、いっちゃ…ま、また、…あ……またいっちゃう!イク!いっちゃ…イ…
イっちゃクぅううううっ!!」
びくん!びくん!びくん…ッ!
おれは…射精してからもしばらく滝野の中でイかされ続け…
そしてさらに今!改めてさらなる高みへ…絶頂の中の絶頂を迎えさせられたのだ!
それは…およそ信じがたい快感だった。
間髪をいれずに連続で2回…立て続けに射精(二度目は本当に出たのかどうかも分からないが)させられ、
おれは覆いかぶさっている滝野の体を乗せたまま、グッタリと畳の上で放心していた。
- 342 名前: テディ・ベアその後の物語 3 投稿日: 03/03/02 01:50 ID:Mazq7prz
- 「あ…ぅう……はぁ………、はぁ、はぁ…」
息切らせ虚ろな眼で、おれは今おれを支配している女の姿を見上げている。
不思議とこの時、恐ろしくはなかった。
「○○…。ん……」
滝野が静かに唇を合わせてきた。先ほどとはうってかわって穏やかな、キス…
「んむ…」
おれは滝野に抱かれながら、奇妙なことに安らぎすら覚えている。
こんなしめっぽい小屋の中で、硬い畳の上でいいように弄ばれた後だというのに、
それは全く「奇妙」だった。
「たきの…」
おれはしがみつくように、滝野の体を抱き返した。
「滝野ォ…」
そして、その胸に顔をうずめた。衣服越しではあったが、
彼女の柔らかさと暖かさ…そして彼女のにおいは充分に感じ取れる。
「ふふ。これじゃ、○○が赤ちゃんみたい」
そう言って笑いながら、滝野はさらにぎゅっと抱きしめてくれた。心地よかった。
(こうしている時は…)
不思議なことに、滝野も神楽さんも妙に優しくしてくれるのだ。
おれが甘えるのを許してくれる。
…というより、おれが甘えるのを(錯覚かもしれないが)喜んでくれているような気さえしてくる。
(結婚、か)
むろん先ほどの言葉は滝野の冗談に違いないだろうが、滝野にしても神楽さんにしても、
案外結婚したら尽くしてくれる情の厚いタイプなのかもしれない。
そんな事は到底ありえないし、もしそんなことになったら体の方がとても保ちそうにないけれど…。
- 343 名前: テディ・ベアその後の物語 3 投稿日: 03/03/02 01:52 ID:Mazq7prz
- 「ふぅううううう…」
「あ、こら…っ」
おれは今まで滝野にされてきたように、彼女のブラウスに唇をあて静かに息を吐く。
滝野の胸元が徐々に熱くなっていくのが唇に感じてとれた。
「あ、熱…こら!ちょっと……あはは」
滝野はおれの上で身をよじらせて逃れようとするが、そこは男の腕力。
両の腕に力をこめ、彼女が逃げられないように抱きすくめる。
「○○…悪い子ッ!」
ふいに滝野の指がこちょこちょとおれの耳孔をくすぐった。おれはくぐもった悲鳴をあげて首をすくめる。
その隙に滝野はまたガバッ!とおれの体に覆いかぶさり、顔中にキスのあられを降り注いできた。
(ああ、そうだ…)
おれは柔らかい唇の感触を無数に感じながら、ボンヤリと考えていた。
彼女達の行為は、おれにとって苦しいことばかりじゃない。…安らぎもある。
だからこそ、おれはこうしていつもいつも懲りることなく捕まってしまうのだろう。
少なくとも滝野と神楽さんには…何というか、そういう手心というか優しさを感じることが少なくない。
(そう…こいつと、神楽さんには)
だけど。
おれは、滝野の背後でゆっくりと立ち上がる影の気配を感じて身震いした。
(だけど…。だけど……ッ!)
そう。
なるだけ意識の外においていたのだが、「現実」は残酷に忍び寄っている。
もう目を背けていられる距離ではなかった。
この部屋に居るもうひとりの「女」に喰われてしまう瞬間が、刻一刻と近づいていた。
(続く)
- 366 名前: テディ・ベアその後の物語 4 投稿日: 03/03/13 18:30 ID:uwO2m8TA
- 「ふふ…ともちゃーん」
大阪が、おれに跨る滝野の体に後ろから抱きついた。
「充分楽しんだみたいやな」
女同士でありながら…いや、女同士だからこそ、
首に両腕を絡めながらそんな風に滝野の耳に唇が触れるか触れないかまで近づいて囁く大阪の姿は、
どこかなまめかしい。
「ああ大阪…。悪い、今どくよ」
「ひぃ…ま、待って……待って!滝野…」
滝野がどいてしまったら、今度は大阪の情け容赦無い責め苦に晒されることになる。
ネコがネズミをいたぶるかの如く、無邪気に笑いながら…
耐え難いほどのきつい快楽をぶつけてくるんだ。何度も…何度も……ッ!
神楽さんや滝野と違うのは、大阪の場合彼女自身が快楽を得るよりも、
純粋におれの体(…というより、体の反応)に興味があることだ。
それも、生半可な関心ではない。
どこをどんな風にすればこのモルモットが快楽を得るのか、
どんなに気持ちよくても射精させないようにする方法は何か、
快感と痛みのギリギリの境界線はどこか…等、偏執的と言って良いくらいしつこく探究されるのだ。
それはおれにとって「快楽」とはいえ苦しく恐ろしいことばかりである。
無駄だとは知りながら、おれはそういう意味で比較的優しい滝野の方にすがりつく。
彼女は少し困った顔をして、おれの耳元に口をよせ「ごめん」と言った。
「…そのかわり、その次の私の番にはたっぷり優しくしてやるからさ」
- 367 名前: テディ・ベアその後の物語 4 投稿日: 03/03/13 18:31 ID:uwO2m8TA
- 「あ…あぁ…」
おれはその言葉を聞くなり、顔をくしゃくしゃに歪めて泣いた。
だが、滝野も大阪もおれのそんな顔は決して嫌いではないらしい。
…むしろ。
おれが泣けば泣くほど、情けなくなればなるほど彼女らの苛虐心は奮い立つようだった。
だからおれがそんな表情をするのは全くの逆効果なのだが、
この時ばかりは恐怖のあまり溢れ出る涙を堪えようもなかった。
「ともちゃん、そのままでOKや…」
「えっ?」
滝野はちょとだけ驚いて聞き返す。
「○○くんも、その方がええみたいやしな」
おれは一瞬「もしかしたら今日は赦してくれるのか?」などと思ったが、
彼女がそんな慈悲深い一面を持っているわけが無かった。
「そのまま、○○くんの体を押さえつけてて」
そう言って、大阪はカバンから包みを取り出して開いた。
あの薄手のゴム手袋と、小瓶に入ったドロリとした液体は……ロ…ローション…?
「あ…あ……ッ!……あひぃやぁああああああっ!
だ、だめ!大阪、それは嫌っ!!」
おれは滝野の下で足をじたばたさせて懇願するが、ふいに滝野が「あっ」と言った。
- 368 名前: テディ・ベアその後の物語 4 投稿日: 03/03/13 18:32 ID:uwO2m8TA
- 「○○……。『嫌』って言うわりには、少し大きくなってきたよ?」
確かに、どういうわけかおれは滝野の中に入ったまま硬度を取り戻しつつある。
おれは真っ青になって異を唱えた。
「嘘!ウソだ!…これは…そ、その…滝野が、締め付けるからだよ……!
だから止め…大阪、それはまだ…か、勘弁して……。おね、おねが……お願ひぃ…」
あれをされるくらいなら、3回目のセックスのほうがまだマシだ!
「あかん」
大阪はあっさりとその願いを蹴ると、おもむろに自分のカバンをさかさにする。
…ドサドサドサッ!
おれは中から教科書やノートに混じって落ちてきたそれらの姿に目を見張った。
(な、な、な……なんだありゃ!?あれは…バ、バイブ?………ローターってやつ?
そっちのもバイブか…やけに細いけど…。
こっちのは…電動じゃなさそうだけど何だ?ああ、なんだかいっぱいボコボコしたのがついてるぅ…。
あ、あれは…?見たこともないのが沢山…あ……あぁ…)
おれは衝撃のあまり口をあんぐり開けて、それらの大量の「大人のオモチャ」を見つめていた。
「今日は最低でもこのうち3つぐらいは試してみたいんや。勘弁してる暇はあらへん。
まあ、いきなり『道具』使ってみてもええんやけど…」
大阪は彼女らしからぬテキパキとした動作でゴム手袋をはめ、
指先に小瓶のローションを塗りたくりながら言葉を続ける。
「指でじっくりほぐしてからの方が、壊れにくいと思ったんや。
いきなりこういうの挿入れて裂けたりしたら、しばらく遊べへんし」
- 369 名前: テディ・ベアその後の物語 4 投稿日: 03/03/13 18:34 ID:uwO2m8TA
- ゾッとするようなことを、まるで「良いお天気ですね」か何かのように平然と言ってのける大阪…
あ…あぁあ……
「大丈夫みたいだよ、大阪」
滝野が言った。
「私の中で○○のがどんどん大きくなってきた。嫌がってるのは、多分口だけ!
だから、早く挿入れてあげて」
滝野のその声は、つい先ほどの優しい声とは明らかに違って聞こえる。
いつの間にか、元通りの怖い「女」に戻っていた。
「あ…そ、そんな……たき…」
「暴れても無駄だよ」
滝野が身をゆっくり被せてきた。上半身全体が彼女に覆われていく…
「私がこうして抑えつけちゃうから」
「あ…あひゃぁああ……」
その暖かさは先ほどと変わらないはずなのに、包み込まれるおれの心はまるで違っていた。
再びおれは喰われる恐怖のどん底に叩き堕とされる…
…
……
………ひたり。
「!…い、いやぁああああっ……」
しまった!滝野に気を取られていて、肝心の大阪の指から身を守るタイミングが…
- 370 名前: テディ・ベアその後の物語 4 投稿日: 03/03/13 18:35 ID:uwO2m8TA
-
滝野の体に隠れて大阪の姿が見えない!
見えないだけに、「何をされている最中なのかが分からず怖い!
ローションにたっぷりと浸された大阪の人差し指がおれの菊門に触れて始めて、
おれは彼女の牙がおれの急所に突き立てられようとしているのを悟ることができた。
背筋の凍りつくような冷たさに、おれは思わず身をビクリと震わせる!
「だ、だめだ!…大阪!それダメぇ……ッ
く、狂っちゃう!それされると、おれ狂っちゃうよぉおおおおっ!!」
おれは思い切りいきんで肛門を閉めた。
だが…
「○○くん、『あの時』からなかなか学習せぇへんなー。そんな事しても無駄なのに」
滝野に接吻されながら、その向こうで大阪のそんな台詞がかすかに聞こえた後…
ずぶ…ズブブ……にゅちゅるヂュぶぅ!
「!!……んうーっ!!……ミぃうううううううぅぅぅううっ!」
は、入る!入ってくる…いや、入ってしまった!!
あれほど彼女の侵入を拒もうと全力で括約筋を収縮させていたにも関わらず、
その一瞬で大阪の濡れた人差し指が根元までおれの体の中にぃ…っ!
た、滝野に口を塞がれて…悲鳴すら満足にあげられなひぃいいやぁああああっ…………
続く
- 386 名前: テディ・ベアその後の物語 5 投稿日: 03/03/21 00:43 ID:9fBGxxHm
- 「うっ!………っぐ!…ぁはあっ……ッ」
大阪はおれの腸壁をひと通り差し入れた指で撫で回す…
おれはそれにまるであわせるかの如く悲鳴を上げていた。いや、上げさせられている。
「かいてーん」
…ぐりゅ…にちゅっ……じゅぶ!…… チュブッ…
「あ!おわぁああああっ……ぐぅふえっ!!」
大阪の人差し指がまるでドリルのように直腸内にねじこまれる!
おれは肛門を限界一杯まで拡げられる苦痛と、
時々その指がふれる前立腺への刺激に全身を波打たせるほか無かった。
「あ!…あぁ…っ!……助けて!!……お、おぉ……おおさ……か…」
「まだまだ…○○くん、今日はこんなものじゃないんやで?もっと頑張らんとな」
おれの哀願にも大阪は笑顔でそう答え、今度は指の出し入れを始める…
ずぷっ!…ズボッ!……にぢゅるっ!!
「あああああああああぁぁぁぁ…………っ………も、もう嫌だぁあああああああああっ」
大阪の!大阪の細い指の関節が!!
間接のくびれがすぼまりを通過する刺激までもが神経を伝わり快楽に変えられている!
- 387 名前: テディ・ベアその後の物語 5 投稿日: 03/03/21 00:44 ID:9fBGxxHm
- 滝野の中で、おれは再び完全に硬度を取り戻してしまった。
「…なぁ大阪。腰…動かしてもいいかな?」
「!」
おれの上にまたがっていた滝野が、とんでもないことを言い出した。
「○○の…おっきくなってきて……このままでいるの勿体無いし」
おれはゴクリと唾を呑み込んだ。おれのモノは滝野に呑み込まれたままなのだ。
今そんなことをされてしまったら、
おれの意思と関係なくまた大量の精液を搾り出されてしまう!
「ふふ、仕方ないなぁともちゃんは」
大阪は楽しげに笑った。
「あ…ぁあ………そ、そんな…滝野ぉ…優しくしてくれる、って…」
おれは絶望の淵に立たされながら、なお滝野の情にすがりつこうとした。
「…私の番は、ね。今は大阪の番だから」
ひどい。そ、そんなの屁理屈だ…
やっぱりおれは馬鹿なのだ。
確かにこいつらは、何かの気まぐれで時々暖かく包み込んでくれることもあるにはある。
めちゃめちゃにレイプされるのは嫌だけど、
終わった後に抱きしめられて「大好きだよ」などと言われれば…憎むに憎み切れるものではない。
だがそれは本質的にはおれの体をむしゃぶり尽くしてボロボロにするためであり、
本来の優しさとか情なんて、微塵も……ありはしないんだ!
- 388 名前: テディ・ベアその後の物語 5 投稿日: 03/03/21 00:45 ID:9fBGxxHm
- (一瞬でも信じたおれが馬鹿だった…)
心の中で何度も何度も自分自身を罵倒しながら、
どうすることもできない今日の運命を呪うほかはなかった。
「覚悟した?」
滝野が上気した顔で尋ねてくるが、おれの返答を待つつもりは無いようで、
早くもグググ…と膣圧が高まっていく!
「あ!あぁ…やめて!た、たき!たきぃ…」
締め上げられているのは局部だけのはずなのに、おれは窒息しそうな錯覚に襲われながら、
必死になってそれでも滝野の情けに訴えた。
ぐぼぉ!!…ズヂュルッ…!にちゅっぅ……
「あぁぁぁあああああっ!!やぁああああああああっ……あ 大阪ぁああああああっ!」
菊門に差し込まれた人差し指がふいに「その箇所」に触れ、
おれはその瞬間狂ったように泣き叫んでいた。
「こ、壊れるぅ!…それされたら、おれ…また、壊れちゃうよぉおおおっ…
そ、そこは!だから大阪、そこを押すのだけはやめてぇっ!!
前立腺だけは赦してーーーーーっ!」
ほんの少し指を動かしただけで大の男が身をよじって赦しを乞う、
そんなおれの姿が可笑しいのか面白いのかおよそ理解しがたいが、
滝野の影に一瞬だけ見えた大阪の顔は、確かに愉快そうに笑っている…。
あ……あぁああ……ッ…
- 389 名前: テディ・ベアその後の物語 5 投稿日: 03/03/21 00:46 ID:9fBGxxHm
- 「いただきまーす」
滝野は冗談交じりにそんな台詞を吐いた後…前にも増して、猛然と腰を降り始めた!
