543 :大阪純愛 :02/11/01 19:09 ID:rWJdze2m
「くそー、遅刻しちまう、、」
いつもならとっくに学校についている時間に俺は必死で自転車をこいでいた。
(もう深夜番組みるのやめようかな、、)
時刻は8時26分。30分までに登校すればセーフだ。このままいけばまだなんとかまにあうかも。んっ?
(なんだあれ)
信号がで足止めをくらっていた俺の視界に、あたりをきょろきょろ見回している女がはいってきた。なんだかえらく困ってる様子だ。向こうもこっちに気づいたらしく息を切らして走ってきた。
「あ、あの」
うちの学校の制服だ。
「なんだ?」俺は息を切らしている彼女に言葉を返した。向こうは一呼吸おいて
「××高の人ですか?」と聞いてきた。
「、、あぁ、そうだけど」おまえもだろ、と心の中でつっこみを入れつつ応答した。
「あぁ、よかったぁ、どこにあるんですか?」
「はぁ?、、、」あまりに唐突な問いに俺は一瞬言葉を失った。
「どこって、あんた××高生じゃないの?」
「なんていうか、、今日からそうなるんやけど、道に迷てもて、、、」転校生か、というかあと2分で遅刻だ!最近ゆかり先生に目つけられてるからな、次遅刻したらどうなるか、考えただけでも怖い。
「乗れ!」ほっとくわけにもいかない。
「え、、でも」「いいから!」「う、うん、、」俺は転校生を乗せて全力で自転車をこいだ

544 :大阪純愛 :02/11/01 19:10 ID:rWJdze2m
「ふぅ、何とか間に合ったな」時刻はぎりぎり8時30分。HRは40分からだけど30分までに校門を通らないと遅刻扱いになる。
「どうも、ありがとう」
「いいって別に、じゃあな」
俺はさっさと教室へ向かおうとした。
「あのっ」まだなんかあんのか、、
「なんだ?」おれはやれやれという感じでいった。
「職員室ってどこですか?」、、、呆れてものもいえなかった。
「そこに職員室って書いてあるだろ」といって、職員室の札を指さした。
「あっ、ほんまや、全然気づかへんかった、どうもありがとう。」
いままでの俺の経験からするとああいう天然ボケとつきあうと余計な迷惑をこうむる。しかも本人に悪気がない分なおさらたちが悪い。



545 :大阪純愛 :02/11/01 19:13 ID:rWJdze2m
「あぁつかれた。」
俺は教室について一息ついていた。
「おはよう長谷川」
後藤だ、こいつは中学のころから一緒で何かとよくつっかかってくる。
「どうしたんだよ、いつもよりだいぶ遅いじゃないか?」「まぁ、ちょっとな。」
あいにく今の俺にはこいつの無駄話につきあう気力はもちあわせてなかった。
だけどこいつはそんなことはお構いなしだ。今度のテストのこと、
最近始めたポストペットのこと、彼女のことなど、
俺にとってとるに足らないどうでもいいことを話してくる。
俺は適当に聞き流しながら、向こうで女子がはなしているのを見た。
なにやら滝野がさっきから盛んに騒いでいる、まあいつもあんな感じだけど。
「今日転校生がくるんでしょー?。しかも関西人って話じゃん!」
(転校生?)
あぁ、そういえばゆかり先生が前そんなことを言っていたような気もする。
転校生か、、、、なにやら雲行きが怪しくなってきたな。