ぐぢゅあっ!…じちゅっ!!…ぎしゅっ…!にちゃっ!
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ」
おれはガクガクと体を痙攣させながら、叩きつけられるような快楽に激しく身もだえし続ける!
「○○くん、さっき何か言わへんかった?」
「!」
おれはじぶんの涙と涎があたりに振りまかれるのも構わず悶えていたが、そんな大阪のそんな声が聞こえた途端、
慌てて再度赦しを請い始めた。
「……ひぃ……だ、だぁら…お、おぉさ……ぜん…やめ…ぇ……
ぜん…つ……せ…ぁけわ……やぁ…」
おれがやっとのことで言うことのできたその言葉を聞き、
大阪は差し入れた指をクチュクチュと動かしながら、
「分かったわ、○○くん」
と言った。
「前立腺を、思いっっっっ…ッきりマッサージして欲しいんやろ?私に任せてーな」
「ひぃいいいいっ……ち、ちが!ちがぁ……ッ……お、大阪!やぇっ…やめえっ!!」
- 390 名前: テディ・ベアその後の物語 5 投稿日: 03/03/21 00:47 ID:9fBGxxHm
- ぐ…にゅぅううううう…ッ
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ッ………ひぃ……ぎ……ぃあぁ…」
大阪の指が、その器官にゆっくりと…しかし確実に奥へ奥へと押し込まれていく!
おれは声にならない悲鳴を上げて、全身を弓反らせて震えていた。
滝野の体が持ち上がる…。
「すごい!○○…力持ち」
ブリッヂに持ち上げられたカタチの滝野が半ば本気で驚きの声をあげるが、おれはそれどころではない。
ずぎゅん!ずぎゅん!と何かが…前立腺から漏れ出してくる!……くる…来る!!…クル!狂うっ!!!
うわぁああああああああああああっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドプドプドプドプドプゥ…ッ!
びゅばっ!!…ぶびゅるバッ!!……ぼびゅぅぅぅぅうううっ……!
びゅっ、ぴゅっ、びゅくっ!!!!!!!!!!
「ぐはぁっ…えひぃ……ッ」
おれは先ほどど同等がそれ以上に濃い精液を再び滝野の中に吐き出していた。
「ふぐうぅ……いぃ……ぁ」
もう何がなんだか分からない…
ただ、快感が…どうしようもない快感だけが、
おれの脳みそを神経を血液を筋肉を…押しつぶ…ぅう…うわああ…ぁああ…
…ああああああああぁぁぁぁぁぁぁ………………あ…
- 391 名前: テディ・ベアその後の物語 5 投稿日: 03/03/21 00:49 ID:9fBGxxHm
- ……ぴゅるっ…
最後の一滴が滝野の中に流し込まれてから、おれはようやく休むことを許された。
「ぼぢゅっ!」
というすごい音をたてて、大阪の指が直腸から引き抜かれる…
その刺激におれはピクリと体を震わせ、その反応にさらに滝野が「あ…」という色っぽい声をあげた。
続く
- 716 名前: テディ・ベアその後の物語 6 投稿日: 03/06/29 20:33 ID:LeSkEvlI
- その後もしばらく大阪に滝野に揉みくちゃにされながら、気がつくと既に10時を回っていた。
おれは息も絶え絶えになって、全裸の滝野と大阪に挟まれるかたちで横たわっている。
「…うぅ」
おれは思わず呻いた。
大阪の様々な玩具でむりやり開発されたアナルは痛むばかりでなく、
先ほどまで絶え間なく与えられていた快感の余韻なのか時折ジワリと熱くなるのだ。
…それはただ痛むより始末が悪かった。
だが、勃起する気配は全くみられない。
とっくに限界を超えて射精させられたからだ。
今日も何回イかされたのか分からない。たしか11から12回ぐらいまでは数えていたはずなのに…
…さわっ……
「あ…」
大阪が背後から抱きついてきた。優しく乳頭をつままれ、おれは小さく悲鳴を上げた。
チロチロとうなじに這う大阪の小さな舌。
そんな夢見心地のおれを見ながら、滝野の顔がゆっくり近づいてくる…
そして、もう何度目のキズになるのかまたもや柔らかく濡れた唇が触れた。
「いい?…もう絶対、逃げちゃダメだからなっ」
熱い吐息とともに囁く滝野の声に、おれは幸せなのか不幸せなのか分からなくなっていた。
- 717 名前: テディ・ベアその後の物語 6 投稿日: 03/06/29 20:34 ID:LeSkEvlI
- ふたりが帰った後もしばらくおれは真っ暗な畳の上でひとり呆然としていたが、
やがて重い体を起こしヨロヨロと立ち上がる。
社を出てセローに跨った。
「…痛ッ」
シートに座ると、重さで菊座に少しだけ痛みが走る。
……シュルル……ドゥン!!…ドッドッドッド……
キーを回しエンジンを始動させると、さらにその刺激が下半身に伝わってきた。
「あぁ…」
だが、それは痛みばかりではない。
単気筒の鼓動は先ほど嫌という程味わったバイブの振動にも似ていて、
からだがそれを思い出すのか妙な興奮すら覚えている。
(…おそらく)
自分はもう彼女達からは決して逃げられないだろう。
その先にある彼女らの復讐が恐ろしいというばかりでなく、
ツラかろうが苦しかろうがあんな暴力的な快楽で一旦飼いならされてしまったこの体が、
果たしてその刺激なしでこれから生きていくことができようか?
無理に決まっている。
あの女どものレイプに心から恐怖する反面…この忌々しい肉体がそれを拒むことを許してはくれないに違いない。
そんな奇妙な確信があった。
- 718 名前: テディ・ベアその後の物語 6 投稿日: 03/06/29 20:35 ID:LeSkEvlI
-
…ゥゥウウウウウン…、ドッドッドッド…
信号待ちでセローを停める。
「…ふぅ」
疲れている時のバイクは、正直言ってつらい。
それに、もう眠くて仕方がなかった。
ゴーグルを上げシパシパする目をこすりながら、
(いっそ、このまま)
事故を起こして死んでしまえば、一体どんなにか楽かもしれない…。
そんな普段なら思いつきもしない考えが頭をよぎった時だった。
後ろのクルマがプッ、プとクラクションを小さく鳴らしたのだ。
おれはてっきりもう青になったのか、と焦って前方の信号の方を向く。
…だが、依然それは赤のままだった。
にも関わらず後ろの車はさらに2度3度クラクションを鳴らしてくる。
(…なんだ、このやろう)
おれは睨み付けるつもりで振り向いた。
しかし、そのクルマが見覚えのある青いヴィッツなのを見て、
おれは瞬時に凍りつくのだった。
続く
- 722 名前: テディ・ベアその後の物語 7 投稿日: 03/06/30 23:46 ID:ifTAR8/3
- 「う、わぁあああああっ!」
夜中の往来でおれはとてつもない大声で悲鳴を上げながら、
前に向き直り未だ赤信号の交差点に突っ込んだ!
無我夢中のことだったので、今にして思えばかなり危険な行為だったが、
それでもそうせずにはいられない程おれの恐怖は大きかった。
幸い他にクルマはなく、おれは無事赤信号を突破する。
だが、そんな事をいちいち確認する余裕もなく、
おれはとにかくアクセルを全開にしてその場を逃れようとした。
そう、あれは間違いなく黒沢みなも先生のクルマだっ!
…先に述べたとおり、バイクは校則で禁止されている。
(逃げなきゃ!)
頭に浮かぶのはそんな突発的な思考だけだった。冷静さもなにも無かった。
向こうは自分に気づいてクラクションを鳴らしたのだから、
ここで逃げ切ったところでどうなるものではない。既に見つかってしまったのだ。
…だが、いましがた酷い目にあってきたおれは正常な判断など出来るはずもなかった。
そもそもおれがこれだけボロボロにされるおおもとの原因は彼女にあるのだ。
その時のおれにとって、いま捕まることは正しく死の淵に立たされる思いだった。
- 723 名前: テディ・ベアその後の物語 7 投稿日: 03/06/30 23:47 ID:ifTAR8/3
-
ォオオオオオオオオン…!
むろん250cc足らずのバイクのスピードなどたかが知れているのだが、
スパトラの咆哮を響かせながら、セローのエンジンも必死になってパワーを搾り出してくれる。
教師のクルマが信号無視してまで追いかけてくるとは思えないが、
その時のおれは何度も何度もバックミラーで後ろを確認しながら爆走する。
やがて国道から脇道に入り自分の住む街の中に逃げ込んだ後も、
おれは不安のあまりふと後ろを振り向いてみたり、
急にスピードを上げたりと不穏なライディングを続けていた。
「!」
…そんな運転をしていたから、目の前の横断歩道を渡る人影に気づくのに遅れてしまったのだ。
「わゎっ…!?」
おれは驚いて、瞬時にハンドルを右に切りつつ、前後のブレーキを全力でかける!
前後輪ともロックし、そのままおれを乗せたセローの車体は横向きに数メートルスライドしていく…
(駄目か…?…ぶつかる……っ)
それは時間にしてただの数秒だけだったが、その間おれは体中の毛穴から冷たい汗が吹き出るのを感じていた。
- 724 名前: テディ・ベアその後の物語 7 投稿日: 03/06/30 23:48 ID:ifTAR8/3
-
ザザザザザ………ッ!ずしゃっ!
「…ッ!」
…
どうにか、危機一髪のところでセローの横滑りが停まった。
(…た、助かった……)
おれはすぐにゴーグルを取りヘルメットを脱ぎながら、
「すみませんっ!大丈夫でしたか!?」
と、驚いて尻餅をついたその人影に歩み寄った。
「あっ…」
その人を見て、おれは言葉を失うほかはなかった。
数秒の沈黙の後、
「かっ、…神楽さん……」
おれは震える声でその女の名を呼んだ。
「おおい、大丈夫かーっ!?ぶつかったのかぁ?」
近くの歩行者が何人か集まってくる。
おれも神楽さんもしばらく呆としていたのだが、
彼女はその声にハッとしたように顔をあげ、
「大丈夫ですっ!ぶつかってません」
と言って立ち上がった。
- 725 名前: テディ・ベアその後の物語 7 投稿日: 03/06/30 23:49 ID:ifTAR8/3
- 「あ…神楽さん、手…」
転んだ時に擦りむいたのか、神楽さんの左手に小さく血が滲んでいた。
「ん…大丈夫だよ、○○。飛び出してごめんな」
顔を上げて神楽さんはそう言って小さく笑った。
「ちょっと考え事してたからさ」
「いや…」
こちらもスピードが出ていたうえに、怪我をしたのは神楽さんの方だったのだ。
だが、彼女はそれを責めることもせず本当に済まなさそうな眼差しでおれの顔を見上げていた。
「まず、手当てしないと」
「え…いや、いいよ。このくらい」
神楽さんはそう言うが、そのまま帰してしまうのではいささか情が薄い。
恨み浅からぬ相手ではあるが、一応は女の子には違いない。
「すぐそこ、おれんちだから」
「…知ってる」
(あ、そうか)
そういえば、ついこないだ彼女らに自宅を襲撃されたばかりだったんだ…
当然、おれの家を知っているには違いない。
「駄目だよ。傷はすぐキレイにしないと…。とにかく行こう。歩けるかい?」
「あ、ああ…平気」
おれは「よし」と言って、倒れたセローの車体を引き起こした。
続く
- 747 名前: テディ・ベアその後の物語 8 投稿日: 03/07/03 00:11 ID:5M6sCR9I
-
もう家族はみんな寝入っていた。
おれは静かに彼女を家の中に招きいれ、洗面所に向かわせる。
しばらく傷口を洗った後、おれの部屋で手当てした。
「できた」
ガーゼの上からテープを貼り終えておれがそう言うと、
「ちょっと大げさだなぁ」
と言って神楽は小声で笑った。
確かに、ただすりむいたにしては左手半分を覆っている厚手のガーゼは大仰かもしれない。
「今夜はこれでいいんだよ。明日になったら、小さなバンソウコウにでも代えたらいい」
傷の手当てなど慣れていないので根拠はなかったが、たいして過ぎた治療でもないだろう。
「うん…」
神楽さんは素直にそう言って、それからもう一度左手のをかざして微笑んだ。
「ありがとう」
「ん」
おれは救急箱を片付けながら振り向きもせず頷いた。
そして、ふと疑問に思って、
「何で、こんな時間歩いてたんだい」
と尋ねてみた。
(…まさか)
滝野や大阪のように待ち伏せていた…?
- 748 名前: テディ・ベアその後の物語 8 投稿日: 03/07/03 00:13 ID:5M6sCR9I
- だが、その疑念はすぐに消えた。
彼女らには何か暗黙の了解らしきものがあって、決してひとりでかかってきたりはしないのだ。
おれの体を犯す時は必ず複数でやってくる。さっきの社でもそうだった。
しかし、それではなぜ…?
「○○に話があって来たんだ」
おれは少し身構えた。
神楽さんはそんなおれの表情を見るなり少し目を伏せた。
「そう…いうんじゃないよ。本当に、ただ話しがあって来ただけ」
「…」
気を悪くしただろうか?…とは思ったが、おれがこうなってしまうのはいた仕方の無いことだった。
彼女なりにそれは分かっているのだろう。
「話、って?」
「いや、もういいんだ…」
「…」
おれは少し沈黙の間を置いた後、
「送っていくよ」と言った。
神楽さんがおれにどんな話があったにせよ、今話す気がないのなら無理に聞き出すこともない。
急に何もかも煩わしくなって、おれは半ば投げやりな気分で立ち上がった。
- 749 名前: テディ・ベアその後の物語 8 投稿日: 03/07/03 00:14 ID:5M6sCR9I
- 暗い夜道で街燈に照らされながら、ふたりでトボトボ歩いていく。
その間、おれ達は一言も口をきくことがなかった。
「…このあたりでいいよ」
「えっ…?いや、危ないぜ。ちゃんと家まで送っていくよ」
しかし神楽さんはかぶりを振って、
「私んちその角曲がったところだから。…親父が玄関先で待ってると思う。
…会ってみる?」
おれはギョッとして、「遠慮します」と言った。
彼女はクスっと笑って、
「○○は…優しいな」
と言った。
「本当は…」
神楽は少し言葉を濁した後、再度おれの方に向き直ると口を開いた。
「本当は私のことなんか、嫌いなんだろ?それなのにこんな…優しくしてくれてさ」
口調はあくまで穏やかだったが、その実トゲを含んだ言い方にも聞こえる。
「『嫌い』だなんて、そんなこと…」
そこまで口にしてから、はたと困った。
(嫌いか否かはともかく…)
いつも彼女らにされていることは確かにつらく苦しいものには違いないのだ。
- 750 名前: テディ・ベアその後の物語 8 投稿日: 03/07/03 00:16 ID:5M6sCR9I
-
「誰にでも優しい、ってさ」
そんなふうに戸惑いを見せるおれに構うことなく、神楽さんは言葉を続けた。
「確かに○○のいいトコだけど…時々、すっごく傷つくこと…あるよ」
そこまで言われると、おれも黙ってはいられなかった。
「なに言ってるんだよ…ッ」
その憤慨が意外だったのか、神楽は目を丸くした。
「君がそんなこと言う資格があるもんか!
そういうおれを、いつもいつも好き勝手やってくれるのは神楽の方じゃないかッ」
「だって…」
いつになく弱気な顔になって、神楽さんは呟くような声になっていった。
「○○、いつも『嫌だ』なんて言わないじゃないか…」
(言ってるよっ!)