546 :大阪純愛 :02/11/01 19:15 ID:rWJdze2m
『きーんこーんかーんこーん』
チャイムの音が鳴ると同時に勢いよく教室の戸が開いた
「おらー!席に着けー!」ゆかり先生だ。どういう先生かっていうと、
まぁかなり型破りな教師だ。さっきまで騒いでいた女子も早々と各自席についた。
こういうことに関してはこのクラスは割とまじめなほうなのかもしれない。
「今日は新戦力をつれてきたわよー!さっ、入って」先生がそういうと、
案の定さっきの天然娘が入ってきた。
(あいたー、、、)
予想が的中して俺は頭を抱えた。回りではまるで外人さんがきたように、
関西人だ関西人だと騒いでいる。
「ほらほら静かにー、さ、自己紹介して」
転校生はみんなの視線を受けて緊張しているのか、顔をすこし赤らめている。
「春日歩です、よろしくおねがいしま、あっ」
向こうも俺に気づいたのか少し驚いた様子だ。
「んっ?」先生も転校生、春日歩の視線を追って俺を見ているのに気づいたようだ。
「何、長谷川くん、この子と知り合い?」「えっ」
なんと答えたものか、「、、、まぁ、、一応」と俺は曖昧に返事をしてみせた。
「それならちょうどいいわね、春日さん、長谷川くんのとなりね」
(おいおい、、、)
まさかこうなるとまでは俺も予想していなかった。なんか面倒なことになりそうだ。
(なんだよ、隠してたのかよ、おまえも人がわりぃーな)
後藤が小声で話しかけてきた。こういうあらぬ誤解を招くからこういうのは苦手だ。
「えへへ、さっきはどうもー」
春日がへらへら笑って言ってきた。一般的にかわいい部類に入るんだろうが。
「別に」俺はぶっきらぼうに一言いうと、さっさと前を向いた。


547 :大阪純愛 :02/11/01 19:16 ID:rWJdze2m
HRが終わると早速滝野たちが春日に絡んでいる、
まぁ転校生っていうのは最初はみんなの注目を浴びるもんだ。
そしてそのうちなじんでくると、昔からクラスにいたような気になってくる。
「関西人って、うるさいイメージあったけど春日さんはちがうね」
「関西人みんながうるさいわけやないから」
そりゃそーだ。
「おまえは偽物だー!」
「えぇ、、」
また滝野が訳のわからんことを言い出した。
こいつとは小学校から顔見知りだが、ほんとに疲れるやつだ、春日も大変だろう。
「偽物っていわれても、、、」
春日も対応に困っている。
滝野みたいなタイプはごくまれだろうから、初めて会うやつは十中八九戸惑う。
「な、なんでやねん」
「OK!」
滝野はぐっと親指を立ててすごくいい笑みをうかべた。
心の底から満足している様子だ。春日もけっこう早くクラスになじめそうだな。
(って、なんで俺あいつの心配なんかしてんだ?)
別に俺には関係ない。俺は読みかけの本に目を落とした。


548 :大阪純愛 :02/11/01 19:17 ID:rWJdze2m
「春日さん、英語の教科書は?」
英語はゆかり先生の授業だ、春日は初日から早速忘れ物をしたようだ。
「忘れたのー、しょうがないわねー。じゃあ長谷川くん、見せてあげて」
「えぇ、、」
早速だ、別に教科書を見せてやるくらいいいんだが、なんかふに落ちない。
(しょーがねーなぁ)
「えへへ、ごめんなぁ」
春日はすまなそうなのかそうでないのか、
よくわからない笑いをしてそういってきた。
「いいよ別に」
最初はなれない環境だから、忘れものもするだろうと思っていたけど、
何日かたって春日もだいぶクラスになじんできた頃にも。
しょっちゅう忘れものをした。そのたびに俺がフォローするはめになって、
なんか俺が春日の保護者役みたいになってきた。


549 :大阪純愛 :02/11/01 19:19 ID:rWJdze2m
「ただいまーっと」
俺は家のふすまを開けて、祖母と祖父に帰りを伝えた。
「あぁおかえり」
二人はいつものように。俺を出迎えた。
俺は部屋にもどるとベットにねころび今日のことを思いかえすのが癖だった。
(今日はかなり疲れたな。しかし春日、大阪なんてあだ名付けられて災難だな、
滝野もネーミングセンス昔からかわってねぇーな)
俺は少し思い出し笑いをした。
…なんだか最近部屋に帰って思い出すのは春日のことばかりだ。
世話が焼けるせいもあるだろう。
ただあいつはなんだか他人のような気がしない。
なにかひどく懐かしい。感じがする。


550 :大阪純愛 :02/11/01 19:20 ID:rWJdze2m
春休みが終わって二年めの一学期がやってきた。
春日もすっかりクラスになじんだが、
忘れもの癖はいっこうになおる兆しはない。
環境なんて問題じゃなかった。あいつは根っからだ。
このクラスは二年になっても顔ぶれどころか席順もほとんど変わらない。
おまけに担任はゆかり先生だ。多分新しく覚えるのが面倒なんだろう。
あの先生ならありうる。よって春日と俺の席も隣のまま。
相変わらず世話をやいている。

「じゃあたのんだぜ長谷川ー」
「わかってるよ」
今日はついてない。授業ではよくあてられるし、遅刻もした。
挙げ句の果てにじゃんけんに負けて体育の用具のあと片づけだ。
「ふぅ」
俺は一人ではかなりしんどい感じの量の、跳び箱やらマットを眺めた。


551 :大阪純愛 :02/11/01 19:21 ID:rWJdze2m
(やっぱついてねー、、)
「長谷川くん」
春日だ。
「んっ、あぁ、何だ春日」
「あの、一人で大変そうやし手伝お思て」
「いいのか?」
春日は大きめに頷いた。
「それじゃあ頼むわ」
春日は思ったよりもよくやってくれて、かなりスムーズにすすんだ。
途中でよくどじることもあったけど、まぁそれはそれ。
「これで最後や、っと、うわあ!」
「アブねぇ!っいて!」
俺はマットにつまずいてこけそうになった春日を助けようとしたが、
春日がもっていた跳び箱が俺の頭にジャストヒットした。
(うぅ、、やばい、、意識が、、)


552 :大阪純愛 :02/11/01 19:22 ID:rWJdze2m
「いてててて…なんだぁ」
俺はやっとのことで目を覚ました。頭がまだ少し痛い。
(そうか……用具の片付けしてて…)
そうだ、春日が手伝っていてくれたんだ。
物置のなかは窓からさすわずかな光しかなく、
しばらくほとんど何も見えなかったが、
だんだん目が慣れてきて近くに横たわっている春日を確認した。
「おい春日!春日起きろ!!」
「んー……あぁ、寝てへんよ、、起きてました。」
「なに寝ぼけてんだよ」
とりあえず俺は春日はほっといて今何時なのか確かめようと扉を開けようとした。
が、扉はうんともすんともいわない、外から鍵がかかっているようだ。
多分先生か誰かが、俺たちがいるのに気づかず閉めてしまったんだろう。
「くそぉー、おい!誰か!いないのか!?あけてくれ!」
俺は扉をたたいたり叫んだりしながら応答をまった、
しかし向こうからは何も聞こえない。そういえば体育の授業は五限目だった。
もう学校もおわってしまったのかもしれない。


553 :大阪純愛 :02/11/01 19:23 ID:rWJdze2m
「最悪だ…」
俺はため息まじりにそういうと、まだ寝ぼけている春日に目をやった。
「あれ?ここは?」
「体育館の物置だよ。」いまいち事情がわかってないようだ。
「気絶してるところ、誰かが気づかずにドア締めちまったみてーなんだよ。
つーかなんでおまえまで気絶してんだ?!」
俺はまだ目が覚めきってない様子のことも考慮し、少しきつめに言った。
「えぇーと、ようおぼえてへんのやけど、、
多分びっくりして気絶してもたんやと思う。たまにそういうこともあるし。」
たまにあるのか…。
(とにかく誰か助けをよばねぇと……そうだ!)俺は少しの希望をもった。
「春日、おまえ携帯持ってるか?」
「持ってへんよ」
少しも希望は音を立てて崩れ去った。
「そうか、、俺も持ってねーよ…」
俺はため息を一つついた。こいつと出会ってからなんだかため息が多くなった。
「ごめんなぁ」
春日は眉をひそめていった。
いつもの忘れものをしたときのゴメンとは重みがちがあった。
本当にすまないと思っているんだろう。