神楽さんは涙の滲んだ瞳を上目遣いに向けながら、
「それとも、やっぱり…いつも、ずっと……嫌だったの!?」
当たり前だ、と口にしようとして、おれはまた言葉に詰まった。
(本当にそうか…?)
あの快楽の濁流に身を任せることが、そんなに拒むべくものだっただろうか?
- 751 名前: テディ・ベアその後の物語 8 投稿日: 03/07/03 00:17 ID:5M6sCR9I
- 「…そうだよな。嫌じゃないわけ、ないよね」
神楽は今にも泣き出しそうな顔になってそう言ってから、ひとこと
「ごめん…」
と呟いた。
それから彼女はおれを後にして暗い夜道の中を歩いていく。
いつになくか細く見えるその小さな背に何か声をかけることもできず、
彼女の姿が消えた角のだいぶ向こうから「ガラガラ」と戸を開ける音が聞こえた。
おれは踵を返してトボトボとひとりもと来た道を歩き始める。
(本当は…)
神楽さんはそのことが言いたくて、おれのを待っていたのだろうか?
ふとそんな考えが浮かびおれがハッなって振り向いたその瞬間、
遠くで「バカヤロウ!」という男の怒鳴り声が聞こえてきた。
神楽さんの家からだろうか?
…だが、それを確認するには余りにも疲れきっていた。
(もう帰ろう)
急にドッと疲労感が襲ってくる。何もかもどうでも良くなっていた。
(眠い…)
ふらつく足取りのまま、その夜どこをどうやって家路についたのか、
その後のことはよく憶えていない。
続く
- 759 名前: テディ・ベアその後の物語 9 投稿日: 03/07/06 10:25 ID:mQ4sbGMy
- その次の日おれは学校を休んでしまった。
極度の疲労ということもあったが、
頭がボーッとするので熱を計ってみると案の定微熱がある。体力的な無理を続けていたのは事実だった。
(『もう逃げない』って言った矢先に学校休んだら、滝野たち怒るかな)
泣きながら誓いの言葉を述べさせられたことを思いだしながら、おれは少し身を震わせた。
…そう思ってはみても、実際に具合が悪いのだから仕方がない、
まさか体調不良すら認めてくれないわけではないだろう。
そんな甘い考えを持ちつつ寝込んでいるうちに、電話が鳴った。
部屋の目覚まし時計を見やると午後の3時すぎだった。
眠い目をこすりながら部屋の子機に手をのばす。
「はい…」
「もしもし?」
電話口の向こうから聞こえてくるのは、黒沢みなも先生の声だった…
「…」
おれは言葉を失い、電話の前で立ち尽くす。
「もしもし…○○くん?」
しかし黒沢先生の声はあくまで穏やかだ。
いくばくかの間を置いた後、おれはやっと「はい」とだけ声を発することができた。
- 760 名前: テディ・ベアその後の物語 9 投稿日: 03/07/06 10:28 ID:mQ4sbGMy
- 「ゆか…谷崎先生から『今日は風邪で休んでる』って話を聞いて、電話したの」
「…」
昨夜、バイクに乗っているところを見られたのを思い出した。
うすら寒いものを背中に感じながら、しかし黒沢先生の言葉は意外だった。
「…もしかして昨日のことで学校に来にくいんじゃないか、って…心配して」
(心配?)
おれは少し戸惑いを覚える。
「昨日のことだけどね、○○くん」
「はい…」
おれは少し神妙な顔になって、黒沢先生の言葉を聞いていた。
「私は教師だから、校則で禁止されていることに関しては注意しなければならないの
場合によっては職員会議に報告する義務があるのよ」
「…」
「…けどね、○○くんがこの先『乗らない』って約束してくれるなら、
このことは私の胸の内にとどめておきます」
「えっ…?」
おれは驚いて、「先生?」と言った。
「去年のことがあるから、今ウチの学校は神経質になっているの。
あなたにはあなたの主張があって…やりたいことがある、っていうのは分かるけど…
それは結局あなたのためにはならないわ」
「…」
- 761 名前: テディ・ベアその後の物語 9 投稿日: 03/07/06 10:29 ID:mQ4sbGMy
- 「だから、このことは誰にも言いません。
ただ、卒業するまでオートバイには乗らないって約束して欲しいの。
…できる?」
おれはふいに涙が溢れてくるのを抑え切れなかった。
「先生…ッ」
グスッ…
不覚にも、鼻をすすってしまった。
「やだ、おおげさね。それじゃ約束よ?」
「はい…」
(先生…)
おれは心の中で何度も何度も彼女の名前を繰り返した。
(黒沢先生…!)
…ああ、おれはなんて馬鹿だったんだろう?
滝野達のことがあって以来、おれはあんなに先生のことを避けてきたのに、
隣のクラスのなんでもない生徒に対してまでもこんなに気にかけてくれる良い先生じゃないか…
…それなのにおれはボンクラーズどもの虚言に惑わされ、物事の本質を見ようをはしなかったのだ。
いや、たとえ黒沢先生が私生活で彼女らの言うとおり淫らな女性だったとしても、
それが教師として一体いかほどの足枷になるというのだろう?
- 762 名前: テディ・ベアその後の物語 9 投稿日: 03/07/06 10:31 ID:mQ4sbGMy
- 結局、すべてはおれ自身の思い込みから始まっていたのではないか!
(ああ…)
徐々におれは黒沢先生に対する憧れを思い出した。
それは女を知ってしまう以前に抱いていたものとは少々違ったカタチではあったものの…
以前にも増して、尊敬の念は大きく胸の内で膨らんでいる。
「それじゃ、明日からはちゃんと学校くるのよ?」
「ええ…」
おれは涙交じりの声のままに、そう応えた。
「○○くん、何か相談したいことがあれば…私でも谷崎先生でもいつでもいらっしゃい…ね?」
「…」
その時心の中で、おれは必死になって訴えたい衝動に駆られた。
(先生!…おれ、おれ本当はクラスの女の子に…ッ!)
…しかし、むろん声に出して言うことはかなわない。
自分の醜態を晒したくはなかったし、先生をこんなことに巻き込みたくもなかったのだ。
「それじゃあね、○○くん」
「はい…」
結局、おれは電話で「はい」しか言えなかった。
…電話が切れてしまった後も、おれはしばらく先生の声の余韻に浸っているのだった。
- 763 名前: テディ・ベアその後の物語 9 投稿日: 03/07/06 10:32 ID:mQ4sbGMy
-
次の日、久しぶりの電車に乗って学校に行ってみると、意外なことに滝野も大阪もおれに絡んではこなかった。
てっきり「なんで昨日休んだ?」とかすごまれて昼休みあたり体育倉庫あたりに連れ込まれるものと覚悟を決めていたのだが、
無いなら無いでいささか拍子抜けのような気もする。
…が、平和であることは何よりだ。
「○○…ちょっといいか?」
(う…)
放課後神楽さんに声をかけられ、おれは心の中で呻いた。
「話があるんだ」
「うん…」
おれは頷きながら、ふと滝野と大阪の方に目をやった。
彼女らはそ知らぬ顔で水原達とだべっている。
「○○?」
「あ、あぁ」
当然滝野達も来るのかと思っていたので、少し不審に思いながら、
おれは神楽さんの後ろについて歩く。
(…ひとり、ということは)
おれを犯すのが目的ではない、ということだろうか?
屋上に続く階段を昇りながらそんな事を考えていた。
- 764 名前: テディ・ベアその後の物語 9 投稿日: 03/07/06 10:33 ID:mQ4sbGMy
- 空はどんよりと曇っている。一面見渡すかぎり今にも降り出しそうな雲だった。
おれはこの屋上に来るたびにあの「初夜」のことを思い出す。半ばトラウマのようなものだった。
「あのな、○○…私、ともや大阪に行ったんだ。『もう止めよう』って」
「えっ!?」
神楽さんの突然の告白に、おれは驚いてつい声を上げた。
「だから、もう○○は怖がらなくていいんだ。…今まで、ゴメンな」
消え入るような声でそう言いながら、神楽さんは深々と頭を下げる。
おれはまだ彼女の言葉が信じられず、
「ど、どうして急に…?」
と尋ねると、神楽は頭を下げたまま「だって、○○、嫌だったんだろ?」と言った。
無論、それはそうなのだが…あまりにも唐突すぎて、理解するのに遅れざるをえない。
(…それじゃ、おれはやっと…解放されるのか……?)
事態は予想だにしなかった方向に動き出している。もちろんおれにとっては喜ばしい方向へ…
(もう泣き喚いたり逃げたりしなくて済むんだ…)
突如、嬉しさがこみ上げてきた。
(無理矢理レイプされることも無くなるんだ…ッ!)
おれはバンザイ、と叫びたくなるような衝動にかられ、しかしふと目に止まるものがあった。
- 765 名前: テディ・ベアその後の物語 9 投稿日: 03/07/06 10:37 ID:mQ4sbGMy
- 「あ…」
依然として顔を上げようとしない神楽さんのうつむいた先のコンクリートに、
ポツンと水滴が落ちたのだ。
(雨?)
湿った空気がムワッと鼻をついたので一瞬そう思ったが、しかしそうではないことは明白だった。
2滴、3滴…と、次々と零れ落ちるしずくを見て、おれは動揺を隠せなかった。
「もう…私には、謝ることしか…できないけれど…」
時々嗚咽を交えながら、神楽は痛々しい声で言葉を続ける。
「本当に…ごめ…なさぃ…」
そして涙でクシャクシャになった顔を上げて、
「さようなら」
と言った次の瞬間には、もうおれに背を向けて駆けて行く。
おれはひとり薄ら寒いこの空の下に取り残された。
(…何だってんだよ…ッ)
これではまるで、おれの方が悪者じゃないか。
おれは悪くない!
…ポツッ……
今度は本当の雨が、一滴おれの鼻の頭に落ちた。
それから間をおかず、サーッ…と静かな夕立ちが降り始める。
おれは何故か罪悪感にも似た釈然としない気持ちを抱いたまま、
生温かい雨粒に身を打たせていた。
続く
- 788 名前: テディ・ベアその後の物語 10 投稿日: 03/07/07 20:25 ID:cyJTnrVK
- 家に帰り着いても気分は晴れなかった。
あの忌々しい色欲地獄から解放されたという実感も湧いてこなかった。
ずっと待ち望んでいた自由を手に入れたというのに、これは一体どういうことか?
神楽さんの涙を気にとめているというのも確かにある。
いまさら責めるつもりはないけれど、
「泣けば済むと思っているのか」という腹立たしい気持ちだって無いわけではない。
…だが、それだけが果たしてこの悶々としたやり場の無い苛立ちのおおもとなのだろうか?
神楽さんの言葉どおり、あの後はもう大阪も滝野もおれに絡んではこなかった。
手のひら返すように無視を決め込まれるのは寂しいといえば嘘になるが、
とにもかくも彼女は約束を守ってくれたのだ。
そもそもおれとボンクラーズがこんな関係になった原因は神楽さんにあった。
そしてその縁を切ってくれたのも神楽さんだった。
おれはそんな神楽さんをどんなふうに想えばいいのだろう?
(ああ)
おれはベッドに潜り込んで目をつむった。
不思議と、神楽さんの顔が浮かんできた。
(そんな事って…)
今になって彼女のことを考える自分自身の思考回路が信じられぬ。
- 789 名前: テディ・ベアその後の物語 10 投稿日: 03/07/07 20:28 ID:cyJTnrVK
- (あんなに、酷いことされたのに…)
脳裏に、彼女にされた仕打ちを思い浮かべていた。
目の前はただ肌色に染まり、
それに加えて柔らかさやあたたかさといったおぞましい(そして決して逃れえぬ)感触が蘇ってくる。
(何であんな奴のことが気になる!?)
おれは頭の中から必死になって掻き出そうとした。
彼女の濡れた唇を、豊かな乳房を、熱い吐息を…そして…………
気がつくと俺の中心がいつの間にか張り詰めていた。
(なんて…)
今度はおれの目から涙が溢れてきた。
「なんて、浅ましいんだ?おれは…」
ベッドの中で一人呟いて、寝返りをうつ。
当分寝られそうにはなかった。
- 790 名前: テディ・ベアその後の物語 10 投稿日: 03/07/07 20:29 ID:cyJTnrVK
-
「○○ー、生徒指導室で黒沢先生が呼んでるよ」
放課後、水原が声をかけてきた。
「黒沢先生が?」
おれは眠い目をこすりながら、「はて、何だろう?」と言った。
「さあ?何か『確認をとりたい』とか言ってたな。進路のことかな?」
「分かった、行ってみる。サンキュ」
おそらくはバイクのことだろう。
約束どおり乗っていないかどうかを確認したいに違いない。
無論、あの電話があってからは電車で通学することにしている。何も問題は無かった。
いずれ先生に預けるつもりで免許証も持ってきているのだ。
「?」
おれはふと足元に違和感を感じて廊下で立ち止まった。
中履きの靴紐が切れている。
茫漠とした不吉な予感を抱きつつ、おれは黒沢先生の待つ生徒指導室へと向かった。
指導室のドアをノックすると、
「どうぞ」
という先生の涼やかな声が返ってきた。
中には机を挟んで向かい合うかたちで置かれた椅子がふたつ。
黒沢先生は向こう側に座っていた。
「いらっしゃい○○くん。椅子にかけて」
「はい」
- 791 名前: テディ・ベアその後の物語 10 投稿日: 03/07/07 20:30 ID:cyJTnrVK
- おれは少し緊張して椅子に座る。
考えてみれば、黒沢先生のそばに座るなんて久しく無いことだった。
(…やっぱり、美人だよな)
窓から差し込む夕日が先生の横顔にほんのりとした赤みをつけ、どこか艶っぽさを漂わせている。
おれは自然胸が高鳴るのを感じていた。
「約束は守ってくれてる?」
「もちろんです。…今は電車で通学してますよ」
「そう」
先生は「良かった」と言って、笑顔を見せてくれた。
(かわいい…)
いくつも年上のはずなのだが、こんなに可愛らしい表情はほかにあるものではない。
おれは先生に免許証を渡すつもりでカバンに手をかけた。
「今日は、ひとつ確認したいことがあって来てもらったの」
(…あれッ?)
バイクのことで呼んだわけではない?
「はぁ…」
それでは一体何の確認だろう?
気の抜けた返事をして黒沢先生の顔を見やると、こころなしか先程よりも濃い赤みを帯びていた。
怒っているようにも見えないが、明らかにそれは夕日のせいなどではない。
- 792 名前: テディ・ベアその後の物語 10 投稿日: 03/07/07 20:34 ID:cyJTnrVK
- 「あなたのクラスに、神楽さんて私の部の女子がいるわよね」
「!?」
おれはギョッして目を丸めた。
「あのコから聞いたんだけど…」
おれは先ほど感じていた嫌な予感が徐々に首をもたげてくるのを感じていた。
背すじに冷たいものが通り過ぎていく。カバンにかけた手も震えている。
「…私のことを聞いたって、本当かしら?」
「なっ!何のことです!?…く、く黒沢先生のこと、って…?」
おれはたどたどしくそう返答したのに、
黒沢先生はまるで聞こえなかったかのように大きくため息をひとつついて、
「まいったなぁ…」と言って髪をかきあげた。
予感はやがて確信へと変わりつつある。
先生がゆっくりと立ち上がるにおいて、おれは蛇に睨まれた蛙のように動けなかった。
「学校じゃ絶対に秘密だったんだけどなぁ…やっぱりお酒って怖いわね」
そんな事を口にしながら先生はドアの方に歩み寄り、後ろ手に鍵をかけた。
それがひとりごとなのか返事を求めているのか分からないが、
いずれにせよおれに答えることなどできはしない。
先ほどは「可愛い」と感じたその顔も、既に何かしらただならぬ気配を漂わせている。
おれはただ本能的に、新たに迫り来る恐怖に震えていた。
続く
- 199 名前:その後のテディ・ベア物語 投稿日:03/08/20 21:39 faB8JYUL
- 「ど、どうして鍵をかけるんです?」
極力声が震えぬように気を配りながら、恐る恐る尋ねてみる。
「○○くんがこの部屋から逃げられないようにするためよ」
「…」
平然と言い放つ黒沢先生に、おれは呆気にとられて「そんな…」と呟いた。
「秘密って一体なんのことです!?ぼ、ぼくは別に逃げることなんて…!」
そう言うと、黒沢先生はクスクスと笑って、
「○○くん」
「は、はい?」
「神楽から話はすべて聞いてるわ」
「!」
おれは絶句した。「あんなことはもう金輪際しない」と誓ってくれた神楽が、なぜ?