554 :大阪純愛 :02/11/01 19:26 ID:rWJdze2m
「いいよ別に。手伝ってくれようとしたんだろ」
空気がなんだか重くなってきたので、俺はいつになくやさしめに言った。
「ありがとう。長谷川くん、やさしいんやな」
「ば、ばか。なんだよ急に」
こんなこと滅多に言われないので少し戸惑った。
「いっつも迷惑かけてばっかりやから、たまには役に立ちたいとおもてたんやけどな。」
「だからいいって、別に、きにしてねぇよ。」
「……わたしって、よう忘れ物するやんかー…でもな。半分くらいはわざと忘れてたん。」
「えっ?」
訳がわからなかったけど。春日の口調はいつになく真剣だった。
「なんで?」
俺がそう聞くと、少し間をおいて、春日は決心したようにして口を開いた。
「やってそうしたら、長谷川くんと机ひっつけて授業うけられるから…」
「………」
言葉がみつからなかった。今の春日の言葉の意味するところは、
さすがの俺でもわかる。だがこういうのは苦手だった。
だからこれは俺なりの返事のしかただったんだと思う。
「ん……」
俺は春日に唇を重ね、マットの上にゆっくりと押し倒した。


555 :大阪純愛 :02/11/01 19:27 ID:rWJdze2m
「はぁ……長谷川くん?」
突然の出来事に戸惑っているのか、春日は混乱したようすだ。
俺は春日のセーラー服を脱がしにかかった。
「あっ……いや…」
春日の言葉を聞いて俺ははっとなった、さっきから何をしているんだ。
一言もしゃべらず今まさに春日を襲わんとしている。これではまるで…。
「わ、わりぃ!」
俺はさっと身を引いた。気まずい空気が流れる。我ながら馬鹿だとおもう。
春日に会わせる顔もない。だが次に春日からでた言葉は予想外だった。
「ええよ…」
「!?」
俺は、一瞬耳を疑った。
「いいって、おまえ…俺がなにしようとしたかわかっていってんのか?」
「うん、なんかHなことやろ」
倉庫のなかは暗くてよくみえなかったが、
それでもわかるくらい春日は顔を真っ赤にしていた。それにしても。
(「Hなこと」か…)
俺はこの言葉になんだか、子供っぽいようなくすぐったい感じをおぼえた。
すこし吹き出してしまった。


556 :大阪純愛 :02/11/01 19:30 ID:rWJdze2m
俺は春日を再びマットに押し倒すと片手をスカートの中へ入れた。
「あっ……」
春日はくすぐったそうな声をだした。俺はそのまま指を秘部へとすべらせ、
下着の上からそっとなぞりあげた。
「ひゃぁ…ん……」
俺は下着の上に這わせた指で秘部を何度もこすった。
下着ごしにあふれてくる春日の淫水の感覚が確かに指先に伝わってきた。
俺はなんだかじれったくなってきて、
スカートに手をかけ下着ごとずりおろしてしまった。
春日の秘部が外気にさらされた。うっすらと、まだ生えかけのような陰毛が、
幼さを残しながらも、春日が女であることを物語っているようだった。
「あ……いやや……」
春日はかなりはずかしがっている様子だ、
おそらく異性に見せるのは初めてなんだろう。こうはずかしがられると、
ますます変な気分になる。俺は春日の大股の間に指を滑り込ませると、
包皮に包まれながらも充血していた淫核をこすりあげた。
「ひゃあぁ…ぁあ」
「春日……」
俺は前戯はこのくらいにしようと思い。いきり立った自分の肉棒をとりだした。


557 :大阪純愛 :02/11/01 19:31 ID:rWJdze2m
「わっ!」
春日は俺の逸物をみるなり驚きの声をあげた。
「な、なんだよ」
「あっ、ごめん…、初めてみたから…。これが、男の人の…おっきい……」
「そ…そうか?…」
俺はなんだか照れたような気分になった。
「って、おい!」
俺はびっくりしてつい声をだした。なんと春日が俺の逸物をくわえていた。
「どこでおぼえたんだよ!」
俺はついつっこみを入れたが、よくよく考えてみれば、
春日も俺と同年代なんだから、別に知っていいても、不思議はない。
だけどなんだかこいつがこういうことを知っているというのがどうにも意外だった。
「えへへぇ、ふぇらちおっていうんやろ?黒沢先生に教えてもろたん」
(なんて教師だ…)
しかし、春日はのフェラはうまかった。とても始めてとは思えない。
これは才能というやつなのか…。俺はものの30秒たらずで射精してしまった。


558 :大阪純愛 :02/11/01 19:32 ID:rWJdze2m
「んっ、あはっ、えほっ!」
「あ!、わ、わりぃ…」
「ううん…ええよ、わたしで感じてくれて、うれしいで…」
「………」
俺は、春日の顔をまじまじと見つめた、
精液でぬれているせいかなにかすごく色っぽく見えた。
俺は再び春日をマットの上に押し倒すし、自分の肉棒を彼女の秘部にあてがった。
「じゃあ、いくぞ春日…」
「う、うん…」
春日はかなり不安な様子だ。
ここで時間をかければかえって怖がらせることになるかもしれない。
俺は自分のモノを入れていった。
「ん…あぁ!…んん!」
「大丈夫か?…無理そうならやめても…」
「ええよ…大丈夫、」
春日は笑ってはいるもののかなりつらそうだ。
「わかった…。すぐすますから」
俺は早く春日を痛みから解放してやろうと。
一気に春日の秘部へモノを押し込んだ。


559 :大阪純愛 :02/11/01 19:33 ID:rWJdze2m
「あ!…くっ…あぁ!」
「、春日……」
俺は少しでも痛みを紛らわせてやろうと。何度も春日に口づけた。
「いたいか?…」
「ううん、平気、平気やから…。もっと長谷川くんを感じさせて。」
本当はいたくてしかたがないはずだ。
でもそんなことをいわれると収集がつかなかった。
ただ春日のことだけを考えて、懸命に腰をふった。
「あぁ!んはぁ!」
春日の内部がぎゅっとしまった。たまらず腰をふりつづけていると、
春日の喘ぎ声のなかに甘いものが混じり始めた。
苦痛と快感の入りまじったようなこえだ。
「わたし…長谷川くんが好きやで……はぁあ…」
「俺も…、おまえが好きだよ……一緒に気持ちよくなろうぜ…」
腰をさらに強くふりながら、俺は春日に返事を返した。
「あぁ、ひゃ…あぁあは!」
痛いだけだった春日への刺激が、だんだん別のものにかわってきたようだった。
春日はもう達する直前のようだった。
「あっ……あはぁああ!」
春日が声を上げた瞬間、膣全体が、さらに俺のものをぐいぐい締め付けてきた。
春日と俺は絶頂を迎えた。


560 :大阪純愛 :02/11/01 19:34 ID:rWJdze2m
結局この出来事は、六限目の半ばぐらいの時で、放課後、
バレー部が部活にきたとき、やっと俺と春日は解放されたって訳だ。
(それにしても)
俺は帰り道、となりで満足そうな笑みを浮かべている春日を見て思った。
(はじめての場所が体育館の倉庫か)
なんだかこれでいいのかという気になったけど。
春日の顔を見ているとそんなことはどうでもよくなってきた。
「なぁ長谷川くん」
「なんだよ?」
「手ぇつながへん?」
「嫌」
俺は即答した。
「えぇー!えーやんか。さっきあんなに…」
「それでもだめだ」
「うー…」
春日はほっぺたをふくらませ納得いかないという顔をしている。
なんだかそれが異様に滑稽にみえて笑えた。
「もし赤ちゃん出来てたら、長谷川くんどうしてくれるんかなぁ?」
春日が逆襲してきた。もちろんそのことについては考えてある。
俺はそんな無責任な男じゃない。
「さぁ、どうするかな」
俺はいたずらっぽく応答してみた。
「あぁー!ひどいなぁ!絶対責任とってもらうでー!」
春日が怒っても全然迫力がない。俺はまた笑いがこみ上げてきた。
(わかってるよ)
春日は相変わらず世話がやけそうだ。
でもこいつの世話なら一生焼いてやってもいいなどと。俺は密かに思った。