…そう、確かにおれは知っている。
いや、知りたくなかったのに知ってしまったのだ。黒沢先生の秘密を…
男子生徒全員の憧れの的である黒沢先生が、
そのじつ肌を重ねた男性が枯れ果てるまで肉体を求めてくる程の淫女だという事実を!
本人らの談によれば、あれほどおれの生活をメチャクチャに引っ掻き回していったボンクラーズですら、
先生が話して聞かせてくれた内容の真似事をしているに過ぎないのだという。
曰く、「本家本元は黒沢先生」と。
…つまり。
このひとは、男という生き物をあれ以上の地獄に堕とすすべを知っている、ということだ!
- 200 名前:その後のテディ・ベア物語 投稿日:03/08/20 21:40 faB8JYUL
- そして何よりも、神楽さんから「すべて聞いた」ということは―――
当然、おれが彼女らの毒牙にかけられていたことも知っているということ!?
(まさか…先生までそのつもりで!?)
おれは神楽の裏切りに対する怒りよりも何よりも、
とにかく陵辱の事実を暴露されたショックと迫り来る恐怖のあまり頭の中が真っ白になった。
先ほどまでつゆほど疑いもしなかった先生に対して抱くのは、もはや尊敬や信頼などではない。
ましてやかつての憧れとか恋心とは程遠いものだった。
「で、でも待ってください黒沢先生!…お、おれ…いや、ぼく!
ぼく先生の秘密を誰かに喋ったりするつもりなんてないんです!
それにそれはぼくのせいじゃなくて!あ、あいつらが…あいつらが勝手におれに言ったんです!
だから…だから…ッ」
「だから何?」
先生の表情は依然として微笑みを絶やしてはいなかったが、
明らかにいつもの暖かみや優しさに欠けていた。
美しいのに、可愛らしいのにどこか冷酷だった。
「あ…あ…」
黒沢先生が、扉から…ゆっくりと…こちらに近づいて……
「ほら、今ならまだ間に合うかもよ?
それからどうしたの?
知りたくて知ったわけではないから、○○くんはどうして欲しいの?」
- 201 名前:その後のテディ・ベア物語 投稿日:03/08/20 21:43 faB8JYUL
- (無理だ…)
この女はもう何を言っても絶対に赦してはくれまい。
おれなりに今まで経験してきたことから考みて、それは既に明らかだった。
ポン、と黒沢先生のやわらかい手のひらが肩に置かれ、おれはひっくり返るほどビクリと震えた。
「だ、だから…先生、お願い…ひ、ひどいことしないで……」
背を丸め首をすくめ上目使いになって、おれはかすれた声で哀願する。
…ハァ……
上気したような吐息の音。
「あのコ達が、ハマるわけだわ…」
そんなわけの分からない言葉を聞いたかと思うと、
突如、後頭部がフワリとした感触に包まれた。
それから、おれの首に絡めるように後ろから両の腕がまわされてくる。
背後から、先生に抱きすくめられてしまった。
「せ、先生…ッ!?」
む、胸が、おっぱいが頭に…首に…耳にあたって……
(黒沢先生って、思ったより着やせするんだ…!)
一度遠目に先生の水着姿を目にしたことがあったが、こんなに大きいなんて思ってもみなかった。
- 202 名前:その後のテディ・ベア物語 投稿日:03/08/20 21:46 faB8JYUL
- (やわらかい…気持ちいい…でも、でもぉ………っ!)
この感覚はだめだ!
絶対に、おれを駄目にする!
溺れてしまう!
そして、二度と浮かび上がってはこれまい。
…途切れ途切れながら、そんな内なる理性の声を聞く。
「先生…やめて……ひ、人を呼びますよ…大声出しますよ……ッ!」
ようやくの思いで顔をあげてそう言い放ったのに、黒沢先生は意にも介さない。
ますます強く抱きしめられる!
先生は唇をおれの耳に寄せて優しく囁いた。
「そうしてごらん?
そしたら、オートバイのことも神楽達とのことも、みーんなにばれちゃうけどね」
「うぅ…」
セローのことはともかく、あのセックスに関してはおれは完全な被害者なのに!
(…けど……た、確かにこんなことが学校の皆にバレてしまったら、おれはもう死ぬしかない…ッ)
おれがここで誰かに助けを求めれば、とにもかくもこの場を逃げることはできるかもしれない。
だが、おれが今までボンクラーズにされてきたことが誰かに知れ渡るのは絶対に避けなくては!
黒沢先生はそのことが分かっていて、こんなこと…
- 203 名前:その後のテディ・ベア物語 投稿日:03/08/20 21:49 faB8JYUL
- 「あーっ…!せ、先生!お願いっ!やめて!
本当に、本当に先生のことは誰にも!…誰にも喋りません!
おっ、おぉ…お互いに!お互いのことは秘密に!秘密にしましょうッ」
「当然ね。もし誰かに喋ったら…死ぬまで吸い尽くしてしまうわよ?」
「ひぃっ!」
その言葉に、恐らく嘘はあるまい。
実際、先生がかつて付き合っていた彼氏は男として再起不能になってしまったと聞く。
一体どんな性技で絞りつくしたのかおれには知る由もないが、
下手をすればこれから嫌というほど味わうことになるのだろう。
先生は背後に居るのでその表情こそ見えないものの、
普段からは想像もつかないような淫猥な声で言葉を続けた。
「私にはそれが出来るってこと…○○くんにはちゃんと知っておいて貰わなくちゃいけないから」
案の定の提案に、おれはブルブルと首を振って、
「し!知ってます!知ってるから、そんな事しなくてイイんです!やめ…やめェ!」
すると先生は意地悪っぽく笑って、
「知っているなら、その事を誰にも話してはいけないって…カラダに教えこんであげないと」
と言った。
- 204 名前:その後のテディ・ベア物語 投稿日:03/08/20 21:51 faB8JYUL
- …分かってはいたけれど、もう何を言っても逃げられない…
「…誤解しているみたいだから言っておくわ」
そう言いつつ、先生は耳を噛んできた。
「あ…ふ……」
かみ、かみかみ…
あくまで優しく、触れるか触れないかという絶妙の刺激が敏感な部分に一点集中して攻め込んでくる。
れろーっ…
「あ!ひぃやッ!!」
うなじを舐め上げられ、おれは素っ頓狂な悲鳴をあげた。
「神楽はあなたを助けようとしたのよ?」
「あ…あう…………えっ!?」
おれが真実を知ってしまったこと、そして耐え難い屈辱の日々を先生に告げてしまった神楽が?
あの裏切り者が、おれのことを助ける?
「ど、…どういうことですか……ッ」
おれは精一杯正気を保ちながら、熱いくちびるで首すじに吸い付いている先生に尋ねた。
「神楽はね、あなたを私に相談に来たの。『ともも大阪も言うことを聞いてくれない。
どうしたら○○を助けられますか?』って…」
「!!!」
おれは首を這う先生の舌の感触に打ち震えながら、しかしその言葉に衝撃を覚えていた。
- 205 名前:その後のテディ・ベア物語 投稿日:03/08/20 21:53 faB8JYUL
- あなたがここで助けを求めてしまったら…
そんなけなげな神楽さんも傷つけてしまうことになるわよね」
(そんな…)
おれは先生の変貌ぶりへ狼狽しつつも、神楽の真意に首筋に感じる先生の唇の感触でさえ一瞬忘れてしまう程だった。
(あの神楽さんが、そんな…)
ボロリと、涙がこぼれた。
「ここ何日かあなた達のこと見ていたけど…」
「…」
「神楽に冷たくしてたこと、後悔しているのでしょ?」
「…」
「…」
しばしの沈黙だった。
おれはその間ただ嗚咽を漏らしながら、背中に先生の体温に身を任せている。
(…いっそ、このまま埋もれて消えてしまいたい)
そう微かに思った矢先、
「安心しなさい」
と、先生が言った。心なしか、おれを抱きすくめている先生の両腕に力がこもった。
「余るほど、つぐなわせてあげるから…ッ!」
「えっ!?…う、うわぁ―――ッ!!!」
一体何をどのようにしたのか、目にも止まらぬ速さでおれは瞬く間に上半身を剥かれてしまうのだった…ッ!
続く
- 222 名前:その後のテディ・ベア物語 投稿日:03/08/24 21:36 CbNWgEFd
- 「う、うわっ…、うわぁーッ!!」
予期せぬ出来事に、それまで胸の内で悶々としていた思惑など消し飛ぶような気分だった。
その声を誰かに聞かれ、この状態を誰かに目撃されてしまったら一巻の終わりだということも忘れ、
おれはただ悲鳴をあげ、椅子から転げ落ち、ドアの方へ這って逃れようとする。
(早く…)
おれはとっくに冷静な判断など下せる状況ではなかった。
上半身ハダカのまま涙目になって無様な姿を晒しつつただ背後から迫り来る猛威から身を守ろうとする事で
頭がいっぱいになっていた。
(早く、あの鍵を開けて外へ…ッ!)
ガッ!と足首を掴まれ、引きずり戻される!
体育の先生とはいえ、女のくせにすごい力だ…
「ひ…ぃ」
おれはまるでコントやマンガの如く滑稽な万歳スタイルで、部屋の奥へズルズルと引きずられていった。
あと一歩というところで。ドアは遠のき、ゆれて、やがて見えなくなった。
「いけないコ…っ!」
穏やかではあるが、かずかな怒りの炎がともって聞こえる声だった。
「あぁ…ごめんなさい、ゴメンナサイ!赦してェ……」
おれはボロボロとこぼれる涙そのままに、必死になって訴えかける。
哀願の目で、先生の顔を見上げた。
- 223 名前:その後のテディ・ベア物語 投稿日:03/08/24 21:37 CbNWgEFd
- 「…あふ」
黒沢先生はそんなおれの顔をウットリした目で見下ろしながら、自らの肩を抱いて不意にブルリと身を震わせた。
困惑する間もなく、ほんのりと桜色に染め上げられた頬を寄せ先生が囁きかけてくる。
「知りたい?」
「えっ!?」
突如の質問におれはつい聞き返してしまったが、先生は構わず立て膝をついたままスッと右手をのばし、
地べたに這いつくばったままのおれの股間に触れた。
「…いま、私がどんな気持ちになっているか………知りたい?」
「う…わ」
女性の華奢の指が一本一本、まるで舞うかのように絶妙な力加減でサワサワと刺激してくる。
衣服越しとはいえ、充分に気持ちイイ…
…ムクリ、と、それまで縮み上がっていたおれのモノが自己主張し始めた。
「…ん?」
なおも先生は尋ねてくる。
(あぁ…)
逃げるなら、まだ快楽の沼に浸されていない今しかいない。
沈んでしまってからでは遅いのだ。…おそらくは、二度と浮かび上がることはかなうまい。
しかし、この女は果たしてそんな隙を与えてくれるだろうか?
(…おそらくは、無理だ)
先ほどの一事をみてもそう思える。
そして、捕まったが最後、絶対にひどい目にあわされる。
それに、…それにぃッ!
- 224 名前:その後のテディ・ベア物語 投稿日:03/08/24 21:38 CbNWgEFd
- ズボッ!
「ひやぁっ!」
いきなり先生の手がズボンの中につっこまれ、おれは驚きのあまり声を上げた。
「教えてあげる…今の、私」
ボソリと暗い情熱の言葉を呟いた後、先生はおれのズボンの中で優しく「それ」を掴むと、
ゆっくり前後に手を動かし始めた。
「や…あ」
くすぐったいような物足りないような、どこか切ない刺激がじんわりと染み通ってくる。
先生は親指と小指をつなげた輪でおれの男根を包みこむようにして、
人差し指と薬指で陰嚢に収まったものをコロコロと弄びながらシゴいていた。
絶妙な力加減でときおり中指で蟻の門渡りをツンツンされながら…
「は…ぁう」
「どう?…今の私の気分を味わう感想は」
「あ…ぁ」
おれは必死に首を振ってイヤイヤした。
…くりゅッ
「ひぃんッ」
指の輪がカリのひっかかりの部分を擦り、おれは思わずのけぞった。
「素直ね」
先生はそう言ってクスッと笑みをこぼす…
- 225 名前:その後のテディ・ベア物語 投稿日:03/08/24 21:40 CbNWgEFd
- 「さ、邪魔なものは取ってしまいましょ」
あくまで右手での刺激は続けながら、空いた方の左手で器用にズボンが脱がされていく!
「ご対面…」
いよいよトランクスに手がかかった。
「あ…いや、嫌ぁ……ッ」
おれは両手で先生をどかそうと試みる。…が、
…こちょこちょ……
「あああっ!!!」
不意に先生の人差し指が亀頭の裏スジ部分を撫で、おれはビクビクッ!と身を震わせた。
手のひらの内で、いいように遊ばれている…
「それっ」
その隙をついて、それまで間断なく刺激を続けていた右手と左手がトランクスの両端をつかみ、
一気に引き下ろされる!
じっくりと刺激され最大限に膨張したおれの巨塔がいきおいよく飛び出した!
続く
- 308 名前:テディ・ベアその後の物語 投稿日:03/09/07 02:42 1+Cg0Ckj
- 「嫌らしい子ねぇ…『嫌だ、嫌だ』とか言いながら、ここはもうこんなになってるじゃない」
焼けた鉄のように熱く・硬くなったおれの性器の感触を楽しみながら、黒沢先生が言った。
「違う…ちがう……ッ!」
おれは先生の手をどかすつもりで腕を握ろうとするが、力が全く入らない。
「違う?違わないわよ。
○○くんはね、こんなふうにされて本当は喜んでるの」
しごく手のストロークが段々と大きくなっていく…
「ち…違……ぁ」
おれはのけぞったまま涙がこぼれ落ちるのを感じていた。
「違う…こんなの、……こんなの先生じゃ…」
(おれの知っている黒沢先生じゃない…)
…ギュッ!
「ふぁっ!?」
急にペニスを握る手に力が込められて、おれはビクリと反応する。
「そっちの方も、違わないのよ…」
ゾッするような低い声で、震えるような怪しい目で、黒沢先生は呟いた。
- 309 名前:テディ・ベアその後の物語 投稿日:03/09/07 02:47 1+Cg0Ckj
- 「気持ちいいんでしょ?」
「うぅ…」
問い詰められるその間にも、おれは間断なく快感のうちに晒されている。
「嬉しいんでしょ?」
「あ…ぁ」
仰向けになったおれの体に、先生が覆いかぶさってくる…
もちろん、手の動きはいっこうに止まる気配を見せない。
「さっきも言ったとおり…今、あなたの感じている快楽も喜びも…全部、私と同じものなのよ?
○○くんが気持ちよければ、私も気持ちいいの」
(…?)
ともすれば薄れそうになる意識の中、先生の言葉は今ひとつ理解できるものではなかったが、
これだけはハッキリしていた。
もう、逃げることなどできやしない。
「快感なのよ」
…ジュクッ………
先走り液に、ペニスをしごく音が濡れた。
「なすすべもなく、快楽に溺れていく男の子の顔を見るのは…ね」
そのセリフが終わるか終わらないかのうちに、突如先生の手の動きが早まった!
- 310 名前:テディ・ベアその後の物語 投稿日:03/09/07 02:52 1+Cg0Ckj
- 「あああああああああああああああああああぁぁぁぁぁ……………ッッッ!
うわぁああああっ!!!!!」
猛然とアソコをしごかれて、おれは予想だにしていなかった猛烈な刺激に絶叫する。
いきなりラストスパートをかけられ、体中の血液がまるで沸騰するかのようだ!
「ほら…ほら……ッ!どう?イイ?○○くん…
イイんでしょ?……たまらなく、気持ちいいんでしょ?
どうなのよ…ホラぁ…っ!」
「いぃいいいいいいい………っ!ぅううううぅぅぅううっ…あ…」
だ…駄目だ!
我慢なんて…我慢なんてできるわけがない……
すぐ、もうすぐイかされる!
でも、でも今イッちゃったら、きっとまたイかされる……ッ!何度も…何度も…
あんなふうにめちゃめちゃに犯されるのは、もう嫌だぁあああああッ!
「あ…ぁ…」
すぐに涎はこぼれ目がトロンとなってくる。意識が、快楽の高波にさらわれていくようだ…
おれの心の叫びもよそに、下半身の方は無情にもどこまでもどこまでも登り詰めていく…
「ひ…く……、ぃ……く…………。……ッ……ゃう…」
- 311 名前:テディ・ベアその後の物語 投稿日:03/09/07 02:54 1+Cg0Ckj
- そしておれのペニスが暴発する直前、絶妙なタイミングで先生の手がピタリと止まった。
「!」
まさかここまで来てジラされるなど夢にも思ってなかったおれは、驚愕に目を丸めた。
そしておそらくはみるみる情けない顔になりながら、
「そんな…先生、と、途中でやめるなんて……」
と訴える。
この責めの恐ろしさはよく知っていた。
滝野達にされたことがあるからだ。
彼女らは、おれが「イかせてくれ」と泣き叫ぶまでジラし続けたことがある。
射精したくても射精できない、その間は本当にこの上ない地獄なのだ。
味わった者にしか分からない…まさしく地獄!
しかも、こんなふうに不意打ちみたく寸止めされるなんて…
「まあ、もう少し楽しみましょうよ」
おれの体に馬乗りになって、鼻先まで近づく黒沢先生の貌はそう言って微笑んだ。
「いっ、嫌だ!」
おれは脚をバタバタさせて、あくまでも逃げようとする。
このままペースに呑み込まれたら(実際、呑み込まれてしまっているが)、また同じことの繰り返しだ。
ペニスが勃起したままなのはツラいけど、このまま何度も何度も死ぬ思いを味わうよりはマシなんだ!
さきほど一度は「逃げられない」と確信したにも関わらず、おれは相も変わらず必死になってもがいていた。
- 312 名前:テディ・ベアその後の物語 投稿日:03/09/07 02:56 1+Cg0Ckj
- 「そう、それで逃げているつもりなのよね…。○○くんは」
「はぁっ……はぁっ…………、…えっ!?」
なぜか、チクリと胸の奥を刺されるような感触を覚えて、おれは思わず聞き返した。
「でもね、私には分かるわ。…『ふり』なのよ、全部。………逃げようとするフリ」
「!」
おれが戸惑ったのは、先生がおれと向き合いながら後ろ手にペニスを掴んだからだけではない。
明らかに先生の囁きにたいする動揺だった。
「ますますカワイイわよね。…恥ずかしいのかしら?それとも、悔しいのかしら?
…自分が、本当はこんな風にされるのが大好きなイヤらしい男の子だなんて」
そう言って、先生は幾分やわらかくなったおれのモノをニギニギと揉みしだく…
「う…ぇあ…」
再び奇妙な刺激を与えられ、おれは小さく呻いた。
「安心なさい」
先生は、優しく言い放った。
「…私にはちゃんと分かっているの。
だから…あなたがこれからどんなに嫌がったり逃げたりするフリをしても、絶対に放したりしないから」
「ひ…ひぃ……」
おれはますます恐怖に怯え、背筋に冷たいものが走るのを感じるのだった。
- 313 名前:テディ・ベアその後の物語 投稿日:03/09/07 03:45 1+Cg0Ckj
- それからは、真の地獄だった。
先生の絶技におれは耐えられるわけもなく、ただ嬌声をあげ、はげしく首をふり、ときおり涙を撒き散らしながら…
それでも彼女は容赦なくおれを責めたて、
昇りつめそうになると手を止めたり思い切り握るなどして絶対に射精できないようにしてくるのだ。
「ぎぃっ!…あぐぅっ!!」
差し込んでいた夕日が徐々に薄れて暗くなるころには、おれはもう大量の汗と涎、
さらに先走り液でぐちゃぐちゃにされていた。
(なんで…)
気が狂いそうになりながら、おれは先ほどから不思議でならなかった。
(どうして、こんなに感じちゃうんだ…ッ?)
先生の指さばきやタイミングは確かに神業といっていい。
しかし(例えばクスリを打たれたとか)、特別なことをされたわけではない。
服を着たままただ無心におれのビッグマグナムをしごきいているだけなのに。
基本的には、いつも滝野達にされていたことと同様なはずなのに…
それにしてはあまりにも異常すぎる快楽が、間断なくおれの全神経をかけめぐっているのだ。
「ほら…何か他のこと考えてるようじゃまだまだダメよ」
クチュクチュ!
「あひぃやぁああああっ!!!」
おれはもう先生の細い指先で撫で上げられればのけぞり、ひねられれば悲鳴を上げている。
- 314 名前:テディ・ベアその後の物語 投稿日:03/09/07 03:50 1+Cg0Ckj
- 「ああっ…先生!お願い、もう…もう……」
おれは先生の腕にしがみつき、上目使いで懇願していた。
先生はうれしそうに2度3度頷いて、それからさらに上気した顔になって答えた。
「『もう』…どうしたの?…○○くんは、私にどうして欲しいの?」
「………」
おれは一瞬躊躇したものの、ゴルフボールくらいにふくれあがった睾丸はもはや破裂寸前で、
一刻の猶予もないように思われた。
慌てて「お願いッ!イかせて!……イかせてください、せんせぇえええっ!!!」と、
男としてなんの誇りも無く情けない頼み方をする。
先生はいつもの優しい顔のまま、穏やかに「じゃ、ひとつ約束してくれるかな?」と言った。
「は、ははははいぃ―――ッ!」
既におれの頭の中は、いま射精したいということだけで一杯だった。
それさえ果たすことができたなら、もうどうなったってイイ…
死んだって構わない!
だから、だから早くイかせてくれぇッ!
ああっ、話しているうちに、せっかくもう少しだった手コキが徐々に弱くなっていく…
ああぁ…あああああぁぁぁ………
- 315 名前:テディ・ベアその後の物語 投稿日:03/09/07 04:54 1+Cg0Ckj
- 「素直になったご褒美よ。○○くんのお望みどおり、これから射精させてあげるから」
おれはパッと顔を輝かせ、
「早く…はやくぅっ!!」
と、腰をくねらせながら最後のとどめを急かす。
「その瞬間、何も考えちゃダメ。頭の中をカラッポにして、射精することだけに集中するの。
きちんと最後まで出すのよ。…いい?」
おれは一も二もなく頷いて、「分かりました!分かりましたからぁっ!!」と一心不乱になっている。
「もし中途半端にイッたりなんかしたら、途中で止めてまた最初から始めるからね」
「は、は、は、はいぃッ!」
その想像に背筋にうすら寒いものを感じながら、
「―――い、一生懸命頑張ってイきます!」
と、己の体に跨っている女帝に対して自分でもワケの分からない返事をする。
「それじゃ、すこし頑張ってみようか」
何の加減かボンヤリ妖しげに光ってみえる目で黒沢先生は小さく笑うと、
すこし身を退いて俺の腰の方に体をかがめた。
そして…ペニスに添えられた彼女の手がまるで他の生き物のようにうねりを加えて動き始めた!
しゅるるるる…にじゅりゅるるるるる……
じゅく、じゅ、くちゅっ……ちゃ…ッ
くにゅ……きゅっ……ちゅ…じゅ…
- 316 名前:テディ・ベアその後の物語 投稿日:03/09/07 04:57 1+Cg0Ckj
- 「い…ひぃ」
おれは喰いしばった歯の間から少し泡が漏れるのを感じながら、「そのとき」を予感する。
「あ…」
き、来た…ついに来た……この境地へ。
間もなく。…間もなく、おれはイくことができるんだ!
この地獄から解放されるんだ!!
やっと…やっと………ッ!
………
……あぁ……ふ…へへぇ…っ………ひっ…
「うっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
その瞬間、「ドギュオウゥ!」と異様な音を立ててペニスが明らかに膨張した後!
煮えたぎる白濁液が、先生の目の高さぐらいまで勢いよく噴出するぅ!
ドブゥ!ぐばぁっ!!……ぶびゅっ、ぼびゅっ、ぐびゅ…………っ!!!!どくん!どくん!
「あっ…うぇあ……ッ………………げ………」
おれは猛烈な射精を繰り返しながら、白目を向いてビクンビクンと痙攣していた。
「素敵…」
そんなおよそ尋常とは言いがたい絶頂を迎えているおれを見て、
黒沢先生は別段動揺することもなく、陶然と呟いた。
びゅ…びゅるっ……
やや勢いは衰えたものの、先生の手に導かれるたびに精液はどんどん吐き出される。
- 317 名前:テディ・ベアその後の物語 投稿日:03/09/07 04:59 1+Cg0Ckj
- 「えひゃあ…ッ……………あひぃ…」
射精し始めてから、いったいどのくらい経ったのか…
20秒?…30秒?
まさか、1分間もイき続けているだなんて事はないだろうけど……けど…もう……あぁ
しかし、このまま黒沢先生の妙技が続けば、いずれどのくらいでも出せそうだった。
「ひ、ひ、ひぃ…」
おれは恐ろしくなって、腰をひねって先生の指先から逃れようとするが、
全身に全くちからが入らなひぃ…ぅ
ぴゅ……ぴゅる………
やがてほぼ出尽くそうかというその時になって初めて、
先生はそっと唇を寄せ、おれにくちづけしてくれる。
意識を失う直前感じたそのキスの感触は、どこまでも柔らかく、暖かく、穏やかだった。
「…ここまでは、別に初めてじゃないだろうに……」
遠くで…先生の囁く声が聞こえている…
「感じやすいのね。
今からこんなだなんて、この先一体どうなっちゃうかしら?」
- 318 名前:テディ・ベアその後の物語 投稿日:03/09/07 05:03 1+Cg0Ckj
- そ…そんな……先生…まさか、まだ……も、もう…許して…
先生……せんせぇ…
おれ、…………おれ……
「…とても、楽しみだわ」
先生がそこまで言ったのは憶えている。
その時おれの意識は既に途切れる直前であったのか、絶望のどん底に叩き落とされることで途切れてしまったのか、
それは定かではない。
続く
- 402 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/09/29 22:18 9eXQpqZc
- …………
「…はっ!?」
目を覚ますと、そこはもとの生徒指導室のようだった。
ひどいことに全裸のまま放置されていたらしい。
おれは真っ暗闇のなかでひとり嘆息ついて、ヨロヨロと立ち上がろうとした。
(ズボン…トランクス、探さなきゃ)
そう思った瞬間、
…くちょッ
「……ぁ」
「!?」
おれはその色づいた声に身を強直させて、あたりを見回し声の主を探す。
…くすッ
………フフフ…
「…ほら…、○○くん目ぇ覚ましたみたいやで……?」
「それじゃ…見てもらおうか?…神楽の、恥ずかしいとこ」
「!!!?」
滝野と、大阪の声!
おれは身構えて耳を澄ます。…近い。
…くちゅ、くちゅ……ッ…
「あ・あぁぁ…」
「?」
なんだ?何をしている…?
- 403 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/09/29 22:20 9eXQpqZc
- おれはわけも分からず、困惑していた。
(…たしかおれは、黒沢先生の手にかかって気絶していたはずだ。
ど、どうしてこんなトコでふたりの声が?それに一体なにをしているんだ……?)
ハッと背後を見た。
「!」
おれは目にしたものの衝撃に、思わず立ちすくむ以外なかった。
「あっ、あっ、あぁ…○○、み、見ないでぇ……ッ」
「か、神楽さん!?」
なんと神楽さんが、この暗い生徒指導室の中…横たわるようにして大阪と滝野に挟まれ拘束されている!
…一見すると3人ともいつもの制服姿のように見えるのだが、よくよく目をこらすと、
神楽は下半身に何も纏ってはいないのだ。むろん、下着もない。
無防備にさらけ出された秘所をクシュクシュと弄びながら、大阪が言った。
「ちょっと待っててや、○○くん。…もうすぐ神楽ちゃんも10回目やからな」
「あぁあああああっ…」
神楽の嬌声でよく聞き取れなかったが、明らかに彼女らは…女同士で慰めあっている!?
「そうそう、あんたのお仕置きはそれからだから、そこで大人しく待っててよ」
「ひ…」
…いや、違う!
慰めあってるんじゃない!か、神楽が、神楽さんが一方的に襲われているんだ!
滝野と、大阪に…おれがいつもされてたように!
- 404 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/09/29 22:23 9eXQpqZc
- 「お、お前ら…一体、何やってんだよっ」
狼狽しながらも必死に声をしぼりだす。
無論、滝野の「お仕置き」という台詞が恐ろしかったということもあった。
精一杯の強がりだったが、ふたりはとうに見抜いているかのように平然と、
「神楽にもお仕置きだよ」
と言った。
「もともと自分が胸触られたのが始まりだったのに、今さら『やめよう』だなんて…ね」
滝野をそう言って、背後から神楽のうなじに舌を這わせる。
「ああっ!と、とも!や…やめ……もぅ………」
快感からか恐怖からか、定かではなかったが、
神楽はカチカチと歯を小さく鳴らすように身悶えた。
「そうそう、お仕置きお仕置きー」
大阪はまた楽しそうに言ってから、仰向けに寝かしつけられた形の神楽の足を腿を腹をサワサワと愛撫しつつ、
「いい塩梅やな…」
大阪は神楽の「そこ」から何かをズルリと引きずり出した。
…ヴヴヴヴヴ………
と、聞き覚えのあるモーター音が鳴り響く。それから、大阪は唇を彼女の秘所へと近づけた。
「あぅ…や、やぁ大阪、ダメ!また…そんなとこ…あ、はぁ…」
…ぷちゅ、くちゃっ…………
大阪はたどたどしく、しかし何の遠慮もなく神楽の秘所を舌で嬲る。
まるで味わうように吸い付いたり、時おり舌の先で陰核のあたりをツンツンとつっついたりしながら…
ふいに深く彼女の奥深くに舌を突き入れると、神楽はまるで電撃でも浴びたようにビクンと全身を振るわせた。
おれも人のことは言えないけど、なんて感度がいいんだ…神楽さん…
- 405 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/09/29 22:25 9eXQpqZc
- そのあまりにもいやらしすぎる光景を目の前に、
さきほど黒沢先生に全てを絞り上げられたはずのイチモツがむくりと起き上がり始めた。
「!」
おれは慌ててその場にうずくまる。
「…ふふ、見てみろよ神楽。○○の奴…神楽のかわいい姿見て、興奮しているぞ?」
後ろから、鼻先と唇をぴったりと神楽の頬に付けながら滝野が囁いている…
「あ…あ……、え…っ?」
神楽さんが、上気したままの顔でこっちを見た(見た、
といっても拘束されているうえ暗闇でよくは見えないだろうが)。
「言ったとおりやろ?○○くん…『いやだ、いやだ』とか言いながら…本当はすっごく喜んでたんやで?」
さきほどの黒沢先生の言葉と同じだ。
まさか、先生がこいつらをここに引き入れたのか!?