18 名前: 賊,大阪純愛 投稿日: 03/01/14 19:02 ID:3VNGjpKm
「あぁー…、終わった終わったー」
ホームルーム終了のチャイムがなるやいなや、俺はため息混じりに唸った。いやいや終わっていない。高校も3年目、それもいよいよ受験の季節だ、帰ってからも勉強しなくてはならない。
「長谷川ー、長谷川ー」
「ん?」
だれだと振り向くと昔ながらの顔なじみがいた、最近髪を切った滝野だ。
「なんだよ、なんか用か?」
俺は心底だるそうに答えた、今の呼び方は人にものを頼むときの呼び方だった。ただでさえ疲れてるのに、こいつの相手は勘弁だ。
「そんなうざそうにするなよ。今日大阪休みじゃん、あんたこれ届けてくんない?」
滝野が今日配られた授業のプリントを俺に出してきた。
「はぁ…あんで俺が?…おまえが届けにいけよ…」
俺はあくび混じりにそういった。



19 名前: 賊,大阪純愛 投稿日: 03/01/14 19:04 ID:3VNGjpKm
「いいじゃん、あんたらつき合ってんでしょ?」
「はぁ?」
俺は滝野の少々予想外の発言に少し口ごもった。体育館倉庫の事もあった手前、はっきりと違うともいえない。というかなんで滝野が知ってるんだ?
「な、だれに聞いたんだよ!?」
「だれって…見てりゃだれでもわかるよ。多分みんな知ってるよ」
「そ、そうなのか?…」
一応学校等では、そういうそぶりは見せなかったつもりだが、なんともこういう事は隠せないものなのかどうなのか、男と女が一緒にいたら即恋人だと思われる、今日の日本の性質なのか、そういえば北朝鮮って南とかあるんだろうか。
「それにしてもさ…」
「な、なんだ?」
俺が混乱して訳のわからないことを考えている時に滝野が割って入った。



20 名前: 賊,大阪純愛 投稿日: 03/01/14 19:05 ID:3VNGjpKm
「変わったよね、あんたも大阪も。っていうかあんたは昔に戻った感じ」
「昔?」
いつになく滝野はしみじみとした様子で言った。
「ほら、あんなことがあってから、あんたばかみたいにつっぱっちゃって。
一人ですさんでたじゃん、でも高校に入って、大阪がきて、少し前みたいに笑うようになった」
俺は少し黙り込んだ。滝野の言っているのは多分俺の両親のことだろう。
両親と言っても母親のほうは顔もおぼえてない。俺が生まれてまもなく亡くなったらしく、
写真も親父が全部処分してしまっていたからだ。
親父も俺の記憶の範囲では酒ばっか食らっていたどうしょうもない親父だ。
そのせいで肝硬変で死んだ。
これは小学4年くらいの時だったから滝野が言っているのはこっちの事だろう。
まぁ親父の事はあまり好きではなかったけど。幼い頃から唯一家族と呼べる存在だったのだから、死んだ時は悲しかった。