…しかし、そうとでも考えなければ彼女らがここに居ることに説明がつかなかった。
大阪の言葉に反論もできずにいると、やがて神楽の言葉が途切れ途切れに聞こえた。
「…そ、……あ……そうだったの?……ぁん、…………○○…?」
そうしている間にも、ふたりの責めは容赦なく神楽の体に浴びせられていた。
「…」
「………ねぇ、そうだったの?○○……あうっ……………○○?……………ぃやん!…はぁっ……ぁ」
ビクン、びくんと痙攣する神楽の動きが、少しづつ小刻みになっていく。絶頂が近いのだ。
「○○…、○○……っ…あ ご、ごめん………ごめんな……い、いつも私…馬鹿だから、…
…○○の気持ちも ………ぅふん………わ、分からなくて………ぇ」
胸の奥から熱いものがこみ上げてきた。
…それはここに及んでなお勃起が解けない己のさもしさによるものか、
神楽のおれに対する愚かしいまでの愛情によるものか…
わからない。
…なにもかも、分からない。
- 406 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/09/29 22:27 9eXQpqZc
- その理由どころか、今感じるものが喜びなのか悲しみなのかさえおれにはもう分からなかった。
「○○…○○ぅ……っ!…うわぁあああああああっ」
ぶちゅ!…じゅばぁ!……ちゃぷっ……くぷぅ…
大阪のクンニがいよいよ激しさを帯びていく!
神楽は後ろの滝野に全体重を預けるかのように上体を思い切り反らし、歯を喰いしばっていた。
「そう、そうだよ神楽…○○だって、いつもいつもこんなに気持ち良いんだよ!?
本気で嫌がることなんてあるもんか…ッ」
滝野は神楽の体を抱きとめつつ右手を彼女のブラウスのなかに突っ込んで何事か忙しく動かしている。
…その動きから、乳首が重点的に攻められていることが(経験上)分かった。そして、その感覚までも…
おれ自身の体の内部から鮮明に思い出されてくるのだ。
そして思い出すうちに、いよいよ股間のたぎりはさらに熱を帯びていく…
「そうだ、神楽……これが終わったら……また………○○を思いっきりイジメて…可愛がって…
喜ばせてあげような……ッ!」
そう教え諭すように言って滝野がチュッと神楽の耳にキスを終えた途端、
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ」
神楽は悲鳴を上げながら、ついには果てた。
それまで大阪に責めに責められ続けた女性器からはぴゅく、ぴゅっと少量の液が漏れているようだった。
男のように明らかな白濁液(それも4、5回だせば出なくなるが)ではないのだが、
それでも神楽は明らかにイッている…。決して演技とか、芝居ではない。
それはなによりも強く確信の持てる事実だった。
…10秒ちかく体を痙直させた後、神楽の体は急に脱力してグッタリとなった。
- 407 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/09/29 22:33 9eXQpqZc
- おれはその場にペタリと力なく座り込む。
まるで腰が抜けたかのようだった。
目の前の、あまりにも壮絶な光景に…
「どやった?」
神楽の蜜液を拭いながら、大阪が無邪気な声で尋ねてくる。
「興奮したやろ?」
そう言って、ふたりはスックと立ち上がった。
窓から漏れ差す月光に照らされて、その顔はこの上なく恐ろしいものに見えた。
「ひ…」
おれは反射的に起き上がって後ろに逃れようとする。
(―――鍵は?)
扉の鍵は開いているのか閉まっているのか…
今なら校舎に残っている人間はそう居ないはずだ!
だが、そう思った瞬間、滝野と大阪は後ろから一度に飛びかかってきた。
「うわっ!…ぷ」
またしてもアッサリ捕まってしまうおれ…
大阪が背後からおれの胴に腕をまわして逃すまいとする。
滝野は、おれの首をそっと抱き寄せるかの如く腕を絡めてきた。
「逃げないで」
そっ…と、囁くような甘い声。それは、いつもの襲われる感覚とはどこか違う。
おれは戸惑いを覚えて「えっ!?」と声を漏らした。
- 408 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/09/29 22:36 9eXQpqZc
- 「お仕置きは冗談。優しくしてあげるから」
先ほど神楽を昇天させた勢いのままなのか、その声はどこか熱を帯び、艶っぽさすら漂わせている。
おれはゴクンと喉を鳴らしてから、しかし「だまされるものか」とばかり、必死にイヤイヤと首を振った。
…実際、今まで幾度と無く欺かれてばかりいたのだから。
「暴れないで!○○…今までのことは謝るよっ」
「!?」
滝野の意外な台詞に、おれは再びいぶしげな顔を彼女のいる背中の方に向けた。
(…微笑っている?)
「だ、だって…」
おれはドキマギ震える声で、搾り出すように言った。
「だって、神楽さんに…おれを犯してやる、って……さっき…」
「―――可愛がる、とも言ったじゃん」
キュッ、と彼女の腕に力が入る。
「私らもな、反省したねん」
大阪が下から言った。
「○○くんだって…いま神楽ちゃんのカワイイとこ見て、こうなっとるやろ?」
不意に、彼女の指がサワサワとおれの膨れ上がったシンボルを撫でた。
「ひゃっ!?」
思わず声を上げて内股になるが、大阪の指はなおもおれのペニスから離れようとしない。
やわやわと握ったり、しごいたりされている…あぁ……
「私らもな、○○くんが気持ち良かったりイッたりするのを見るのが本当に―――大好きなんやで?」
- 409 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/09/29 22:38 9eXQpqZc
- 「あぅ…あぅ」
それは知っている。なにせいつもこれだけ犯されているんだから…
そう言いたかったが、既に与えられ始めた快感に、おれは声を出すことさえ忘れていた。
「けどさ」
滝野が言った。
「○○の気持ちも体力も考えないでメチャメチャにして、すまなかったとは思ってるんだ。
あれじゃいつか死んじゃうし、さすがに○○だって逃げ出すよな」
(あ、当たり前だよ…ッ)
死、という直接的な表現に身震いを起こしながら、おれは心の中で呟く。
「だから、これからは…」
嫌な予感がした。
「これからは、○○の体力と気持ちを考慮して…
逃げなくてもいいくらいのギリギリの線まで犯してあげよう、って事にしたんだ」
「そや。思い切り気持ち良くしてあげて、優しくしてあげて、イかせてあげて、時々休ませてあげて…
そうすれば、いくら犯されても○○くんも平気やろ?」
聞きながら、どんどん顔が青ざめていくのが自分でも分かる。
「このやり方なら一生あんたを可愛がってやれる、って…にゃもちゃんが教えてくれたんだ」
…つまりそれは、
「これから一生涯この『快楽』という名の牢獄でがんじがらめにしてやる」という宣告ではないか!
- 410 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/09/29 22:44 9eXQpqZc
- 「あ、あ、あ……」
おれは無理矢理ふたりの手を引き剥がそうと身をよじった。
このままでは、ぬるま湯の水牢で溺れてしまう…
「あは、承知してくれた?」
「そやな。それじゃゲーム再開や。
○○くん、せいぜい無駄な抵抗しとってや」
必死に逃れようとするおれの体を、彼女らは笑ったりふざけたりしながら…しかし絶対に逃してはくれなかった。
「こ、これじゃ…」
おれは涙声になって叫んだ。
「これじゃ、今までと全然変わらないじゃんか!た、助けてぇッ…んむぅ!」
滝野に強引に唇を奪われる!
ああ、下半身では―――大阪が何か悪いことしているよぅ…
くちゃ、ぴちゅ…
味わうようにキスを続ける滝野。
それからちょっと唇を離すと、透明の細糸が小さく光りつつ落ちて切れた。
「大丈夫大丈夫。今までとは全然違うよ。疲れたら、ちゃんと休ませてあげるから」
クシュクシュとだんだんしごく手のペースを上げながら絶え間ない刺激をペニス与えつつ、大阪も、
「一度イッちゃったら、○○くん自分で勃たせられるまで私ら手ぇ出さへんで?
その間、逃げたら本当にお仕置きやけど」
と、優しいのか残酷なのか分からないことを言う。
うう…もう、本当にもう……
- 411 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/09/29 22:46 9eXQpqZc
- 「それに、これならそのうち逃げる気なんか起きなくなるって…」
ちゅっ、ちゅ、と頬っぺたに滝野のキスの雨あられが降り注ぐ。
(もう、本当に…おれは…)
「時々逃げるふりしてお仕置きされるのも、刺激があってエエかもしれんけどな」
………びくっ!…ビクン、ビクン…ぴゅく……………ッ
「あふぅっ!」
自分でも予想外の早さでおれは絶頂を迎え、薄い液体が2、3滴こぼれ落ちた。
続く
- 424 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/10/01 00:33 FlCmtSwR
- もう悟るほかはなかった。
彼女らのいう新戦略にハマるまでもなく、おれは既に彼女らの虜になってしまっているのだ、と。
…時折り理性を取り戻して「逃げなくちゃ」という気にはなるけれど、
もしかするとそれは先生の言うとおり本気ではないのかもしれない。
ただ逃げようとして捕まってしまう時のあのどうしようもない絶望感が…
恐怖に震え、どんな恐ろしい責め苦が待ち受けているのか想像して身震いするあの瞬間が…
はたして本当に全て苦痛だっただろうか?
心の中のどこかで、どうすることも出来ず彼女らのなかに沈められてしまうのを望んでいないと断言できるか?
「現金やなぁ。いつもはあんなに我慢するくせに、『休ませてあげる』て言った途端、
いきなりイッちゃうなんて…」
自分の指についたおれのエキスを舐めとりながら、大阪は笑った。
「それじゃ休もうか、○○。横になって」
滝野がおれを冷たい床の上に横たわらせると、
「抱っこしててあげる」
と言って、抱きついてきた。
ふわりと暖かい彼女のからだに包まれて、おれはそのひとときに安らぎさえ覚えていた。
大阪も今日は大人しい。
やみくもに刺激を加えてくるようなことはなく、滝野と一緒になって優しくおれの体を愛撫してくれる。
…むく………ッ
- 425 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/10/01 00:35 FlCmtSwR
- 「あ…」
何としたことだろう?
そんなふうに抱かれていると、射精してから2分と経たずにおれの性器は徐々に硬度を取り戻していくのだ。
「ひぃ…」
た、勃ってしまったら、また喰われちゃう…
(や、やばい!鎮めなきゃ…おさめなきゃぁ…)
おれは必死に何か別のことを思い浮かべるようにして、なんとかペニスを萎えさせようと試みた。
しかしどうしたものか、その興奮は一向に冷めやらない。
やがて滝野がそれに気づいて、クスッと笑みを漏らした。
「ほんとだ…」
「そやね…」
朦朧とする意識のなか、かろうじて二人の囁きあう声におびえつつ「な…なんなの?」と、恐る恐る尋ねてみる。
「ん…。これなら絶対○○は逃げられないね、ってハナシ」
「…」
異論を挟む余地はない。
おれは…もうすっかりやられてしまっている。
「そんなに怖がらなくてもいいよ。『ギリギリまで犯す』って言ったって、無理矢理ヤッたりしないから」
(ほ…本当なのか!?)
おれは安堵にホッと胸を撫で下ろす思いだった。
だが、そんな彼女らの優しい言葉を耳にするほど、おれのシンボルはかえって元気を取り戻していく!
な、なんで…ッ!?
- 426 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/10/01 00:38 FlCmtSwR
- 「おやぁ…?」
滝野はわざとらしく声をあげて、完全に起立したマイ・サンに指を添えて硬さを確認しつつ、
「お元気ですなぁ」
と、意地悪っぽく微笑んだ。…本当に、嬉しそうだ。
あくまでやさしく、2度3度しごいてやりながら、
「どうする?」
と滝野が尋ねてくる。
「だんだんツラくなって来ただろ?そろそろ…えっちする?」
「…」
「まさか、こんなになったままじゃ帰れないよな」
おれは顔を真っ赤にして目を逸らした。…逸らした先に、大阪の顔があった。
「それとも、してあげよか?」
大阪も尋ねてくる。その言葉に、おれのその部分だけがグン!と反応した。
どんな言葉よりも説得力のある返答にほかならない。
「うぅ…」
これまで以上に惨めな気持ちになって、おれは呻いた。
(そうか…)
おれはひとり納得しようと思った。
(おれの体は…もうおれのものじゃないんだ)
…おれがどんなに嫌がっても逃げようとしても、この体が既に支配されてしまっているのでは、
それがままならないのも仕方ない。おれが悪いわけじゃない。
―――そう思うことにしよう。
ゆっくりと制服を脱ぐふたりの姿を目にしながら、おれはそう結論づけることにした。
- 427 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/10/01 00:40 FlCmtSwR
- 諦観を決め込んでしまうと、意外にも気分は楽だった。
罪悪感を感じることがなくなったからだろうか?なにせ、悪いのはおれじゃないんだから…
「じゃ、最初は私からいくでー?」
大阪が、仰向けになったおれの体に跨ってきた。
…ひたり、と彼女の一番複雑な箇所がおれのモノに触れる。
「…」
おれは完全に抵抗するのを放棄して、されるがままになっていた。
…にゅぶる、…ぢゅぼぉ…っ
「ぅ…あ………ぁっ、あっ!」
たっぷりと蜜に濡れた大阪の膣内に迎え入れられ、おれは歓喜の声を上げた。
「動くで?」
「…」
彼女はおれの返事を待たず、男のからだに跨ったままゆっくりと前後運動を開始する。
にゃぶ、…ちゅぶ、……ぐぶ…きちゅ……
粘膜と粘液の淫靡な音だけが、暗い生徒指導室の静寂を拒んでいる。
「い…ひ………」
もうあらがうのは止めようと思った。それは苦しいだけだからだ。
どうせ逃げることなどかなわないのだ。
なにもかも忘れて、この快楽の中に埋もれてしまおう…
- 428 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/10/01 00:41 FlCmtSwR
- 「はぁ…、あ…ど、どうや?○○…くん」
可憐な顔を快楽に少しゆがませながら、切なく甘い声で大阪が尋ねてくる。
「う…うぅ」
おれは目をつむって首を振った。
「ふ…フフ、あかん…なぁ……ハァ、…こ、こんなになっても…………ャン!
…まだ…心は体ほど素直になってへん…ッ」
そう言いつつ…しかし徐々に自分の与える快楽に屈服していくおれの姿は、
彼女にとって愉悦を覚えるのに充分なものらしく、その満足げな表情からはいささかのかげりもうかがえない。
おれは滝野の素肌に膝枕をされた格好で、身も心も大阪にむさぼられている。
…ぐぢゅ、じしゅ…、にちゅ…ぱんッ……ぐちぃゃっ……ちゅくっ!…
「あっ、……あっ…あっ!」
おれは2度3度ビクンと痙攣して、「その時」の到来を予感した。
「い、いいで…○○くん。…私も、私ももうすぐイきそうやから……○○くんも…感じてや…ァン!」
徐々に大阪のピストン運動が加速していく。打ち付けるように強く…肉壷の中はいよいよ蠢いて……
ああ、快楽が、快感が際限なくどんどん膨れ上がっていく……
滝野も膝枕をしながらやさしくおれの頬を撫でてくれる。
「あ…あーっ!」
ズビュルゥウウウウウーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
あらゆるものに満たされながら、おれはついにほとばしる絶頂を大阪のなかにブチ撒けた!