21 名前: 賊,大阪純愛 投稿日: 03/01/14 19:06 ID:3VNGjpKm
「親父の事か?」
「うん、みんな結構心配してたんだよー、よみや他のやつらも」
「そうだったのか」
これは少し意外だった。あのころの俺って不良っぽかったからな。
「だからさ、大事にしてあげなよ、大阪のこと」
「………春日は、別に」
「いいじゃん別に、隠す事ないって!」
滝野は俺の背中をばんばんたたいた。
「いてて!何すんだよ」
「いーからいーから、じゃあこれ、頼むわ!」
滝野はプリントを俺に押しつけて、さっさと廊下へ出ていってしまった。
「お、おい滝野!」
俺が呼び止めようとしたときにはもう滝野の姿はなかった。
「あいつあんなに早かったか?」
なんだか走り去る時に、滝野の頬を雫がしたたり落ちるのを見た気がした。多分気のせいだと思う。



22 名前: 賊,大阪純愛 投稿日: 03/01/14 19:07 ID:3VNGjpKm
「はぁ…なんで俺が…俺はあいつの保護者じゃないっつの」
俺は結局春日の家にプリントを届ける羽目になった。
(他人の家って苦手なんだよなぁ)
何を隠そう俺は他人の家があまり好きではなかった。
というか知り合いの親が苦手だった。なんというか、変に気を使ってしまうのだ。
あと敬語を使うのが苦手だった。小さいときはまあ敬語を使わなくても許される感じがするだろう。
だが中学生や高校生になってくると話は別だ。
人の親に向かっていきなりため口というわけにもいかない。
だから極力話さくてもいいように勤めるのだ。
我ながら世渡り下手だと思が、でも根っからのそれなのでしょうがない


23 名前: 賊,大阪純愛 投稿日: 03/01/14 19:08 ID:3VNGjpKm
春日の家までもうすぐだ。
(そういえば春日の親ってみたことねーな)
俺は倉庫の事での事を思い出した。とりあえず妊娠は免れたが、
責任とってもらうの印象がちょっと強かった。俺は自分がスーツを着て、
「娘さんを下さい!」とか頭を下げている姿を想像した、
というか想像できなかった。こういう事に関しては俺もまだまだガキってことかもしれない。



24 名前: 賊,大阪純愛 投稿日: 03/01/14 19:08 ID:3VNGjpKm
「あぁ、長谷川くん、いらっしゃい」
家に着くと春日が迎えてくれた。見慣れた顔が出てきて、俺は安堵のため息をついた。
「ほら今日配られたプリント届けにきてやったぞ」
俺は鞄からプリントを出し、春日に手渡した。
「え、ありがとう、わざわざごめんなぁ」
「いいよ別に、それより具合はもういいのか?」
「うん、もう大丈夫みたいや。明日は学校いけそうやで」
「そうか、まぁ無理すんなよ。じゃあまた明日な」
「あ、ちょっとまって」
俺が帰ろうと踵を返した瞬間春日が言った。
「あの、せっかくやしちょっと上がっていかへん?」
「えぇ?」
俺は少し躊躇した、少しぐらいならと考えたが、やっぱりだめだ。
だいぶ良くなったといってもまだ病み上がりだ。おとなしくねていたほうがいい。
「だめだ、病み上がりが重要なんだよ。おとなしく寝てろ」
「えーやんか、ちょっとくらい。私大丈夫やで」
「だめだよ。寝てろ」
「ほんなら、長谷川くん一緒にねよーな」



25 名前: 賊,大阪純愛 投稿日: 03/01/14 19:09 ID:3VNGjpKm
気がついたら、俺は春日の部屋のベッドで横たわっていた。
隣には春日もいる。まぁ仕方がないだろう。俺だって男だ、
彼女に一緒に寝ようと言われてそのまま帰れるほどの理性は持ちあわせていなかった。
「よかった、私ずっと一人だけやったから、少しさびしかったんよ」
「一人?おまえのとこ共働きなのか?」
「ううん、うちの両親…まえ大阪におるときに死んでしもたん」
「!?」
俺は驚きの表情を隠せなかった。こんな話は初耳だった。
まぁ俺も自分の家庭の事は話してなかったけど。
「……そうだったのか…」
「うん…飛行機事故で……二人とも、結婚記念日で…オーストラリア行くときに…」
気がつけば春日の目から大粒の涙がこぼれていた。
「帰ってきたときは…ちっ…小さい箱ん中…うぅ…入って」
「もういいよ春日…」