射精が始まるその瞬間、それまであれほど強く腰を打ち付けていた大阪は、
不意にその動きを止め、ギュッと上からおれを抱きしめてくる!
目をとじ、頬擦りしながら耳を噛んでくる!あ、熱い吐息がぁ…
大阪はまるでおれの射精の感覚さえ味わっているかの如く…じっくり、じっくりと………ッ
おれを包み込んでいる器官の肉壁までもが、大阪の気持ちに呼応してキュッと締め付けてくるようだ!
- 429 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/10/01 00:46 FlCmtSwR
- …どくん!…ビクン…ビクッ……びゅくっ……………
「あ…ひぁ……ふ」
脳髄まで真っ白になって、おれはその絶頂にひたっていた。
…もうどうなってもイイ………ひぃ……………
…
………
しばしの静寂がおとずれた。
おれの硬直はまだ大阪の肉のなかで時々ピクンピクンと脈打っている…
大阪はギュッとおれを抱きしめたまま、滝野は膝枕をしてくれたまま…
3人とも動くことも喋ることもしなかった。
ただ、滝野も大阪もどこか満たされた表情をしている。
…おれの顔もそうだったかもしれない。言葉など必要としない雰囲気が、そのときその場にはあったのだ。
やがてカラカラ…と、生徒指導室の扉が開いた。
「どう?」
入るなりそう尋ねてきたのは、おれたちをこの底なしの螺旋の中に引きずり込んだ張本人…黒沢みなも先生だった。
続く
- 465 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編」 投稿日:03/10/03 00:52 z0b3fHQO
- 「あっ、にゃもちゃん。職員会議は終わったの?」
「ええ、先生方もみんなお帰りになったわ」
そう言って、指導室の中に入って戸を閉める。念のためなのか、鍵をかけてからこちらに向き直った。
「にゃもちゃんの言うとおりだったよ。もう○○ったら本当、Hなんだ」
先生は滝野の言葉を聞いて、暗がりのなかで薄く微笑んだ。
「そうね。してあげればしてあげるほど喜ぶわ。コツは休ませ方にあるの。…だんだん分かってきたでしょ?」
「うん!」
「さすが、にゃも先生や」
彼女らはそう言って笑いあう。
「ただ、気をつけないと勢い余って壊しちゃうから…特に皆でするときは注意してね」
「はーい」
じょ、冗談じゃない!
「…帰らなきゃ」
そんな3人をよそに、おれはひとり呟く。
「家に帰らなきゃ…」
大阪の体を乗せたまま起き上がろうとして、しかし滝野がそれを押さえつける。
「か、かえして…もう」
「ちゃんと休ませてあげるってば。…ほら○○、いい子いい子」
きかない子供をあやすみたいに、滝野はおれの顔を撫でる。
黒沢先生は、おれの言葉に「もっともだ」と頷きつつ、しかし、
「4人とも、お家のひとには『補講で遅くなる』って連絡しておいたわ」
と言って、おれをさらにどん底へと叩き落とすのだった。
「…あ…あぁ……」
情けない顔で、涙がこぼれそうになる。
先生はそんなおれの顔を見て、ゾクゾクと身を震わせた。
- 466 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編」 投稿日:03/10/03 00:55 z0b3fHQO
- 「やったーっ!それならもっともっと遊べるね?○○っ」
「ひ…ぃ」
(…限界!ゲンカイだってば!)
そう叫ぼうとして、おれは驚愕の事実をみた。大阪はそれにすぐ気づいて、
「あ…○○くんの、もう大っきくなってきたで」
と嬉しそうに言った。
彼女の中で一度は果てたおれのペニスが、早くも本日3度目の復活を遂げているのだ!
「ちょ、ちょっと待って、…ちょっと!ぉ」
おれは慌てて懇願する。が、滝野も大阪もそんなおれの狼狽ぶりとは対称的に、
「…うん。待つ」
とおだやかに言って微笑んだ。
…その言葉どおり、そのまま強引に搾り取られるようなことは無かったが、
しかしふたりともおれを解放するつもりなどつゆほども見受けられない。
滝野の枕膝はしっかとおれの頭部を挟みこみ、
大阪は上からおれを押さえ込みながら胸に首に舌を這わせて、常におれを脱力させていた。
やわらかに、マイルドに、あたたかく…しかし、それは紛れもない束縛だった。
…「束縛」。
その事実を意識すればするほど、おれの起立はどんどん硬直を帯びていく!ああ!助けてっ!
弱弱しく、それでもふたりの体を押しのけようともがいていると、
「あんまり聞き分けがないようなら…抜いちゃうで?」
「……え?…えっ……………ッ!?」
不意に大阪は言って、それまでおれに覆いかぶせていた上体を起こすと。徐々に腰を上げていく。
大阪の中から…ぬらぬらと闇の中で鈍く光るおれの肉棒が、少しづつあらわになっていった。
- 467 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編」 投稿日:03/10/03 00:56 z0b3fHQO
- 「○○くんのがどうなってるか、皆にもしっかり見てもらわんと」
「あ、待っ!…やめ………ちょっ……ま、待って!!」
しかし今度の頼みは聞きとどけてはくれなかった。
―――じゅ、ぶるボロン!
「あ…ふ」
抜ける時の刺激に色を帯びた小さな声をあげつつ、大阪は恍惚とした表情でおれを見下ろしていた。
大阪のヴァギナから吐き出されたおれのペニスは、
3人の女帝の真ん中で滑稽なほど見事な自己主張を遂げている。
だが、彼女らはそれを目にして笑いもしない。
……ゴクリ。
誰のものとも知れぬ唾を飲みこむ音に、おれはおののいた。
大阪の淫口から白濁液が垂れ落ちてくる…外気に晒され、ペニスが寒い……。
いま気づいたけど、おれは大阪ともコンドーム無しでして(されて)しまったんだ!…あぁ………ッ
も、もし子供が出来ちゃったら、どうするつもりなんだ二人とも!
「にゃもちゃん、する?」
不意に滝野が先生に言った。
(な、な…なんで?何のつもりだ、滝野?)
度重なる精神的ショックの連続で、もはや言葉が声になって出てこなかった。
「…いいの?」
黒沢先生は上気した顔のまま尋ね返した。
(よくない!)
おれは心の中で必死に叫んでいる。当然、彼女らに届きはしない。…届いていたところで、結果はあまり変わるまい…
- 468 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編」 投稿日:03/10/03 00:59 z0b3fHQO
- 「うん。○○も、きっと喜んでくれると思うから」
「そう」
それじゃ、遠慮なく…と言って、先生は一枚上着を脱いだ。
…ビキッ
ペニスの硬直が強くなる。
亀頭は真っ赤に充血のていを示し、茎の部分は限界まで反り返っている。
周囲には血管が浮き出てまるでイトミミズが這っているようだ!
自分のものが…こ、こんなに…こんなに大きく、硬くなるなんて…ひぃ…ぐ……
「嬉しい?○○…」
母親のような声で、滝野が言った。横たわるおれの体をサワサワとまさぐっている…
「あ…あ…」
「そっか」
―――ギュッ!
「ぎゃっ!?」
いきなり乳首をつままれて、おれはのけぞった。
「それなら、『先生』にもいっぱい可愛がってもらおうな」
ぐりぐり…ぎゅっ、ギュッ!
やや強く乳頭をつまみ上げる滝野。
「あ!…ぁひあい(痛い)っ……ふ……ぅ…あ……」
- 469 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編」 投稿日:03/10/03 01:03 z0b3fHQO
- 「もう、何言ってるか分からんで?」
大阪はやんわりと先ほど下の口に呑み込んでいた男根を握ると、上下にゆっくり擦りはじめた。
くちゅ…じゅぶ……ちゅく……
愛液と精液にまみれたおれのペニスが、歓喜の声をあげている…
メリメリ…と、充満した血液が海綿体の組織を破りつつ、
己の限界を超えて膨張させようとしているのが感じられる。
こ、怖い!
「ぎ…ぃあ……」
やがて全裸になった黒沢先生が、おれの目の前に立ちはだかった。
―――窓から漏れる月光に照らされるその姿は、まるで異世界の美しさを漂わせている。
「さて」
妖気そのものの顔でおれを見下ろしつつ、先生が静かに言った。
「覚悟はいい?」
「あ…か……ぁ」
おれは震えながら、涙をこぼす。
「…そうね。早く何とかしないと、破裂しちゃうわね」
そう言って先生は腰を落とし、それまで大阪が大事そうに握っていたペニスに手をかけた。
そして…滝野たちのものよりもいささか濃い茂みの中へとリードして……
―――ず、にゅる……ぢょぼぉおおおおおおおッッッ!!!!!
「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」
- 470 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編」 投稿日:03/10/03 01:05 z0b3fHQO
- ガクン、ガクン…ガクンガクッ!!!!
挿入の快楽に、おれの全身は耐え切れず明らかに異常な痙攣を繰り返していた。
中が…膣内が、や、ヤケドするほど熱い!ぬめる!柔らかい!
これが成熟した女性の内部なのか…?
た、滝野たちのものとは違う!あんなにキツくはないけれど…けど…
あ…う、動く!?中の動き方が…蠢き方が、ぜ、全然………ぜんぜん違うぅぅううっ!!!!
た、たす…助けてぇッ!!!!
―――ぐぢゅるぶ!
異様な音を立てて、挿入が最後まで完了する。
先生は根元まで呑み込んだきり腰を動かしはしなかったが、膣内部のヒダが想像もつかないほどの運動で、
俺を窮地に追い込んでいく!
「あ…ふふ、いい…可愛いわ…○○くん」
陶然とした目で黒沢先生が呟いた。
「ひ…ひ……ッ!」
おれは既に真っ白になりながら、迫り来る快感の猛撃に正気を保つ事で精一杯だ…
「1年のときからずっと可愛いコだとは思ってたけど…まさかこんなふうにできる日がくるなんて…
フフ、夢のようね……」
……おれにとっては悪夢以外のなにものでもない。
そりゃ、好きだったけど…先生のこと憧れてたけど、おれはこんなふうにされるのを夢見てたわけじゃあないんだ!
…なのに、なのにどうして!どうしてこのカラダは…こうも逆らうことが出来ないんだ?!
- 471 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編」 投稿日:03/10/03 01:09 z0b3fHQO
- 「動いてもいい?」
「だ…ダメ!……だ…ぁ」
しかし、先生の中にうずもれているおれの一部分が、まるで別の生き物のようにビクッ、ビクッと先生を急かしている。
「それじゃ、いくわよ」
「あ、あ、あ…」
もはや、このひとはおれの声など聞いてはいない。
いや、先生に限らずこの場にいる女性は皆、おれじゃなくおれの性器としか会話していないんだ!
なんで!?…じゃあ、なんでおれはココに居るの!?
誰か!
誰かぁッ!!!
ぐ…じゅぼっ!
「くひぃ!」
あ、あぁ…先生が…先生が徐々に動き始めて…イヤァ………
じゅ、ぐじっ、じゅぷっ…ぢゅくん………
「ひぁあああああっ!いいいいいぃぃぃぃイ胃飯井易居いIiihhhh……………ッ」
信じられないような快楽の渦潮のなかに巻き込まれ、おれはなすすべもなく悲鳴をあげさせられている!
「ふ…ぅ…くぅんっ!」
かつては妄想ばかりで実際に目にすることなどかなわないとさえ思っていた…先生の色っぽい喘ぎ声が、
その快感をさらに倍化させ…おれはさらなる高みへとのぼっていく!
「あぐぅ!あぎぃッ!」
- 472 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編」 投稿日:03/10/03 01:14 z0b3fHQO
- 「あ…ぁんっ!」
せ、先生も感じてるッ?
おれを犯しながら、先生も……あ・あぁ……
「すごい…先生、色っぽいわぁ」
「綺麗…」
薄れゆく意識のなかで大阪と滝野の声がそう聞こえたような気もするが、
おれは今それどころではなかった。
問題は先生の美しさよりも、その先生にむさぼられているおれ自身の無事を保つことができるか否かだ!
じゅぐ、ぶぢゅ、じゅくん…ちゅく…………………
「ひぃ…ぎゃああああっ、ああああっ」
「は…あは♪は、イイ…いい顔よ……○○くん……ぅふっ……は…あ…ん」
狂気に彩られた先生の台詞に、おれはますます恐怖を覚える!
「カワイイ…ぁはっん!…可愛いけど、可哀相ね…。
きゃぅっ……あ、かわいすぎるのが…いけないのよ……○○くん…
あなたがあんまりカワイイから、皆…狂ってしまうんだから…ぁ」
恨むなら、そういう星のもとに生まれついた自分の不幸を恨みなさい…
あまりにも無慈悲な言葉を投げかけた後、
先生は不意に我慢し切れなくなったのか、いきなりガシガシと腰を激しく動かし始めた!
- 473 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編」 投稿日:03/10/03 01:16 z0b3fHQO
- ずしゅ!ぐち!ぶちゅっ!!にゅちぃッ!!ぱん、ぱん…!
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
のけぞった先でも滝野が待ち構えていて、泡をふくおれの口に唇をよせてチュッ、チュッとキスを浴びせてきた。
ち、窒息する…
もう、もう死ぬ!本当に死ぬ!!!
殺されちゃうよぉおおおおおおおおおおおおっ!
アアアアアアアあああああああああああああああああァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ………
「ぎぃ…ぅぐうううううううううっ!!!!!!!!!!」
ビュル!ビュルルルルルルルルルルルルルルルゥゥゥゥゥゥッッッ………………っ!
あ…あ…
ついに、ついに出た!出しちゃったぁ
先生の中に射精しちゃった!あ!あふ…ぅ…
「うわぁあああああああーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
…ぅルルルルルルルルルルるるるるーーーーーーーーーーーーーーーーッ…
と、止まらない!
止まらないぃ!あ、あぁっ?せ、先生が腰の動きを停めて…
一体どうするんだ?何をする気なんだぁ…ッ!?
おれの上に上体をかぶせてきたので、さきほどの大阪みたくしがみついて来るのか?と思いきや…
先生はおれの胸に両腕を置いて腰にかかる体重を減らすと、
――――ガクガクガクガクガクガクガクガク!
「あぎゃぁああああああああああああああああああっ!!!!!!!!」
こ、腰の運動を小刻みにして、さらにおれを中の中から搾り取っていくぅ!