26 名前: 賊,大阪純愛 投稿日: 03/01/14 19:10 ID:3VNGjpKm
俺は泣いている春日をそっと抱きしめた。
「…あんまうまく言えねーけど。俺は多分死なないから…おまえを一人にしたりしねーし。…そんなに泣くなよ」
自分でも結構恥ずかしい台詞だと思うが。なんだかこれ以外思いつかなかった。
「うん…ありがとな。……もう大丈夫やで。でもあたし一人って訳じゃないんやで。
おじいちゃんとおばあちゃんもいるし。一昨日から旅行中やけど。それに私二人がいた昔も好きやけど。
長谷川くんやみんながいる今がすごい好きやで。やから大丈夫」
「そうか……おまえはすごいな」
俺とは大違いだ。
「そうかな、えへへ」
「あぁすげーよ」
ホントにすごいと思った。なんで俺は昔こういうふうに考えられなかったんだろう。
「長谷川くんどないしたん?ほんなにほめてくれるなんて。今日ちょっとへんやで?」
「そうかもな」
俺は少し間をおくと春日と唇を重ねた。
しばらくそうしたあと俺は手探りで春日の股間をパジャマ越しにさわった。



27 名前: 賊,大阪純愛 投稿日: 03/01/14 19:10 ID:3VNGjpKm
「ん…はぁ…長谷川くん……」
「春日……」
俺は春日の下着の中に手を入れなかに指を入れていじり回した。
「はぁふ……あぁ…はぁ…」
とりあえずいやがってはいないみただったので。上着のボタンをはずし始めた。
「あっ、自分で脱ぐさかい…」
「いいだろ。脱がしてやるよ」
「えっ、ちょっと長谷川くん」
俺は、焦る春日を後目にさっさと脱がしていった。しばらくして、
春日は一糸纏わぬ姿になった。
「…長谷川くんも脱いでぇな…」
春日ははずかしそうにそういった。
「あぁ…わかってる」



28 名前: 賊,大阪純愛 投稿日: 03/01/14 19:11 ID:3VNGjpKm
「はぁ、はあぁ、んん…」
「くっ…大丈夫か…春日…」
さすがに2度目ともなるともう痛いと言うことはないらしくすんなり入った。
それに今度はコンドームも付けているので準備も万端だ。
「う……ん、大丈夫やで…」
「じゃあ、動かすからな、、」
「う、うん……」
その返事を聞くと、俺はその言葉通り、細い腰を掴んで思う様に擦り上げたり、
揺すり上げたりする。
「あぁ、あぁ!はぁ…、は…せ川くん…はっ」
春日はびくびくと反応し、華奢な体を悶えさせる。
部屋の中にパンッパンッっという音が鳴り響いた。
「あぁ…すごい…はぁ…イってまう!」
「くっ!…春日…俺もイキそうだ…」
次の瞬間、春日と俺は絶頂を迎えた。



29 名前: 賊,大阪純愛 投稿日: 03/01/14 19:12 ID:3VNGjpKm
「じゃぁ、また明日学校でな」
気がつけばもう夜の8時半だった。
晩飯の時間もとっくに過ぎてて、すっかり腹ぺこだ。
「うん、気いつけてなぁ」
春日は脳天気な顔でそういった。
これから帰って勉強だというのにこいつの顔を見ているとなんだかこっちまで脳天気になってきそうだ。
「あっ、長谷川くん」
帰ろうと踵を返した瞬間また春日が呼び止めた。
「なんだ?」
「えっとあの…また、しよな」
少し春日は言った。俺は少し面食らって
「あ…あぁ…」
と曖昧な返事をした。




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