- 474 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編」 投稿日:03/10/03 01:19 z0b3fHQO
- 「す…すごいで…ともちゃん」
「あ、あぁ…」
ふたりはまるで呆然としていた。
それまでおれにしていた逆レイプなど、先生の性技からしてみるとまるで児戯にも等しいことを悟ったからだろう…
ぐじゅるぶちゅ…きゅちゅきゅ!……ちゅぷ…ピュッ……きゅちぃ……
「あぎゃ……はぁ……………………あ」
なにもかも吸い取られ、おれは死の一歩手前で漂っていた。
続く(次々回更新にて完結)
- 788 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/12/08 19:18 8trKTmGd
- ひとしきり吐精の感触を味わった後、先生は上からおれの身体をギュッと抱きしめてきた。
豊満な乳房に塞がれて窒息しそうになりながら、
おれは既に、自分が正気を保っているのか否かという事さえ分からなくなっている。
そんな朦朧とした意識の中、
「○○…」
と、おれを呼ぶ声が聞こえた。
滝野でも大阪でもない。
いつの間に目覚めたのだろう?そもそもおれがこの地獄に引きずりこれる原因を作った女の声…
――神楽だった。
「あ…ぅ」
おれはかすれた呻き声を漏らしながら、先生の下敷きになったまま声の方向へと手を伸ばす。
…ギュッ、と優しい暖かさがその手を包み込んだ。神楽が握ってくれたのだ。
言葉はいらない。
もう、おれには神楽を責めるつもりなどなかった。
ただただ神楽に誤りたかった。
結局、最初から最後までおれを…このおれ自身を見ていてくれたのは神楽だけだったのだ。
しかし、気付くのがあまりにも遅すぎた。
おれがいつまでもグジグジしているうちに、いつの間にかこんな状況になってしまったのだ。
(ごめん…)
心の内に呟いた。
- 789 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/12/08 19:19 8trKTmGd
- (ごめんよ…神楽……こんな、情けないヤツで……)
だが、不思議なことにこうして手を握られると、気持ちは徐々に安らいでいく。
まるで全てが救われるような気分だった。
(…そうなんだ)
おれはひとりで納得していたが、それはかなり真実に近い確信だったと思う。
(神楽は、おれのことが…
おれも…神楽のことが……)
「○○…」
神楽の優しい声が、もう一度おれの名を呼んだ。
「良かったね……大好きな黒沢先生と………」
優しいが、どこか哀しげだった。
「○○が嬉しいなら…○○が幸せなら……私も幸せだよ?…本当に、良かった……」
ポタ、と…何か熱いものがおれの手のひらにこぼれて落ちた。
「あ…ぁ…う……」
違う、と言いたかった。
しかし喉が枯れて声がでない。この時ほど何かをもどかしいと思ったことはない。
伝えたいことが伝えられないのををこれほど苦しいと感じたことが今まで果たしてあっただろうか?
(違うんだ神楽、…おれは…おれはお前のことが…)
- 790 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/12/08 19:19 8trKTmGd
- 「○○が喜んでくれるなら私…
私も、頑張って○○のこと…苛めて、犯して、可愛がってあげるから―――」
「あ…あぁ……」
そう、結局はこうなってしまうのだ。
どんなに抗おうと思っても、覆そうと思っても、最後には予想しうるドン底まで堕とされる…
そんな残酷な事実に一矢も報いることなく、おれは巨大な何かに呑み込まれようとしていた。
何より、自分の肉体が(自分の意思とは無関係に)そうされたがっているのも事実だった。
今の今まで完全に萎えきっていたおれのペニスが、黒沢先生の柔らかさのなかでムクムクと首を持ち上げてくる。
先生はニコリと笑うと、
「次は、神楽さんにしてもらいたいみたいね」
と言った。
先生が片脚を上げてペニスを引き抜くと、引き抜いた先からポタポタと薄い精液が垂れ落ちた。
引き抜いた後には、また隆々としたペニスがあらわになっていた。
「神楽ちゃん、タフやなぁ」
大阪が何か言ったような気もする。
「○○も…よくがんばるナ」
滝野がやや不機嫌そうに呟いたようにも思える。
だが、目の前の神楽に心を奪われているおれには、ほとんど耳には入らなかった。
- 791 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/12/08 19:21 8trKTmGd
- 「○○…これ、勃っちゃってるけど……イったばかりだし、少し休む?」
「ぁ…ひ……ぃ」
おれは確かに首を振って拒絶の意思を表したはずだが、神楽は、
「ホラ…ちゃんと言わないと分からないよ」
と言って、その場所におれのペニスを引き込んでいく。
「ぁ…や……」
ズブ…と、神楽の中に入ろうとした瞬間、びくびくびくっ!と、おれの体は細かく痙攣した。
まるで、彼女に喰われることを喜び迎えいれるかの如く…
「じゃあ、入れるぞ…?」
ズズズ…
神楽がわざとジラすようにゆっくりと腰を降ろしてきた。
「ぐ…ぁが… あ」
もはやそれが快感なのかどうかさえ分からない。
…心も身体も苦しかった。
ペニスは射精しすぎて痛い…
今日はあまりにもショッキングなことが起こりすぎて、もう何も考えたくなかった。
(…償い)
それでも、ふと脳裏をかすめる言葉がある。
(…これが神楽に対する償いなんだろうか?)
黒沢先生が言った言葉、
「―――あまるほど償わせてあげる」
とは、今まさにこの状況のことを指しているのだろうか?と。
- 792 名前:テディ・ベアその後の物語・完結編 投稿日:03/12/08 19:23 8trKTmGd
- 神楽には、何もおれに「償わせてやる」などという気持ちは毛頭ない。
単純に…この上なく単純に、ただただおれを喜ばせようとしてこうしてくれているのだ。
今のおれには、肉体的に責められたり犯されたりしたいなどというの欲求が、彼女らの誤解だとは言い切れない。
(…だからこそ)
おれは、彼女の好意に応えなければならないような悲愴な気分すら抱いていた。
むろん、それもおれの命が保てばの話だが…
「ぐ…う…ぅ…」
おれの呻き声にウットリと耳を傾けながら、神楽はつぶやいた。
「いい声…」
最後まで挿入がなされ、おれは再びこの最高の締め付け具合の中に閉じ込められている。
(ああ、温かい…)
おれも目を閉じることにした。
(溶けてしまおう)
神楽の中に全てを注ぎ込んで、溶けて消えてしまいたかった。
もし本当にそんな事ができるなら、おれは迷わずそうしたに違いない。
だからせめて目を閉じて、この残酷な現実を見ないことにする。
おれは…
…お れ……は―――
****************************************
続く(次回更新で完結)
- 808 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/12/09 17:51 cc3UfRMg
- 「ちよちゃん、一緒に帰ろうか。…その肉まんのお店教えてよ」
放課後の雑然としたクラスの中、よみが言った。
昼休みの話題が、ひそかに彼女の腹の虫を鳴かせていたのだ。
「すみません、今日は私の番なんです」
本当にすまなさそうな顔をするちよに、よみは「おや」という顔をして、
「そうだった?ちよちゃんと誰?」
と尋ねた。
「神楽さんです」
少し上気した顔で答えるちよに、
「そっか。じゃ、今度よろしくね」
肉まんを逃してしまったことをちょっとだけ惜しく思いながら、よみは手を振ってちよと別れた。
そこは食欲の秋である。
…しかし一方の少女は、これから満たさんとするもうひとつの欲望に気を昂ぶらせていた。
その後、美浜ちよはひとり学校の裏山へと足を運ぶ。
そこは小高い丘になっており、町を広く見渡せるのだ。
が、彼女の目にはそんな景色などまるで映っていなかった。
ただ、雑木林の中にひっそりと建っている小さな社(やしろ)を目指すのみである。
「…」
もちろんひとりだから、無言なのは当然だが…
この少女を知る誰かがその時の彼女の顔を見れば、ただごとではない雰囲気を感じ取れたはずである。
やや息を荒げ、何かに憑かれたような目は何事かというふうだった。
- 809 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/12/09 17:52 cc3UfRMg
- ちよは社の戸を少し開けて、中の様子を覗き見た。
以前開けた時、彼がものすごい勢いで飛び出して逃げようとしたため用心のつもりだった。
どうせすぐ外が怖くなって戻ってくるくせに、未だにここから逃れようとする本能が残っているのは一体どういうわけだろう?
鍵をかけているわけではないのに、わざわざ外から開けてやらないと出てこれないというのも不可解な話ではある。
あの時はともが居てくれたから、すぐに追いかけて捕まえてくれたのだが…
なにせ今は自分ひとりだから、逃げられたら多少面倒なことになってしまう。
…が、心配することは無かった。
「彼」は、社の奥で横になって静かに眠っているようだった。
「○○さん…」
ちよはそっと彼の名を呼びながら、社に入る。
「…ぁ……う…」
名をよばれた少年はちよの姿を確認し、ノソノソと起き上がりながら呻き声をもらした。
まるで何かに怯えるような、それでいて何かを求めるような、何ともいえない声だった。
ちよも皆の例に漏れず彼のそんな声を耳にするのが好きだった。
「大丈夫。怖くないですよ…ホラ」
と言って、ちよが両腕をひろげて歩み寄ると、
男は四つん這いでやや警戒した眼差しのまま、野良犬のように恐る恐る擦り寄ってきた。
鼻先を、少女のまだ膨らみかけの胸に押し当てて小さく鳴らす。
石鹸なのかシャンプーなのか、とにかく鼻腔にひろがる良い香りが彼のこころを和らげた。
そのまま彼女の胸にほお擦りして甘えてくる。
- 810 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/12/09 17:53 cc3UfRMg
- 「うふふ…」
ちよは年格好に似合わぬ妖しげな笑みを浮かべながら、そんな彼の頭をそっと撫でてやった。
「今日は神楽さんと私だから、よろしくね…?
…お仕事が終わったら、ゆかり先生がまたホテル連れてってくれるって。
またお風呂で洗いっこしようね?○○さん」
「あ…ぁ…」
虚ろな瞳が右に左に泳いでいるが、
ちよはまるで愛しい子供へそうするように、ゆっくりと…そんな彼を愛撫する。
「昨日は黒沢先生のお家で楽しかったの? 榊さんとともちゃんは、優しくしてくれた?」
「ん…ぁ」
犬が答えるようにその小さな女の子の顔を見上げる。―――が。
「○○さんのことだから、またお尻責められて喜んだりしてたんでしょ…
今日は私がしてあげようかな。
それとも、今日は思い切りおちんちんシゴかれて何度も何度も出す方がいい?
泣いてもわめいてもイけないように、たくさんジラしてあげましょうか?」
徐々に…ちよの声は低いものになっていた。
「…ひ……ぃゃ…」
彼も身の危険を感じたのか、ちよの細い体から離れようとする。
…が、そこは少女の方がいち早かった。
体をぶつけるようにして瞬く間に抱きしめられてしまうのだった。
顔に覆いかぶさってくる。真っ暗闇で何も見えない。
ただ、ちよのやわらかな体だけが感じてとれた。
「めっ!…悪い子にはお仕置きですよ?
もう、どうしたって○○さんは絶対に逃げられっこないんだから」
彼が喜ぶよう耳たぶを軽く噛みながら、ちよは熱い吐息で執拗に囁いてくる。
- 811 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/12/09 17:54 cc3UfRMg
- 少女の言うとおり。
…結局、少年は自分の運命から逃れることができなかった。
黒沢教諭を始めとする彼女らが壊さぬよう気を配っていたにも関わらず、
日々続く快楽は着実に彼の精神を蝕み、ついには廃人同様にしてしまったのだ。
表向きは行方不明ということになっている。
まるで神隠しにでもあったかのように、彼の消息はプツリと途絶えてしまった。
当初はクラス内でも大騒ぎで、彼がどうしてしまったのかという話でもちきりだったが、
もともと地味な生徒だったこともあり、一週間もすると話題にすら上らなくなってしまったのだ。
そのじつ彼は、意外にも近い場所でひっそりと暮らしていた。
「暮らしている」と言っても、彼自身が自力で生活することなどもはや不可能である。
ひとりまたひとりと増えていく「飼い主」達の庇護のもと、
彼女らの愛玩動物としてかろうじて生き延びているに過ぎなかった。
彼に人間としての自我が残っているのかどうかは疑わしい。
だが、獣は獣なりに自分が彼女達の喜びであることを理解しているようだった。
そしてそれは、もしかすると動物として…いや、むしろ人間としてこの上ない幸せといえるかもしれない。
「…さぁ、それじゃ早速……神楽さんが来る前に一度出してしまいましょう。
今日の部活はミーティングだけだって言ってたから、あまり時間ないです」
瞬く間に全裸にされ、その上にちよが跨った。
スカートの中は何も履いていない。無毛のふくらみとピンク色の綺麗なすじがちらりと覗いて見える。
男は知っている…まだ未発達な彼女の性器は、彼のものを飲み込むにはやや狭すぎて痛いのだ。
「ぁ…ぁ…」
幾度となく悲鳴をあげ涙目になりながら、しかし腰を降ろそうとするちよを退かすことはできなかった。
- 812 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/12/09 17:54 cc3UfRMg
- …ちゅ、ちゅる…く…………ぎぢゅッ!!
「かはぁっ…」
「…ぁんっ」
ふたりの喉の奥から同時に漏れる声は、苦痛と快楽という対照的な組み合わせであった。
飲み込む側に痛みはないのだろうか?
「……ふ……ふふふ……ゃんっ……あっ…くぅ……ッ」
むろん、ちよにとっても挿入は容易ではない。
―――とはいえ、やはり嬉しいのだ。
大の男が自分の与える愛情を無条件に受け入れ、服従し、やがて痛みと快楽の狭間でもがく姿を眺めるのが…
それがちよにとって何よりの快感だった。
ぎぢゅ……ちゅぐ、じゅ…
騎乗位というよりは上から○○の身体にしがみつくような格好で、ちよは何度も腰を動かした。
動かしながら、無心に少年の胸を腹を吸っている。
出し入れしながら彼とくちづけを交わすにはいささか背が足りないが、
その表情はすでに幼い少女のそれではない。満ち足りるを知ったオンナの貌そのものである。
「ふっ!……ふぐ………ッ」
ふいに、男の身体が弓反りになった。
射精が近いことを予感しながら、彼はまた思い出していた。
- 813 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/12/09 17:56 cc3UfRMg
- ただでさえ狭苦しい彼女の膣の中、尿道を圧迫された状態で精を放つのは猛烈な苦痛を意味するのだ。
初めて彼女と交わった(させられた)時などは、痛みのあまり射精などできなかった。
2度目ではペニスが射精のわななきを繰り返しながら、堰き止められた精液の逆流に悶絶した。
…さりとて膣の外に吐精すれば、どんな折檻をされるか知れたものではない。
それはそれでおそろしいが、迷っていられるほど今の彼には余裕がなかった。
出る、という瞬間、彼女の腰を持ち上げペニスを抜き去ってから射精するつもりだった。
「○○さん……○○さんっ…………あっ、あっ、あーーーーーーッ!」
「~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!?………はぅッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そんな思惑を知ってか知らずか、ちよは射精の瞬間、
彼の身体をはさみこんだ両脚に力を込め、ガッチリと固定して逃げられないようにしてしまう。
ビグンッ!
少年がひときわ大きくのけ反り、ちよは身体が少し跳ね上がるのを感じた。
だが、咥えこんだモノは絶対に放さない。
ドクン……ドクン、ドクン………びくっ、びゅぐっ………
「お・お・お ぉ……ぁ…… …ぃ……がっ」
「あ……はぁ……ピクピク…いってる…中で…ぁんっ」
肉体の奥底から湧き上がるかたまりは、彼の尿道をムリヤリ押し広げながらちよの膣内にぶち撒けられた。
その脈動を、少女は満足げな表情で受け止めている。
- 814 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/12/09 17:57 cc3UfRMg
- び…ぴしゅっ…ッ!
一部受け止めきれなかった白濁液が、彼と彼女の結合部から漏れて飛び出した。
うち数滴が畳に跳ねたが、ちよはお構いなしにさらに腰を上下させた。
皮肉なことに放たれた精液は潤滑液の役割を果たし、ピストン運動はますます激しくなっていく…
男の方は、快楽と激痛に耐えかね白目をむいてピクピクと痙攣を繰り返した。
…いつの間に来ていたのか、神楽はそんなふうに絡みあうふたりの姿をじっと見守っていた。
(せめて)
と、彼女は悲しげな目を伏せてひとり思う。
(見ていてやるよ。…さいごまで)
立ち尽くす少女の背を、戸の隙間から入り込んだ夕日の光が薄橙色に照らしていた。
神楽は緩やかな動作でスカートのホックに手をかけた。
テディ・ベアその後の物語 ~了~